藤栄道彦のレビュー一覧

  • 妖怪の飼育員さん 5巻

    Posted by ブクログ

    ほんと、面白い
    妖怪モノ好きとしちゃ、自信を持ってお勧めできる
    極端な言い方をすれば、この『妖怪の飼育員さん』を読んでいないのに、妖怪モノが好き、と名乗る奴は偽物じゃなかろうか
    藤栄先生は、そこまでじゃないよ、と言うかもしれないが、私にとっちゃ、それくらい大好きな作品だ
    様々な魅力がギュッと詰まっているが、やはり、皮肉のエッジが効いているってのは、確かな強みだ
    藤栄先生が、普段から、ニュースや新聞、ネットをチェックして、ネタ探しに手を抜いていない、と読み手に伝わってくるくらい、時事問題の扱い方が上手い
    妖怪の個性を上手く絡める事で、世間を騒がせた事態をからかい、おちょくり、笑いに変える。これは、藤栄先生に類まれなるセンスがあるからだ
    また、この(5)でも、ヒロイン・鳥月ちゃんの妖怪誑しっぷりは、大いに炸裂している
    まさか、悪妖の代表格とも言える、神野悪五郎までもが、彼女のキャラに惚れ、力と部下を貸してくれるとはなぁ
    きな臭い、良からぬ動きを、日本へ毒牙を突き立てようとしている、国外の妖怪が見せ始めた事で、ストーリーがますます面白くなってきているので、鳥月ちゃんの才能は、ますます発揮されそうだ
    そんな鳥月ちゃんに負けず劣らず、けど、明らかにベクトルが違うモテっぷりをかましてるのが、大源だ
    嫌いじゃない奴ではあるんだが、何だかんだで、彼が女系の妖怪に可愛がられているってのが、この作品で一番にして最大の怪奇だろうよ
    まぁ、やる時はやりそうって雰囲気があるもんなぁ、彼
    なので、次巻では、大源が男らしい活躍をしてくれたら嬉しいなぁ
    しかし、彼の場合、敵として自分を女系の妖怪が襲ってきても惚れてしまい、相手を救う為に、とんでもない無茶をしそうである
    美女の吸血鬼なら、自分の血を全て飲ませそうだし、別嬪の狼女なら片腕くらい食べさせそう。可愛い悪魔っ娘なら、躊躇いなく、魂を渡す契約にサインするんじゃねぇのか、彼
    どの回も面白いが、私が勝手に、藤栄先生らしさが出てるなぁ、と感じたのは、#54「管狐」だった
    人の心は綺麗なものばかりじゃない。誰かを恨む心、妬む心、羨む心があるものだ
    確かに、それらは負の感情だが、それらがないと、人間らしさも薄まってしまう
    負の感情があるからこそ、人はそれに負けないよう、自分を変える努力が出来るんだから
    この台詞を引用に選んだのは、世の世知辛さを表現してるなぁ、と感じたので
    守りたい、それは立派な考えだ。何ら、恥ずかしくない
    しかし、知っておかねばならない、守るってのは戦うってこと。戦うのに、自分の手は汚さない、なんて無理な話だ
    誰かを守るってのは、誰かを倒すってことである
    大切な物を守るために自分が傷付く覚悟もないのに、「守りたい」ってコトバは口にしちゃいけない
    一線を越える決断を、この場で下せた鳥月さんの心は、強い
    「どうした?自分は誰も傷つけず、いい子ちゃんでいたいか?お前がためらってる間に、戦ってる奴はやられちまうぞ」(by神野悪五郎)

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    2019年04月19日
  • 最後のレストラン 12巻

    購入済み

    長さ

    発売日までなんて長さだ…楽しみ

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    2018年12月07日
  • 最後のレストラン 1巻

    購入済み

    何度も読み返しています

    ジャンヌダルクの話がとても面白かった。
    偉人からの注文に対する料理の説明、ネタバラシも分かりやすい、かつ的を得ているというのが良い。
    あと主人公のダメっぷりが可愛い。
    まとめて数冊買ってしまったので、残りの巻もゆっくり買おうと思う。

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    2018年10月04日
  • 最後のレストラン 11巻

