安部龍太郎のレビュー一覧

  • 信長燃ゆ(上)

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    全2巻。
    本能寺の変の真実を追った物語。

    うーん。
    この著者は高い評価を結構目にするけど、
    個人的にはあんまりだわ。

    著者お得意の、朝廷に踏み込んだ歴史の解釈と、
    最近の研究で明らかになった事実から、
    説得力ある物語が繰り広げられる。

    ものの。
    少しこじつけに聞こえてしまう
    ぐいぐいな論理や解説がうるさく、
    いまいちのめり込めず。

    また、加藤廣著「信長の棺」と同じように
    後世、第三者が当時を記すという形式を取っているものの、
    この設定が後半ほぼ忘れられて機能していない。

    最初こそワクワクしたが、
    著者が物語をわすれ、自説に熱くなっていき、
    自分は置いてかれた感があった。

    でも、
    信長の目指した所には説得力があって
    ほーって感じ。

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    2013年02月25日
  • 蒼き信長(下)

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    後編
    若干信長の切れ味が悪いが、史実以上の活躍を
    させるわけにはいかんだろうね
    でも、お濃の欠き方は独特で気に入りました

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    2013年01月27日
  • 天馬、翔ける 源義経 下

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    義経が奥州に帰るところで話は終了。
    義経の首を見て、頼朝がどう感じるかまで読んでみたかったので、少し物足りない気がした。

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    2013年01月09日
  • 天馬、翔ける 源義経 上

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    読みやすい、義経もの。
    源義仲が京都で死ぬまでが描かれている。義経は、義仲と心を通わせていた。頼朝は義経に警戒心が隠せない、と言った設定。

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    2013年01月02日
  • レオン氏郷

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    信長・秀吉の時代を重要なサブキャラとして生きた大名蒲生氏郷。
    名が知れているほどに、その人柄・活躍は朧気な武将を主人公とした書籍ということで、手に取ることにした。
    が、やはり同時代を生きた戦国の主人公達のキャラが強すぎ、彼らを軸とした歴史のうねりの描写にともすれば氏郷自身の物語が埋もれてしまっている感が否めない。
    もう少し、キャラクターを明確にするか、多少地味であれ氏郷自身のエピソードを中心にストーリーを組めることができていれば、蒲生氏郷の歴史小説として堪能できたと思う。

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    2012年11月03日
  • レオン氏郷

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    「へうげもの」(モーニングKC)の登場人物の一人である蒲生氏郷の生涯を追う歴史小説です。
    ただ年代ごとに綴られていくのではなく,エピソードを一つ一つ重ねていく構成となっています。
    終盤の氏郷と正宗の攻防は手に汗握るものがあり,氏郷の死因は政宗による毒とされている点は面白く読めました。
    様々な出来事が伏線として氏郷を追いつめていく流れと,秀吉の人心掌握が非常にうまく書かれています。
    利休との茶を通しての交流,利休の大阪への追放,切腹に至るまでの過程にもう少し触れて欲しかった気がしました。

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    2012年10月13日
  • 浄土の帝

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    アホだと伝えられている後白河法皇のお話。平清盛や源頼朝のお父さん等々絡んできますが。
    この中では、後白河法皇を「良い人」と言うイメージで物語を進めていますが、息子との確執や参謀から見捨てられる等、良い人ではどうやっても書ききれない部分が多く、無理を感じた。
    逆に「とんだアホだ~」と書き進めた方がすっきりしたかも。

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    2012年06月05日
  • 海神 孫太郎漂流記

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    船乗りたちの漂流。
    ひたすら悲惨な奴隷生活が描かれている。主人公の強力な運と腕が運命を切り開いている。
    ただ奴隷生活ガ長すぎて気が滅入った。切り抜けるパターンが読んでてわかっちゃう。

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    2012年04月14日
  • 関ヶ原連判状 上巻

