あらすじ
700人の娘を惨殺し、その血で湯浴みしたE・バートリ。11歳にして3人の愛人をもち、庭の茂みで心ゆくまで肉の歓びを味わっていた王妃マルゴ。保身のために自分の子供までも毒殺や死刑にした則天武后。西太后、クレオパトラ、ジャクリーン・オナシス、ダイアナ妃……歴史の舞台に華々しく登場した、権力欲に満ちて、淫乱で残酷な悪女たちは、野心のために国家まで滅ぼすことも。凄すぎる仰天エピソード満載で、古今東西の名高き悪女69人の魅力に迫った傑作人物伝!
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Posted by ブクログ
世界悪女大全 淫乱で残虐で強欲な美人たち 桐生操の世界大全。桐生操先生の著書。世界の歴史状においては多くの女性権力者が存在していた。そんな強くて逞しくてしたたかな女性権力者たちの実態を赤裸々に描いた一冊。どこまでが真実でどこまでが伝説や虚構なのか判断できないけれど、当時の女性権力者たちも男性たちに負けないように必死だったのだと思う。
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ウチの本屋で売れてます
面白いです
初っ端からエログロ…わーーー!!みたいな
人前で読むと必ず、
「何読んでるんですか!怖いっすよ!」
ってビビられますよ
Posted by ブクログ
副題「淫乱で残酷で強欲な美人たち」とある。14章に分類された悪女が登場するのだが、次回は副題にある女性たちを更に掘り下げた本を期待したい。この本はガイダンス程度の内容である。
Posted by ブクログ
古代ローマの皇妃メッサリーナからダイアナ妃まで総勢67人(今数えてみた)のエピソードを収録。現代に近くなるほど人物に対する踏込や考察が浅くなるのは仕方がないところか。
浅く広くではあるが有名なエピソードはきっちりおさえてあり、多くの魅力的な悪女に出会える点は評価できる。また、難しい歴史時代背景もごく軽くではあるが分かり易く説明してあるので歴史入門の書として気軽に読めるのもいい。
ただ悪女の分類というかカテゴリー分けには疑問を感じる点もあった(則天武后だけが何故か三回も各章に登場しているなど)。
そもそも運命に翻弄されただけのような女性を悪女と呼んでいいものなのかどうか。しかしややマイナーな歴史上の女性も悪女という名を関することで箔が付く気がしないでもない。
文学作品における悪女を取り上げた男性作家の本を以前読んだことがあるが、そちらのロマンティックな語り口と本書のドライな記述を比べるとなかなか面白いものがある。
Posted by ブクログ
世界は広いというけれど、残酷さのスケールはさすがに大きい。
知っていた話もちらほらあったが、読んで後味のいいものでもないよな。
でも好奇心からという理由では満足。
Posted by ブクログ
【2】世界悪女大全―淫乱で残虐で強欲な美人たち
こわっ!笑
そのひとことにつきます。
そこまでやらんでも。と、おもったけど、
結局はみんな自分のために生きてるなぁと。
もちろん自分もふくめ。
とはいえ人を貶めてはいけないし、
殺してもいけない。
ヨーロッパの不思議な文化にふれた本だった。
ちょっとヨーロッパにいってみたくなった。
Posted by ブクログ
古今東西の名高き悪女69人の仰天エピソード集。
エリザベート・バートリ、則天武后。西太后、クレオパトラ、ジャクリーン・オナシス、ダイアナ妃など。
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世界史を理解するのに、役に立ちそう。
あと、女の怖さが身にしみるほど分かります。笑
社会の縛りがあったリバウンドで、それぞれの時代の女性は猛威を振るっていたのでは。。
Posted by ブクログ
高校生が、世界史を勉強しながら読むと、歴史が厚みを持って身についていいんじゃないかな。信じられないような悪女のエピソードの数々。「小悪魔」キャラがモテ要素なんてもてはやされているけれど、ちょっと桁外れのスケールの大きさです。面白くさくさく読めました。
Posted by ブクログ
電車の中吊り広告に出ているようなタイトル。さくっと読める一冊。川端の「眠れる美女」は、18世紀のパリで流行したという老人のための若返りサロンからインスパイアされたのかしら、なんて思ったり。