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    二つ目の大台に乗れますように、結構、ガチで願っている
    おおひなたごう先生じゃ厳しいかもしれないが、藤栄先生なら、辿り着けるんじゃないだろうか
    化けつつあるな、そう感じているのは私だけじゃないはずだ
    どこがどう変わってきているのか、上手く説明するのは難しいが、私的にはストーリーに感じる味に、甘酸っぱさが増してきたように思う
    自分がどのような状況に置かれているか、それを受け入れつつあるジャンヌが、神の使徒として生きていた頃には出来なかった恋に対して、大胆になり始めた事が理由だろうな
    藤栄先生の作品は、『妖怪の飼育員さん』とこの作品しか読んでいないので、何とも言えないが、どちらの作品でもグッと来る深さを魅せてくれているので、恋愛ドラマでも、きっと、私の心を容赦なく揺さぶってくれるに違いない
    来店する偉人や英雄の生き方や個性に触れ、彼らの望みをアイディア溢れる料理で叶えてきた事で、園場さんも男として度量が大きくなりつつあるようだから、本筋の人間ドラマも、より面白くなりそうだ
    改めて、もう一回、ドラマを作り直してほしいって気持ちが強まった
    この(11)でも、誰もが知っている歴史上の有名人が、「ヘブンズ・ドア」の扉を潜り、園場の料理を口にしている
    その中でも、特にインパクトがある話を選ぶのなら、やはり、豊臣秀吉一択だろうな
    若かりし頃の秀吉と、老いてしまった秀吉が共に来店しまうって展開が相当に攻めている。タイムパラドックスはいいのか、とツッコミたくなるが、その辺りも解決されちゃうのが、園場さんらが巻き込まれている事態なのか
    若く、野望に燃えているからこそ、イケイケドンドンなのも秀吉だし、長く生きた分だけ、辛い絶望も味わって、かつての精悍さも枯れたのも秀吉だ
    老い、死の足音が聞こえる年齢になり、これまでの行動を悔いる事もある
    けれど、夢を叶えようとガムシャラに生きた時間は無駄じゃない
    そう思わないと、何か寂しいし、死ぬに死ねない
    天下人に“なってしまった”事で生じた、秀吉の心の穴を、料理で見事に埋めた園場さん、さすがだ
    園場さんは、秀吉のようにデカい夢なんか持てない性格だけど、客を満悦させる料理を出し続けるって夢と誇りは持っている
    ジャンヌが惹かれていくのも納得だ
    そんなジャンヌが、GUEST.52「ジル・ド・レ様」で、世間に自分の姿が予想外のイメージ図で浸透している事に戸惑っているシーンでは、つい、噴いてしまった
    ここで、Fateネタをブッ込んでくるとは、さすがっす
    この台詞を引用に選んだのは、藤栄先生の人柄が見えるなぁ、と感じたので
    他の人の人生を羨ましい、と思っていたかもしれない藤栄先生も、今や、他人に人生を羨ましい、と思われる漫画家になりつつある
    それは羨みながらも、怨まず、妬まず、自分の人生と世界は、自分で開拓していくしかない、と諦めなかったから
    人は、どんなに辛くても、自分の物差しを杖にして歩いていくしかない
    豊かな生き方にするも、乏しい生き方にするも、自分次第
    辛さの後に楽しい事が待っているなんて保証はない、けど、辛い時に足を止めてしまったら、宝箱がある場所に辿り着けない
    もしかしたら、その宝箱を開けたら、楽しくなるかもしれない
    人生の醍醐味ってのは、その中身の分からない宝箱まで辿り着くまでの道程と、鍵を開くまでの過程かもしれないな

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    2018年09月16日
  • 妖怪の飼育員さん 4巻

    Posted by ブクログ

    妖怪漫画が好きって言うのなら、これも読んでほしい、と思っている作品
    全てを網羅している必要はないにしろ、個人的には、『うしおととら』と、みなぎ得一先生の作品を熱苦しく語れる人とは、友情を築けると思う
    それはさておき、この『妖怪の飼育員さん』が、ますます、面白くなっているのは事実
    アニメ化してほしいが、実写映画になったら、きっと、観に行く
    ウェンツさんが大役を任された『ゲゲゲの鬼太郎』と同じく、人型の妖怪を人間が演じれば、かなり面白くなるはずだ
    妖怪を好み、妖怪から好かれ、良好な信頼関係も築け、観察眼も優れている鳥月さんは、剛力彩芽さん、もしくは、佐藤栞里さんが適役だろう
    適当に見えて、案外、頼りになる陸奥先生は斎藤工さんで。ふと見える陰は、斎藤さんでなければ、出せないと思う
    沢村一樹さんには、恐らく、妖怪の中で人気ナンバー1であろう青北風さんをお願いしたいところだ
    人間っつーか、男として難がある割に、どういう訳だか、女性型の妖怪にモテまくっている、男の読み手からヘイトを集めてそうな大源は、どんな目に遭っても死なないタフさも含めて、赤楚衛二さんが良いかな
    イイ意味で高飛車、どんな妖怪が相手でも、自分のスタンスを崩さない強靭さがある平木さんは、菜々緒さんがピッタリだ
    そんな妄想が膨らむほど、登場人物らの個性が魅力的なのも、この『妖怪の飼育員さん』の持ち味だが、やっぱり、ストーリーがグッと来るんだよな
    熱さと烈しさを兼ね備えたアクションシーンこそないけど、読み手の心に響き、深い所へ突き刺さすだけのパワーは、負けちゃいない、『うしおととら』や『足洗邸の住人たち。』にも
    妖怪らしい独自の理屈で、登場人物と重なる読み手の悩みをスパッと解決する一方で、センスの良い風刺でクスリと笑いを取ってくる
    つくづく、風刺や皮肉ってのは、センスが良くないと使えない
    ディスりやデマ、フェイクニュースで他人が混乱している様を見て悦べるような、お上品な性格の人らは、もっと、この手のセンスが光る漫画や小説を読んで、腕を磨くべきだな
    煽っても傷つけない、怒らせない、笑いを取るのが、風刺だ
    こういうセンスの良い風刺に、いちいち目くじらを立てるような政治家は、自分が社会に役立つ仕事をしていない上に、つまらない事で怒る安い人間だ、と言っているようなもんだ
    例え、カチンと来ても、「上手い」と笑って流せるくらいじゃなきゃ、応援はできないなぁ
    この(4)でも、様々な妖怪が登場し、現代社会の様々な問題と絡み、ストーリーの良さを引き上げてくれている
    その中で、個人的に推しなのは、#50「マンドラゴラ」だ
    これが一番、ギリギリのとこまで攻めていて、藤栄先生への好感度が高まった。襲われないように気を付けて欲しいが、もっとやれ、と勝手に応援したくなるのも事実だ
    また、大源のしょうもなさに苦笑いしか出ないのも、推しポイント。悪い奴じゃないだけどな・・・説教やビンタくらいじゃ、こいつの悪癖は矯正できねぇだろ
    しかし、こんな笑える日常の裏では、青北風さんが懸念している通り、良からぬ考えの妖怪が行動を起こしている気配もあり、(5)はますます、期待が高まる
    この台詞を引用に選んだのは、深いなぁ、と思ったので
    正直なとこ、人生経験がてんで足りない私じゃ、この言葉の本質は完全に掴めていないし、他人に上手く説明も出来ない
    だからこそ、自分なりの解釈が出来るように、何度も意味を考えてみよう、と思えた
    今のところは、世の理が諸行無常である事を念頭には起きつつも、自分が起こす変化、他者の起こす変容を蔑ろにせず、出逢いと交流を大切にしよう、って考えに落ち着ている
    また、今わの際に、自分を想ってくれていた相手に別れの言葉を言える人生(妖怪生?)が羨ましい、と思ったのも大きい

