【感想・ネタバレ】世界史怖くて不思議なお話のレビュー

あらすじ

現在大ベストセラーとなっている『本当は恐ろしいグリム童話』。よく知られている童話に隠された暗部を、流麗な筆致で描き出したのが著者の桐生操氏である。 本書は、華やかに彩られた世界史の表舞台の陰に隠され、迷宮入りしたさまざまな歴史ミステリーの真相に、桐生氏が鋭く迫る好著。 「処刑されたはずの聖処女ジャンヌ・ダルクがその5年後に姿を現した」「希代の英雄ナポレオンは“見えざる力”に操られていた」「モーツァルトの不可解な死の謎を解く三つの説とは?」「虐殺されたロシアのロマノフ王朝最後の皇女アナスタシアは生きていた」……歴史好きならずとも興味津々の話題が満載。 著者名の桐生操は、女性二人の共同ペンネーム。二人は共にフランスに留学し、帰国後、人物の評伝をはじめ、歴史の知られざるエピソードを紹介する著作を多数発表している。本書は、いわば桐生氏の最も得意とするテーマであり、歴史に潜む怖さと不思議さを満喫できる一冊。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

モーツァルトの行を読んだらアマデウスが観たくなった。
ジャンヌダルクの行を読んだらジャンヌダルクを観たくなった。

歴史の狭間に蠢く人々のディティールに迫る!
的な。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

世界史に興味を持って一番最初に手にした本です。何より編年体でない文章はとっつきやすい(ただ編年体でないが故、真実味を欠く部分もありますが)。歴史って苦手、という方にも読んでいただけるのではないかと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

歴史の楽しみ方の1つを学べる本
こういった歴史にはこんな背景があり、こんな解釈ができますよ!歴史って面白いでしょ?と言っているようだ。
まるで短編ミステリー小説を読んでいるような面白さ。
好奇心を擽られるというかミステリーのトリックを見るようワクワク感がある。

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2022年07月05日

Posted by ブクログ

『歴史とは、了解された嘘である』

ってことで、様々な歴史上の偉人の
裏側というか異説を集めた話しの小ネタ本。

歴史ってのは物語だから、色んな妄想を
膨らませられるから飽きないんですよね。

本としちゃ平凡な出来です。

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2012年09月30日

Posted by ブクログ

「世界史怖くて不思議なお話」3

著者 桐生操
出版 PHP文庫

p55より引用
“彼の本名、ボンバスツスは、のちに英語で
「誇大妄想症(Bombast)」という意味の
名詞になっているほどである。”

女性二人組みの著者による、
歴史上実在した人物達の怪しげなエピソードを、
色々な方向から紹介する一冊。
ジャンヌ・ダルクやナポレオンの様に、
歴史の授業で必ず一度は目にした人たちの、
その行動の理由等について面白い解説がなされています。

上記の引用は、
錬金術師パラケルススのエピソードの中の一文。
歴史だけにとどまらず、
言語にまで名を残す事になるのだから、
この人物の生き方の影響の大きさを感じます。
視点を変えて歴史に触れたい方に。

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2010年12月17日

Posted by ブクログ

実は生きていた、というオチが多くておもしろい。歴史を歩き災いをもたらす赤い服の男サン・ジェルマン伯爵をもっと知りたい。

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2009年10月04日

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