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    ネタバレ

    戦国末期。色々な噂があり,本書もそのひとつの噂である,幽斎は足利十二代将軍義晴の実子という設定での話しだ。後の将軍である,義輝,義昭の兄にあたることになる。
    千利休に茶を学び,三条西実枝の子が成長し,返し伝授する約束で幽斎は古今伝授を受けたが,その子は夭折し,当時の唯一の古今伝授の伝承者となった。これを最大限利用し,幽斎は,徳川,豊臣に並び朝廷をバックにし前田家と連合して第3の勢力を築こうとした。
    関ヶ原の戦いの2日前に,後陽成天皇が勅命により三成方に囲まれ籠城戦を続けて落城寸前だった幽斎を助けたのは,古今伝授が途絶える事を恐れたためだといわれる。朝廷は文化芸術によりその存在意義を保って行くしかないと考えていた公家たちは,古今伝授は朝廷になくてはならない文化であると考えていたからである。
    本書はその古今伝授のことと,秀吉が生前にひょんなことから幽斎に見せて,それを一生悔やむ事になったある書状を手に入れ豊臣方を分裂させようと画策する徳川方の話をメインに進む。
    そのある書状とは,信長暗殺に秀吉も幽斎も加わっていたという連判状だ。秀吉があんなに早く中国路を引き返せたのも,実は信長暗殺が起こることを知っていたからだということである。光秀はまさか信長暗殺を企てた仲間に裏切られるとは思いもよらず,親友だった幽斎にも断られ,信長暗殺の首謀者として抹殺される。暗殺した光秀を討つという大義名分が秀吉にはあり,幽斎は親友といえども,光秀方にはつくことが出来なかった。そこで,当時は藤孝と言っていたが,剃髪して幽斎と号し子供の忠興に家督を譲ったのである。
    忠興の妻は光秀の娘玉子(ガラシャ)のため,忠興は光秀を裏切った幽斎が許せず,当然,親子の仲は良くない。結局は,第3の勢力を築こうとした幽斎の戦略が失敗したとき,関ヶ原の戦いでは前線で三成軍と戦った功で忠興は豊前小倉藩39万9千石を得た。
    関ヶ原の戦いは,徳川と豊臣の争いに当然焦点があたるが,その裏で,様々な駆け引きが行われていたということ。忠興でもガラシャでもない幽斎に焦点をあて,しかも,古今・連判状とを組み合わせた話の構図は面白い。
    全2巻。

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    2011年11月10日
  • 血の日本史

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    短編小説で、日本史を俯瞰するという試みは意欲的。歴史小説で描かれない時代ってまだまだあるようだ。題材がマニアックに過ぎる部分があり、少々感情移入がつらい部分も。もう少し作者の歴史観が出れば面白かった。

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    2011年09月26日
  • 生きて候 上

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    関が原の戦いの頃の話。徳川家康の右腕であった本多正信の次男に生まれながら,二代将軍秀忠の近習を切り殺し徳川家を出奔し,関が原では宇喜多秀家の先方として徳川方と戦いつつも生き残り,合戦後は秀家の逃走や助命に奔走し,最後には加賀前田家の筆頭家老に迎えられた本多政重の話。徳川を出奔して浪人になっても,宇喜多家で2万石,前田家で5万石で召抱えられるのだから,どのような人物だったのだろうというところから,著者は興味を抱いたらしい。ただ,親である本多正信が家康の懐刀だから,家康との橋渡しにという思惑が少なからずあったようには思うが,金沢市にある本多蔵品館の修蔵品の政重所用の大身槍を見ると,一概にそうではないように思われる。「名槍」相州正俊と検索すればその業物が見れる。なんと穂の長さが83センチもあるのだ。
    本書では,あまり一般的に知られていない本多政重を取り上げているが,本書を読めば一発で政重の魅力にとりつかれるであろうと思われるほど,かっこいい生き方をしている。宇喜多秀家しかり,本多正信しかり。また,政重の一の家来である,竹蔵は後の宮本武蔵という設定になっているが,そこは?である。竹蔵,宇喜多家と聞いて,んっと思ったが,やはり最後の最後にそのようなながれになっていた。
    また,上杉景勝の家臣直江兼続は政重を婿養子に迎え,一時期は直江大和守勝吉と称していたこともある。NHKでも登場していたと思うが,忘れてしまった。
    各章の終わりには,万葉集などから取り上げた和歌がさらりと書かれているが,それもすごく良い。まさに,その場面を一言の詩であらわしているように思われ,このようなところに対しても著者の造詣のの深さが読み取れる。
    宮城谷氏や司馬氏のようにまでとはいかないものの,もう少し,著者の作品を読んでみようと思う。
    全2巻