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    2018年07月18日
  • 最後のレストラン 11巻

    購入済み

    次巻が長い

    面白い

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    2018年06月16日
  • 妖怪の飼育員さん 3巻

    Posted by ブクログ

    ここで、『最後のレストラン』(10)が、どれだけ最高か、を語っておいて何だが、正直なトコを言っちゃうと、好きの度合いは、こちら、『妖怪の飼育員さん』の方が強かったりする
    料理と妖怪、ジャンルがかなり異なっているので、「好き」の優劣を付けるのも間違っているとは思う
    あえて言うなら、最新刊が待ち遠しかったってのは、こっちだ
    また、『最後のレストラン』、『妖怪の飼育員さん』、どちらも殿堂入りの可能性が高く、門に近いのは『妖怪の飼育員さん』、それだけの話
    大事なのは、どちらも私の心を満たしてくれる、そこだ
    『最後のレストラン』は、もう一度、実写ドラマになってほしいが、この『妖怪の飼育員さん』はアニメ化してほしいな、と思っている。ただ、妖怪を特殊メイクでやります、って事なら、実写ドラマもアリかな、と考えがブレブレである私
    この(3)も、妖怪好きの漫画読みの琴線が良い感じに掻き鳴らされる、良いストーリーだけが収録されている
    それぞれに違う良さがあるのだけど、全てを書いていたら、誰も読んでくれないだけでなく、この作品にも興味を持ってくれないかもしれないので、三つに厳選した
    #29「ミノタウロス(後編)」
    鬼vsミノタウロス、この対戦に興奮しない、ファンタジー好きはいまい
    日本人としちゃ、鬼の方が強いに決まっている、と言いたいが、ミノタウロスは得物として斧を持っている時もある。素手でなかったら、千歳富士はこの程度のダメージでは済まなかったかも知れないな、とは思う
    まぁ、筋肉自慢の二匹が遭遇したら、己の肉体だけで勝負したい、武器を使うなど無粋の極みって、国も種族も超える同調が起こるだろうから、血生臭い殺し合いには発展しないだろうな
    鬼がミノタウロスに勝った理由も、しっかりしていたってのも、個人的にはツボ。やはり、一人で黙々と強さを磨くのも大事だが、時には己より体に大きい相手に挑み、己の地力を上げる事も大事なんだろう
    しかし、人だろうが、鬼だろうと、お父さんってのは大変なんだなァ
    #34「コロボックル」
    個人的には、この回が(3)の中で、特にヘビーだな、と思う
    基本的に、面白可笑しいのが、『妖怪の飼育員さん』ではあるが、そのコメディ面が活きている理由は、この回のようなシリアスと言うか、現実的な展開のストーリーが芯として通っているからか
    人間と妖怪は共存できる、それは夢物語にしちゃいけない理想論ではあるが、その希望が超えるべき、種族の壁は中々に厚く、高く、しかも、エグい角度がついている
    単に一緒にいて楽しいだけじゃ、人は幸せになる事は出来ないんだろう。一緒にいるためには、何が障害となるか、そのリスクを避けるのはどうしたらいいか、遭遇してしまったらどうするか、そこはちゃんと話し合い、考えぬき、結論を出さなきゃいけない
    やはり、痛みを知っている人間の言葉ってのは、説得力が宿る。嫌な事は人生、少ないに越した事は無いけど、人間として成長するには、痛みが必要不可欠何だろう。そこから学べるのが、人間の強さだ
    #39「九尾の狐(後編)」
    最悪の妖怪とは何か、ってのは妖怪好きとしちゃ、意見が大いに分かれるだろう
    『うしおととら』が殿堂入りな私としちゃ、やはり、九尾の狐は強く推したい。なので、この回は胸が滾った
    九尾の狐ってのは、これくらい、悪どくなきゃ、つまらんだろう
    そんな悪妖に、最強の天狗が挑み、子泣き爺が活躍し、しかも、孫悟空の原点とも言える石猿が九尾の狐を追い払ったってんだから、もう、最高か、と藤栄先生を抱きしめたい。いや、それくらいじゃ、興奮交じりの感謝が収まらないから、反射的に腹パンしちゃうかもしれん
    何にしても、石猿にまで懐かれる、鳥月さんの人柄が凄い。次巻で、彼女がどんな妖怪を誑すのか、楽しみだ
    この台詞を引用に選んだのは、どういう真意があるのだろうか、とマジメに考えてしまったので。謎かけ、言葉遊び、それでいて、哲学的でもある。唯一無二の正答はないだろうけど、自分なりの答えは出してみたい。鳥月さんのそれとは違うかもしれないが、何となく、私は「あるがまま」を受け入れる、意識しすぎない、いわゆる、泰然自若の構えが成長、自分の殻を破り、一つ先へ行くのには大事なのかな、と思う

