三羽省吾のレビュー一覧

  • イレギュラー

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    ネタバレ

    2015/4/2
    これはもう文句なく。
    めちゃくちゃおもしろかった。
    ゲラゲラ笑いながら泣いた。
    これこそずっと読んでいたい本だと思ったよ。
    1回ボツにした編集はセンスねぇな。
    悲しい顔がツボにはまりまくりで思い出して何回も笑ったわー
    めっちゃ好き。
    ホントに彼らの成長をずっと追いたい。
    サヨナラ試合じゃないからね、コーキ。
    っていないから!怖いから!私。
    と久しぶりに突っ込んでおこう。

    0
    2015年04月02日
  • 路地裏ビルヂング

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    ネタバレ

    2015/2/15
    連作短編。いちいちグッと来るとこがある。
    そうそう、私も同じ。
    サナギマンなんてクリティカルヒットだ。
    ひとつの編を読み終わったら本を閉じてかみ締めた。
    でもあくまで楽しく温かく描かれているから説教くさくもないし最後まで楽しく読んだ。
    酒井君とか何してんのかな~?

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    2015年02月15日
  • 路地裏ビルヂング

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    路地裏に佇む古いビルを舞台にした連作短編集。
    店子の従業員たちが抱えるそれぞれの事情が人情とユーモアを交えて描かれており、厳しさを笑い飛ばすセンスが絶妙です。
    お馬鹿な若者たちが交わす会話のセンスも秀逸で、心から楽しんで読むことができました。

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    2014年09月30日
  • 路地裏ビルヂング

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    時代から取り残された様な古い雑居ビル。
    入居している店子も、少し外れた変わった会社。
    働く人間も、どこか残念だったり、足掻いていたり、イライラしている面々。

    でもね、誰も人生諦めてないし、出口を探してる。
    すれ違う程度だったビルの住人。
    彼等がふとしたキッカケで次第に繋がってくる。

    三羽省吾の作品の共通点は出逢いと温もりだと思う。
    投げてる人間なんていない。
    絶望してる人間なんていない。
    そんな人間を創りだしちゃいけない。

    縁って大事。
    もう少し、周りに気を配ると見えて来る事ってあると思う。
    おせっかいでもいいじゃん。
    厚かましいと思われる事もあるかもね。
    でも、ふと寄り添うことで救われ

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    2014年09月05日
  • 路地裏ビルヂング

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    築49年のオンボロ雑居ビルで働く人々の「決断の瞬間」を、ユーモラスに描いた連作短編集。
    働くことの本質がここにある。印象的なのが、ブラック企業っぽい健康食品販売会社に就職した加藤くん。なんだかんだで勤め続け、舎弟も増えて、いっぱしの営業マンになった。言葉で説明出来ない「働くことの尊さ」が加藤くんの出世にある。
    それにしても、著者の文春文庫作品はすべてクオリティが高いなあ。ハズレがない。

    0
    2013年11月07日
  • イレギュラー

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    久しぶりのレビューです。

    やっぱり野球好きだわ!
    特に高校野球は、たまらん(*^^*)

    田舎のヤンキーが主人公って設定も大好き(^з^)-☆

    もう少しで高校野球も始まるし、ワクワクしちゃうなぁ!

    ぜひ続編を!!

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    2013年06月18日
  • 傍らの人

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    新しいの出てたの気づいてなかった。不覚。
    俺、もうオナニーだけでいいや。タイトルだけでもう腹一杯。
    引用したい文だらけだったが、手を止められず一気に読んでしまった。

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    2013年05月29日
  • イレギュラー

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    笑いあり涙あり。。。

    「被災」という現実が突きつけれ・・・
    暗くなる場面もありながら、
    笑わせられる部分も多々あります。

    おもしろかったです。

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    2013年04月20日
  • 路地裏ビルヂング

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    最初は、正直つまらなかった。
    内容がではない。

    しかし、読み進めていくにつれて
    それぞれの物語が関わりを持っていて
    最後まで読み続けたくなった。

    0
    2013年02月17日
  • 傍らの人

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    待望の三羽さんの新刊。おバカな男子を描かせたら天下一品。
    読後感が良いのは、根底に人間に対する愛情があるからだろうと思います。しょうもなくても、救いがある。
    『公園で逢いましょう。』を読んだときにも思った、三羽さんはカトリックに接したことがあるのかな? キリスト教を知っている人という気がします。

