間瀬元朗のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
クライマックス
今回のはなしは、どれも重く突き刺さるものでした。お母さんの命とひきかえに生まれてきた女の子と、祖父の時代からの因果のような孫たちの関係性。お祖父さんのお気持ちを思うと、辛すぎるエピソードでした。
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無料版購入済み
発想
人間に見えるアンドロイドを、不特定多数の多数決によって操縦するというアイディアがおもしろい。面と向かって話していると表情や返事までの間が長すぎたりして不自然さに気づかれるのでは?と心配。次はどうなるのか楽しみ。
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Posted by ブクログ
4巻なので基本構造は割愛。
セカンドseason後編。
二冊で一つの話をまとめるペースなのかしら。
実質的な第二話の完結編。
第一話と同じ構成で安定した面白さが光る。
ロボットが人と出会い、知り合うことで、その人の人生に関わることになる。
その人生への関わり合い方を3000の頭脳で迷い悩み選択していく。
ロボットを通して人と接し、共に悩み考えることで、3000の頭脳たちもまたそれぞれ成長していく。
こういう説教臭い話は大っ嫌いなんだが、その背景がしっかり語られていることで、その「説教」に納得させられる。
そして、一つの話とは別に大きな物語も動き・・・。
後ろの頁 -
Posted by ブクログ
3巻なので基本構造は割愛。
2nd seasonという文字があり、ロボットが二人目の人間と親しくなる物語。
道で倒れたお年寄りを、適切な処置で蘇生させ、気になったメンバーの投票で・・・。
好きで孤独に生きる独居老人と、そこへ手を差し伸べるべきか本人の希望通りにさせるか、意見が闘うことになる。
その議題を軸に、外国人問題や、ネットリテラシーだったり、投票者のドラマも重ね合わせていく。
基本的に、こういう説教臭いドラマの部分は嫌いな質なんだけど、ロボットを操作し、その上でロボットの視点で相手の人生とロボットの人生を自分に重ね合わせて、成長する投票者の姿は、そのプロセスに説得力があり -
Posted by ブクログ
行動をネットの投票で決定していくロボットが人に溶け込む作品。
ひとりの男性と親しくなったロボット。
性格を拗らせた男性が暴走し、それを民意で制御しつつ混乱する流れ。
拗らせた男性とその説得をする大勢。
その大勢の中にも、いろいろ人生があり拗れた問題があり。
説得する中で、ロボットも成長するが、投票する人々も成長する。
そんなドラマを盛り込みつつ、大きく進展しなんとなく第一部完。
コレで終わっていてもなんとなく納得のいくラストな気もするが、勿論3巻以降もあるので第二部へ続いていることでしょう。
ロボット工学三原則的な物がアレな感じでアレ。
こっち方面に進むのか。
開幕