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    2018年01月16日
  • 最後のレストラン 10巻

    Posted by ブクログ

    ついに、大台に乗った!!
    しかし、これは通過点に過ぎない。二つ目の大台、20巻を目指して、藤栄先生には頑張って欲しい、私らも頑張って応援していくので
    この『最後のレストラン』(10)が未読なら、先に芳文社さんから出ている、『流れ飯』を先に読む事をお勧めする。もちろん、無理強いはしない・・・しないけど、さりげなく、グイグイと推したい
    『流れ飯』で、藤栄先生の食歴と、日常の刺激の受け止め方を知る事で、『最後のレストラン』は、より面白く感じる事が出来る
    少なく見積もっても、十倍くらいは違うだろう
    藤栄先生には、「いや、ハードル上げ過ぎ!!」と青褪められるかもしれないが、本当にそう思っているんだから、偽ってもしゃあない
    あくまで、私個人のスタンスかつ考え方だけど、食系の漫画ってのは、何よりも、人間ドラマを如何に濃厚に書けるか、で良し悪しが決まっちゃうと言っても過言ではない
    もちろん、料理の描写や、食材の良さを活かすアイデア、登場人物の容姿やリアクションも大事だ
    しかし、食事ってのは人が食べてこそ、完成するもの。人が食べ、そこに幸福が生まれなければ、何の意味もない
    美味しいものを食べ、人は幸せになる事で、自らを満たせる
    満たされる事で、人は友情、恋愛、仕事なども円滑に進められるようになる
    アマにしろ、プロにしろ、自分もしくは誰かを笑顔にし、悩みを解決、少なくとも、心労を軽く出来るものを意識して、料理をすべきなのかもしれないな
    改めて言う事でもないが、『最後のレストラン』の、歴史上の偉人、英雄が来店するってアイデアは卓越している
    何が凄いって、そのアイデアに藤栄先生が振り回されず、ちゃんと、手綱を取れてることだ
    “客”に対する下調べを綿密に行っていなければ、彼らが抱えていたであろう、人間らしい、それでいて、才能がある故の苦しみを読み取り、そこへピンポイントで見事な料理を提供する事は難しい
    また、“客”の容姿に、どっかで見た事あるなって思わせる特徴を盛り込んでいる遊び心も高評価だ
    流行の芸人を登場させるって点も、個人的には嫌いじゃない。読み手も嬉しいが、出してもらった芸人さんも嬉しいだろうな、これは・・・喜んでなかったら、ちょいショックで、イラッとするかも知れん
    どの回も好きだが、個人的に凌への好感度が、しっかりと上がったのは、マリリン・モンローが来店する、GUEST.47だ
    普段の言動から拝金主義と思われがちな凌だけど、男、コック、そして、人間として捨てちゃいけない尊厳は、ちゃんと弁えてるんだよな、何気に、と嬉しくなるラストだった
    あぁすれば良かった、こんなことしなきゃ良かった、とボヤく事の多い彼だけど、この行為に関しちゃ、一切の後悔も覚えないだろうな
    本物でも、偽物でもなく、園場凌は真の料理人であり、良い男だ
    この台詞を引用に選んだのは、理由を書いてしまったけど、凌への好感度が上がったからだ。プロのシェフとしての、揺るがない矜持が、これに詰まっている。客を身分や立場で視ず、サービスの質も変えず、適したものを出せるってのは、プロとしての意識と技能が、かなり高いって事だろう

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    2017年12月24日
  • 最後のレストラン 10巻

    購入済み

    待ってました新刊

    いやぁ面白

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    2017年11月11日
  • 最後のレストラン 9巻