    「キリン」に泣けました。これぞ真骨頂という感じで面白かったのは四話目だけど、友達には薦めにくい(笑)

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    2012年10月06日
  • イレギュラー

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    この本がハードカバーで刊行された頃、他の作家さんも甲子園モノを刊行されてて、同じ甲子園モノでそれぞれの青春を描いているのに、作家さんによって読み味が全然違うのが面白かったのを覚えてました。
    この本に関しては、被災地の高校生が甲子園を目指すという重たくなりそうな題材を、三羽さんらしいポップで明るい、思わず笑ってしまうような小説に仕上がっていて面白かったです。

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    2012年09月30日
  • ニート・ニート・ニート

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    意味あることを考えて動けないよりも、
    意味がなくても動く。

    その先に意味がある。

    最近考えてばかりで動けずにとどまっていたから、
    まずはやってみようと思う。

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    2012年09月05日
  • 太陽がイッパイいっぱい

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    「ガテン系ってイイ!」とうなる、熱気ムンムンの青春小説。登場人物達の、お馬鹿で下品でまっすぐな言動がたまらない。

    夏、キンキンに冷えた缶ビールをキューッと飲みながら、一気読みしたい作品。

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    2012年07月31日
  • イレギュラー

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    洪水被害で村ごと避難生活を余儀なくされている高校球児(超クセあり)が、避難先の町の高校(強豪校)のグラウンドを間借りして練習を再開し、そこの野球部とのすったもんだがありつつ、村民の期待を受け甲子園出場を目指す。

    買ったまんま長~いこと放置して(忘れて?)ました。すまぬ。

    読みだしてみたところ・・・・・、こりゃおもしろーい!

    熱血高校野球小説のテイストもちゃんとありつつ、全編にからめられた笑えるシーンが、まあ絶妙。
    「うんこボール」て・・・・・、ぎゃははは!

    笑いだけでなく、涙も感動もがっつりあります。

    登場人物も、最終的には全ていい人になってしまいました。いわんや悪人もです。

    あと

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    2012年04月18日
  • 厭世フレーバー

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    Podcastにて書評家、目黒考二氏が絶賛してた作品。
    確かに単行本の装丁は、なにをどうトチ狂ったのだろう。
    文庫本のほうは、すっきりしましたね。
    近々再読の予定。いい小説だと心底思います。

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    2012年03月22日
  • 厭世フレーバー

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    暗くてむかむかして厭世気分になるような内容で、そこから何か読み取ってよ。っていう小説なんかより、最高にいい。何年か後に、もう一度読みたい。

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    2012年01月06日
  • タチコギ

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    いつもの青春モノよりは主人公の年齢層が低いので買うかどうしようか悩んでいたのだが、たまたま書店に行った際に(最近はネットで本を買うことが多いので)この文庫の表紙を見てついつい買ってしまった。作者と世代が似ているし住んでいる地域(話の舞台となった場所)も近いのだが、全然違う幼少時代なんだなぁと思った。私が城下町でのんびりした空気の中で生きていたのと違い・・・この話が作者の実体験という訳でもないだろうが・・・廃れゆく炭鉱町の少年達の話なので街の雰囲気もやっている遊びも全然違う。でも、ノスタルジックは感じる。なぜだろう。昔は先生は絶対的存在だったし、体罰も親だって許容していた部分があった。私の頃は校

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    2011年09月03日
  • 太陽がイッパイいっぱい

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    ニートニートニートで知った
    三輪省吾のデビュー作
    若い頃の憤りや勢いを
    思い出させる
    熱く面白い話だった

    ニートニートニートに出て来た
    あいつが出てたりして
    良い感じの作品

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    2011年05月05日
  • 厭世フレーバー

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    FM番組のAVANTIで、目黒考二さんが紹介していた本。
    一見、ばらばらに崩壊していくようにみえる家族の物語なのに、確かに読んでいる自分の方に力が沸いて来る。

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    2011年03月28日
  • イレギュラー

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    私はこういう小説に弱い。そして甘い。
    真剣なのに笑えて、ちょっと現実を突き付けられるけどなんとなく都合よく解決していったりしてなくもないが・・・小説なんだからそれでいいと思う。こういうこともあるんだよって暗くならずに教えてくれて、なんかいろいろあって大丈夫じゃない気もするけどなんとかなるかもしれないよって感じでちょっとふざけてても、元気になれるから。

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    2010年09月21日