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    2011年09月08日
  • 彷徨える帝(上)

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    全2巻。
    南北朝の統一後、
    赤松の将軍弑逆事件のあたり。

    隆慶一郎先生が亡くなる前に
    会いたいと言ってた作家でおなじみ、
    阿部先生。

    読むの2作目だけど、
    やっぱりいまいちのめり込めない。

    なんか、小説としての描写が、
    若干ぶっきらぼうな感じを受けるのです。
    個人的に。
    行間を読めってことかもしれないけど、
    描写足りない感じで感情移入できない。
    特に今回は主人公が2人いて、
    どっちの主人公のシーンなのか時々見失う。

    話の作りは、確かに隆先生の描きそうな、
    歴史の裏側を伝奇で固めた感じで興味深い。
    呪いな感じがちょっとお腹いっぱい感はあるけど、
    隆先生なら魅力的に描いてくれそうな話。
    って思ってしまうあたり、
    残念な感じ。

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    2011年06月08日
  • 蒼き信長(上)

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    信長の本ですが、前半は父信秀の話。

    今川義元が、兄氏輝の跡をついだのが、18歳。しかも僧籍に入っていて、後継者争い(花倉の乱)に勝ってのことだったというのを知らなかったので、とても興味が湧きました。

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    2010年06月09日
  • 天下布武 上 夢どの与一郎

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    「お玉大好き!」な忠興が好きなので、相思相愛ではないふたりに動揺。(色々布石ではあるわけだが。)
    また、細川父子(作中では長岡父子。)があからさまに険悪という雰囲気ではないのもやや違和感だが、これは恐らく当方の先入観によるものかと思われる。

    全体の流れとしてはテンポよく、一気に読める。
    如水が「これでもか!これでもか!」とばかりに褒めちぎられていたのが印象に残っている。如水大好きなんですね。

    荒木村重の描写が結構酷いので、村重が好きな方にはお勧めできない。

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    2010年04月07日
  • 海神 孫太郎漂流記

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    野性的。
    想像もつかない世界なのに、読んでいてまるで映画のように情景が広がる。ついのめり込んで読んでしまった。
    主人公の成長がとっても頼もしい。

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    2009年10月04日
  • 信長燃ゆ(上)

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    全2巻(上巻\700 下巻\780)

    あたし、 「本能寺の変」が明智光秀個人の “怨恨”から引き起こされた事変だとは
     思っていないの・・・だからこの本とても楽しく読めたの。
     ・・・でも言っていいかしら・・・読み終わって最初に感じたのは、中途半端に途中でほっぽり投げ出された感じだったわ。なんて言うの、投げっ放しジャーマン食らったって感じ・・・現実に食らったことはないんだけどね・・・
    あっ、それは別にタイトルと違って『信長燃えてない』からじゃないわよ。だって、もともとこの本は、<さるやんごとなきお方>から「本能寺の変」を書き残してもらいたいといわれ依頼された<たわけの清麿>が書き残したもの、っていう設定でしょ、龍先生?<さるやんごとなきお方>って誰?「本能寺の変」が近づけば近づくほど<清麿>の存在が消えていき、最後はどこに行ってしまったのかしら・・・ま、まさか<清麿>燃ゆ?!

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    2009年10月04日
  • 漫画 家康1 桶狭間から三方ヶ原へ 分冊版(1)

    匿名

    購入済み

    苦労

    大変な苦労をしたのだと思う。いまは大河ドラマで家康ブームだしこの辺の家康はあまり知らないから勉強になった?

    #感動する

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    2023年03月08日