    Posted by ブクログ

    ほんと、芸と言うか、センスのない自覚はあるのだが、「藤栄先生、凄ぇ」って心からの賛辞しか出ねぇんだ。よくぞ、ここまで人間の本質を描けるな。藤田和日郎先生や、羽海野チカ先生に負けないくらい、人間力と漫画家力が高い
    シンプルに面白さだけでなく、深さと厚みで読み手を唸らせる食系の漫画だな、この『最後のレストラン』はさ
    マジに、もう一回、ドラマ化してくれないかな、今度はNHKじゃなくて民放局で。ここ最近、料理人が主役のドラマはないし、ぴったりだと思うんだ。でも、一回、NHKで連続ドラマになってると難しいのかな・・・
    だったら、せめて、NHKでアニメ化してほしい。ドラマじゃ難しかったかも知れないが、アニメだったら、原作に忠実に作れるだろう。私は、漫画の感想のタグに「アニメ化希望」、「ドラマ化希望」、「実写化希望」と付ける事にしているんだが、これは、あくまで、原作に忠実って前提がある。オリジナルストーリーも面白ければ大歓迎だが、クレームを貰わないように話の流れを変えたり、原作でファンの心を掴んだ回や展開を削るってのは、ホント、勘弁してほしい。さすがに、どの少年漫画を原作にしたアニメとは言わんけど
    次巻は無理にしても、(11)の帯にアニメ化決定、と書かれる事を楽しみにしていよう
    ともあれ、この(9)も感想を書きたい衝動を、私に与えてくれた
    ちょいちょい、ブラックユーモアを挟みつつも、ストーリーの軸はマジメなので、読み手は英雄の最期に思いを馳せ、なおかつ、現代に生きる園場らの受け止め方に「その通り」と思えたり、「ん?違うんじゃないかな」と自分なりに考えたりできる
    二ケタに乗る前の巻数なので、改めて、何故、惹かれるのか、と考えてみる
    理由は色々と浮かんだが、個人的にしっくり来るのは、園場凌の一周回って、ひねくれっぷりが真っ直ぐになってるネガティブ思考だった。世に対し穿った見方をしつつも、他人に理解されないのを承知である己の信念を料理って形で通し、お客を笑顔にする、ちゃんとした結果を出す。
    あまのじゃくな面に呆れながらも、何だかんだで、彼を仲間たちが見捨てたり、失望したりしないのは、人望があり、真実ではなく真理を皿の上に乗せるからだろう
    どの回も好印象だが、私が好きなのは、(8)から展開が気になっていた、GUEST.39「真田幸村様(夏の陣)」だ。天下人の座に落ちつくまで、多くの戦いを経験した徳川家康を、最もビビらせた猛将は、誰でもない、真田幸村だ、と思っている。最期の一瞬まで自分の生き様を貫いた幸村が、この夏の陣で家康を討ち、歴史を変えていた可能性は大いにある。しかし、生き残ったのは、徳川家康。これが、歴史の面白さであり、「天下人は天が決める」って格言に真実味を与えている
    この台詞を引用に選んだのは、この(9)の中で、園場が発している言葉の中でも、特に私の胸に響いたから。成功するかも知れないし、失敗するかも知れない。動く事が正解の時もあれば、逆に静観が正しい判断である事もある。ただ、勝ち目のない戦いに挑んでこそ、男の格は上がる。生きてこそ勝ち、それも確かだが、多くの人の心を打つ雄姿ってのは、挑戦者のそれだけだ。いつも、安全圏にいたがる園場ではあるけれど、彼も彼で、結構、無謀なチャレンジャーだよなあ、と私は感じる

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    2017年03月27日
  • 妖怪の飼育員さん 2巻

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    代表作『最後のレストラン』のアイディアも、相当に斬新だ
    しかし、この『妖怪の飼育員さん』は、その点では確実に上回っている。そう感じるのは、私が妖怪が好きってのもあるだろう
    ブームはまだ冷め切らず、妖怪が登場する作品は増え、良作な物が多いのは嬉しい。この『妖怪の飼育員さん』は、このジャンルの新たな可能性を見せてくれた
    改めて言う事でもないんだろうが、藤栄先生は実力派の漫画家だ
    正直、先の(1)から結構、時間が経過していたので、この(2)はもう出ないんだろうか、と不安だった。何せ、(1)の終わり方が、実に続きが気になるものだったので。(2)が無事に発売され、ももたん先生の『本屋の鬼いさん』と同じくらいにホッとしてしまったのは、ここだけの話にして欲しい
    「妖怪園」と言う、突飛な設定だけで勝負しているだけじゃなく、ストーリーにも風刺がビシッと効いていて、読み手はガッツリ惹き込まれていく
    妖怪、それはファンタジーの象徴だからこそ、この現実感のある内容に説得力を生んでいるのだ
    人間も、妖怪も、この生き馬の目を抜くような現代社会で感じる生き辛さには、さほど差はないんだな、と妙な自信が芽生えたのは私だけだろうか?
    基本的には、コメディ感が強いのだが、時にほろりと泣いてしまいそうになる話もブッ込んでくるから油断ならず、藤栄先生の引き出しの多さに、アカナメよりは短い舌を巻かされる
    この(2)のラストの話から新規参戦している、大源壮悟。彼の持ち味は、タフネスっぷり、肉体的にも精神的にも。「どんだけ~」と言いたくなるくらいだ。レギュラー陣にも負けていない個性の保有者で、今後の活躍が楽しみだ
    (3)はなるべく早めに出してほしいが、質が落ちても困るんだよなぁ。私、我儘だろうか?
    どの話も、妖怪の魅力を伝えてくれるモノばかりだが、個人的にツボったのは、#22「キュウキュウ特選隊」だった。ここまで、ブラック&スパイシーにしちゃって大丈夫なのか?
    生活におけるこだわりは、人それぞれで他人が口出ししていいもんじゃない。だが、その前提には迷惑をかけない、がある
    自分がやられて嫌な事を想像できて、自制心が働かないような輩は怒りを通り越して、呆れ返ってしまう。環境保護を訴える人間が、周囲に最も不快な思いを強いている、ちゃんちゃら可笑しい話だ
    この台詞を引用に選んだのは、「もっともだ」と自然に納得できたので。これは人間でなく、一反木綿が発したからこそ宿る説得力だな。こういうギャップの使い方も、漫画家の腕の見せ所。ビッグな男には、種族は関係ないのな

