桐生操のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「美しき拷問の本」3
著者 桐生操
出版 角川ホラー文庫
p42より引用
“一六世紀ハンガリーの伯爵夫人、
エリザベート・バートリは血のお風呂を何より好み、
つぎつぎと若い娘を近くの村から誘拐させてきた。”
西洋史が得意な著者による、
股間が縮み上がるような拷問や処刑方を記した一冊。
ローマ皇帝の拷問方から拷問道具についてまで、
根をつめて読むと疲れそうな記述が盛り沢山です。
上記の引用は、
エリザベート・バートリの拷問の項の冒頭の一文。
この一文で腹八分目になりそうなのに、
この人物だけで7項目に渡って紹介されています。
一つ前で紹介されている人物、
ドラキュラこと一五世紀のワラキア -
Posted by ブクログ
古代ローマの皇妃メッサリーナからダイアナ妃まで総勢67人(今数えてみた)のエピソードを収録。現代に近くなるほど人物に対する踏込や考察が浅くなるのは仕方がないところか。
浅く広くではあるが有名なエピソードはきっちりおさえてあり、多くの魅力的な悪女に出会える点は評価できる。また、難しい歴史時代背景もごく軽くではあるが分かり易く説明してあるので歴史入門の書として気軽に読めるのもいい。
ただ悪女の分類というかカテゴリー分けには疑問を感じる点もあった(則天武后だけが何故か三回も各章に登場しているなど)。
そもそも運命に翻弄されただけのような女性を悪女と呼んでいいものなのかどうか。しかしややマイナーな歴史 -
Posted by ブクログ
再読。いつだったか、童話ブームが訪れた時に購入したもの。
小さい頃から本は好きだったし、童話もいろいろ知っていたから「本当は・・・」なんて一体なんのことかと興味を抱いて買ったものでした。初めて知る "真実" と言われるものに驚きつつも読み終わって思ったのは、私は真実じゃない童話が好きだということでした。
後から改正された童話には、本来の白雪姫に見られたようなエディプス的葛藤が当てはまらないように、グリム兄弟が最初に書きたかったものとは違ってきてしまうかもしれない。それでも、改正された後のものが好き。ただこの本は、グリム童話はこういう意図のもとに書かれたんだ、と知る -