あらすじ
同性愛は人類の歴史と同じくらい古い。「精液授与の行為」「家の贅沢品としての快楽の子」「美少年奴隷」「ペニスを癒す“稚魚”の少年」「男色処罰法」「容貌の劣るものを嫌った“童貞王”」「少年売春宿」「混ざり合うSMとBL」「男性同士の天使愛」「僧侶と稚児」「江戸時代の陰間」etc.世界中から集めたボーイズラブ仰天エピソードの数々!
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事実かどうかは
この作者さまは少し差別的な書き方をしているのと、個人的な主観が入っているので、話し半分くらいで読むのが良いかと思います。実際、噂がある方はたくさんいますが、事実かどうかは確かめようがないので。
Posted by ブクログ
「何読んでるの?」と聞かれ、慌てて「ヨーロッパ史です!」と答えた記憶がある。
ボーイズラブ、というよりかは、ゲイ・男性の同性愛の歴史を追った物といったほうが、正しいかもしれない。
とにもかくにも、生々しかった。
Posted by ブクログ
「同性を愛する」という精神と行為は、古代から存在する。原始宗教としての行為であったり、快楽の一環であったり、精神的な繋がりを強固にする目的であったり、一つの文化であったり、当人の生い立ちに起因するものであったり。
古今東西の「記された歴史」から選出された、「少年を愛した人々」を綴ったアンソロジー集。
「【男が少年に愛欲を抱く】というのは決して異常ではない」ということは、歴史が証明している!
「腐女子の勝手な妄想が信じられない・理解できない」とか、「ホモが好きな女はキモい」とかいう人がいるそうですが。
いやいやいやいや。
一部の現実(史実)は、腐女子の妄想の斜め上を飛んでいます。
コレを読むと、「【男が少年に愛欲を抱く】というのは決して異常ではない」ということが、「ショタケット(少年愛オンリーの同人誌即売会)では男性参加者の割合が多い」という事実に納得できる。……かもしれない。