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    2017年02月24日
  • 最後のレストラン 8巻

    Posted by ブクログ

    あえて、身も蓋もない事を言うので、聞き流して欲しい
    ドラマ化、それ自体は嬉しかった。主人公・園場が田辺誠一さんってのは、少しイケメンすぎじゃない、と思ったけど、演技力は本物なので、作品の魅力を引き出してくれていただろう。けれども、NHK BSプレミアムだったので、我が家じゃ視聴できなかったんだよなぁ・・・・・・ファンとして悔しい
    NHK自体に恨みはないけど、『最後のレストラン』ほど面白い漫画であれば、民放、百歩譲ってCSでドラマ化して欲しかった
    でも、この(8)は存分に面白かったので、いくらかは溜飲も下がった
    今巻でも、歴史上の偉人が、様々な悩みを抱えて、園場の店のドアを開いてやってくる。そして、いつも通り、クセの強い客の要望に振り回されつつも、園場は人間的には小さいながらも、何気に底が見えないほど深い器から湧き出てくる、自由な発想力で、見事な料理を出す
    個人的に推しのエピソードは、やはり、真田幸村が来店するくだりである。(冬の陣)とサブタイトルに入っているので、恐らく、(夏の陣)が次巻の頭に来るのだろう。勝手に、オープンされた2号店の進退も含めて、実に楽しみだ
    また、気になる点は、ジャンヌと茂野月さん
    これは、あくまで私の勝手な想像に過ぎないので、マジに受け止められても困るのだが、茂野月さんはジャンヌの生まれ変わりなのかな、と思う。本来であれば火刑で生涯を終えていたジャンヌ。けれど、園場の店に来たことで、正しい歴史では終わっているはずの生が閉じず、その魂も次の器に受け継がれなくなった。でも、正史から繋がっている園場たちがいる時間と空間には、生まれ変わりである茂野月さんが存在してしまっている。その矛盾から生じる衝撃が、不意の接触で発生し、二人は気を失ったんじゃないか、と推測している
    あえて、もう一度言うが、これはあくまで、私の勝手な思い込みなので、真に受けないでもらえると助かる
    あと、雪がメインの「最後の小料理屋」、これも面白かった
    オマケ的な扱いがもったいない、と思ってしまうほどだ
    にしても、彼女のダメっぷりは叱る気力も起きないほど酷いな。でも、何だかんだで死んでないんだから、根性があるのか、運があるのか、どっちなのやら
    今更だけど、『仮面ライダーゴースト』に眼魂として登場している英雄が、結構、この『最後のレストラン』でも登場してるなぁ。織田信長、坂本龍馬、ビリー・ザ・キッド、玄奘(三蔵法師)は被った。次は、弁慶か、ニュートン辺りかしら。ただ、『黒博物館 ゴーストアンドレディ』で、藤田和日郎先生により、力強く描かれた姿に惚れ直した手前としては、フローレンス・ナイチンゲールに登場して欲しいな、とも
    この台詞を引用に選んだのは、決して、恵まれている訳じゃない真田信繁が口にするからこそ、人の胸を打つ説得力が宿るんだな、と思ったので。どんなに、実行すれば最良の結果を出す計画でも、採用されなければ意味がない。受け入れない相手を愚として詰るのは簡単。でも、実績も信頼もない人間が、いかに力説しても、聞く上の人間は決断にリスクを負わなければならないのだから、そう簡単に首を縦に振る訳にはいかない。大事なのは、一度の門前払いくらいで懲りず、自分の価値を認めてもらう努力を惜しまない事なんだろう

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    2016年06月21日
  • 妖怪の飼育員さん 1巻

    Posted by ブクログ

    結論っつーか、この作品を読んで、腹かつ魂の奥底から思った事を言いたい、まず、真っ先に
    妖怪園、現実にあったら、月一どころか週一で足を運ぶね・・・・・・いや、客じゃ我慢できなくなるな。どんなに資格を取得する勉強がキツかろうが、入園試験が厳しかろうが、何が何でも、飼育員として採用されたい!!
    一巻目から、いきなり、私の殿堂入り作品を飾っている「書庫」の門前まで来て、扉をノックしてきたぞ、この『妖怪の飼育員さん』!!
    私は、藤栄先生を初めて読んだのは、『最後のレストラン』からで、『コンシェルジュ』を読んでいないので適当な事は言えないのだが、何となく、登場するキャラの個性が濃く、それに見合ってストーリーの厚みと突飛さが上がっているな、と感じている。私の周りに、藤栄先生を知らない人間が多いのは、その所為なんだろうか
    当然、この『妖怪の飼育員さん』も、藤栄先生の色がハッキリと出ている
    職業系、グルメ系を描いていて、よく、こんなファンタジー漫画の設定を思いつくな、藤栄先生・・・・・・一体、開けられる引き出しの数、いくつあんだよ
    どんな内容か、をわざわざ説明する必要がなくなってしまうほど、タイトルと表紙がストレートだ
    妖怪の特徴をしっかり掴み、表現しつつも、斬新な着眼点で、新たな魅力を引き出している。確実に、これまでの妖怪に対するイメージが揺さぶられる。既存概念を破壊する力に関しては、『妖怪少女‐モンスガ‐』に匹敵すると言える
    単なる妖怪コメディってだけじゃなく、人間と妖怪を対比させる事で、人間の浅ましさ、滑稽さ、伸び代も表しており、得も言われぬ深みと説得力があるトコも好きだ
    ヒロイン(?)・鳥月日和が可愛いくて、天然で、仕事に真面目で、何より、妖怪に好かれる、飼育員に唯一必要な才能を持ってるってトコも高評価に値する
    どの回も、藤栄先生への敬意、妖怪愛が高まるが、個人的に推しなのは、#11・12「餓鬼」だ。見た目こそ弱っちそうでも、実は妖怪の中でも最も恐ろしいと言っても過言じゃない餓鬼に焦点を当てている点もだが、何より、人間のエゴっぷりがブラックユーモアたっぷりに描かれていたからだ。やらない善よりやる偽善もあるだろうが、自分の利己心を満たしたい、えぇかっこをして褒められたいだけなら、恥を掻き、相手にも迷惑をかけるのだから、やってもらわない方がマシの時もある
    この台詞を引用に選んだのは、私はそこまでじゃなかったが、この作品を読んでいた学生の多くは、グサッと来ただろうな、と思ったので。何をもって一人前、とするかは私自身にも、まだ分からないが、少なくとも、やるべき事から逃げて、一生懸命に頑張ってるフリをしてるのに自分で気付いていない内は、半人前以下か

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    2016年01月18日
  • 最後のレストラン 7巻

    Posted by ブクログ

    やっぱり、面白いなぁ、このグルメ漫画
    登場する料理が美味しそうだ、と絵やリアクションから想像できるかは別として、このストーリーが私は好きだし、主役の園場の言動には思わず、納得させられるものがある
    話の構成がしっかりしてて、台詞に妙な説得力が宿っていれば、仮に、主人公の人としての格がいくらか低めでも、漫画として十分な魅力を発揮できる、と藤栄先生は見事、証明している、そう私は、この『最後のレストラン』から感じるのだが、皆さんはどうだろうか
    五巻も超えれば、古今東西の偉人が来店し、無茶ぶりMAXな注文をするって設定にもマンネリが滲み出すものだが、今んとこ、それはない
    色々な理由はあると思うが、私的にこれかな、と思う大きな要因は二個だ
    一つ目は、何を置いても、やはり、偉人に対する綿密な取材を怠っていないコト
    適当な人物像しか知らぬまま、こんな奇天烈なストーリーを描いていたら、提供する料理も効果を発揮しないし、園場の薄っぺらい言葉は本当に中身がスカスカになってしまうだろう
    しっかり、偉人の容姿、人格、欠点を調べた上で、藤栄先生の独自解釈を折り込ませる事で、この『最後のレストラン』の味はしっかり引き締まるのだろう
    そして、もう一つは、全体と言うより、この巻からの要因だが、新キャラ・茂野月好美さんだ(何となく、彼女は「さん付け」で呼ばねばならぬ雰囲気がある・・・)
    名を体を表し過ぎな彼女が、世間一般的、常識的な物の考え方をする人の眼から見れば、ダメ人間の烙印を押されかねない園場に好意的な興味を持って、積極的に距離を詰めてくる事で、この7巻は既刊より味に深みが出ている
    新キャラの投入タイミング、主役陣との関わらせ方が上手いのだろう、藤栄先生は
    ただ、彼女が参入した事で、現代人枠は最早、飽和状態。これを維持できるか、も今後の注目点であるのは確かだ
    また、この巻には、園場の従妹・雪がメインを張る番外編も収録されている
    本編とは違った面白さがあった
    何と言うのか、血は争えんな、ってのが正直な感想である
    まぁ、ここまでのダメっぷりを発揮しているのは、この二人だけなのかも知らんがw
    ダメ女がダメ男を引き寄せる、それは覆らない、この世の真理かねぇ
    本編、番外編含めて、どれも漫画読みとして垂涎必至だが、個人的に全力推しをしたいのは、やはり、ジャンヌが、いくら、現世に馴染み出そうとも、園場に好意を抱いていようとも、決して曇らない、聖女かつ英雄としての圧力を、彼女の瞳に見たから。また、基本的に人間不信の園場が、特別な根拠もなく、ジャンヌへ全幅の信用を寄せている、そんな人間らしい矛盾も推薦する理由だ。もちろん、人と犬のキズナに感動したのも本当だ
    この台詞を引用に選んだのは、言葉そのものに重さがあるってのも理由だが、何より、リアルな死を間近に感じる事で、生への執着が剥き出しになっている園場の形相が強烈だからだ。卑屈で脆弱でヘタレだけど、いざ、危ないって時に、間違っている悪人に対して、「アホか!」と言えちゃう、彼の神経の太さは男として高く評価されるべきだろう。次のコマで、茂野月さんが、思わず、頬を赤らめた反応は、あながち間違っちゃいまい。まぁ、次のページで上がった株を、微妙に台無しにするような珍言をかましちゃっているトコも彼らしい?

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    2016年01月16日
  • 妖怪の飼育員さん 1巻

    Posted by ブクログ

    妖怪ブームに乗って、でも珍しく藤栄さんのライトなとこだけ連れてきました!って作品。いいですね。しかしここで引きかあ(笑)出版上の作戦だろうけど、キリがいいほうがよかったと思うけどね。

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    2015年12月15日
  • 最後のレストラン 1巻

    購入済み

    おもしろい

    いいアイディアですね
    各最後の写真と御代がなんとなくコレクター魂を刺激します

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    2015年06月23日
  • 最後のレストラン 3巻

    Posted by ブクログ

    心が満たされるのか、と言うと、微妙な内容
    基本的に、登場人物が心の救いを得られているのだが、読み手サイドは「なるほど、そう言う考え方もありか」と感心する方が多いかな?
    ある意味では、正統派。ちょっと穿った見方をすると、王道からは外れている料理マンガ
    主人公・園場凌が良くも悪くも名前負けしていないのがイイ
    むしろ、その場凌ぎのどこがどう悪いのか、と開き直れる。陥った窮地を、傍目からは狡い手段でも、最終的にイイ結果に持ち込めれば、人生、それはそれで勝ちなのではないか?
    その場を巧く凌げるってのは、逆に才能がある人間だからこそ芸当である
    ネガティブゆえの、人並み外れた瞬発力と発想力から、凌の作る料理は紛れもない本物である
    何だかんだで、料理人は創意工夫を重ねて何ぼの職業である、と言う正道を地で行くシェフたる彼には好感が大いに持てる
    また、そんな彼を取り巻き、サポートし、喝を入れ、敬愛している女性陣が魅力的なのも、このマンガの素晴らしさを際立たせる極上のエッセンスになっている、と言えるだろう
    特に、ジャンヌは凌だけでなく、読み手もハッとさせてくる、この世に蔓延っている常識を貫くような言動が多いので、割と好きだ(現時点では、御奴さん<千恵ちゃん<ジャンヌ≦前田さんって感じ)
    歴史上の偉人が『一期一会の客』として来店する、そんな突飛な設定だからこそ、藤栄センセイが資料集めや下調べをキッチリと行なっているのが、どの話からも察せられるのもポイントは間違いなく高い
    この巻では、終盤、ちょっとシリアスさが前田さんから漂っており、凌に何らかの変化をもたらすような気がしている、私としては
    今後、心に空腹を抱えつつ、続巻を待っていたい一作である

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    2013年04月15日
  • 最後のレストラン 3巻

    Posted by ブクログ

    人間の都合で命を断たれたのに、更に人間の都合で価値を付けられてしまう…というのにちょっとグッと来ました。

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    2013年03月29日
  • 最後のレストラン 2巻

    Posted by ブクログ

    面白い、ここは間違いない
    ただ、個人的にはドラマ化を願う漫画
    キャラも立っており、テンポも軽妙なので、アニメよりは実写向きだと思っている
    また、歴史上の偉人が、何の因果か、レストランで己が心から望む『(最期の)食事』を口にする、この設定も他にはない感じがする
    2巻で一番に面白かった話は、『GUEST.8 クレオパトラ様』

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    2012年06月13日
  • 最後のレストラン 1巻

    Posted by ブクログ

    古今東西の歴史上の偉人が、死ぬ間際に何らかの力で店を訪れ、料理を食べて満足を感じた上で死の瞬間が待ち構えている自分の『時代』へと戻っていく・・・そんな「よくありそうな」設定だったが、高い画力と滑らかなテンポで『ありがち感』を微塵も感じさせない
    織田信長が好きな私だが、個人的には、ジャンヌ・ダルクの回が最も面白かった
    主人公はキツい言い方をするなら、駄目人間ではあるが、その料理の腕は確かで、言う事も何だかんだで的を得た正論
    そこが、この作品の魅力とも言えるか?

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    2012年05月05日