和泉かねよしのレビュー一覧
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ネタバレさてやっと出ました、2巻です。
作者からのメッセージにもあるように、1巻から2年も経ってたんですね。そのせいか、いきなり簿星も亜姫も大きくなってて、ドキドキ。
亜姫は、戦がどんなものかまだちゃんと分かってなくて、無理して土軍を見に行って見つかり、命からがら戻ってきますが、そのことで、簿星とけんかに。無謀です。
そのまま土軍と戦になり、簿星を失いたくない気持ちで、策を練り、無理して笑い、見事勝利をあげます。
黄国に戻った亜姫に、曾国の王子から婚姻の申し出が。
ちょっと「二の姫の物語」っぽいかなって思いましたけど、まだまだ続きます。
使者として来た隗旦に、亜姫が曾国の妃となれば、亜国、黄国、曾国の3つの国の王位継承権を持つと言われて、ちょっと揺れ、国のために曾国に嫁ぐか悩む亜姫が簿星に相談するシーン。亜姫は簿星に止めてもらいたいと思ってるし、簿星は止めたいけど、自分の立場ではそれもできずってとこ、切ないなあ。
でもその後に土妃の亜姫暗殺未遂事件が発生し、その際の隗旦の動きを見て、隗旦が曾国の王子であると確信したのはすごい。亜姫が結婚を断るシーンは、和泉流って感じでおもしろいです。
それにしても、簿星が亜姫の小指をかんでる最後のシーン。
寝込み襲ってるよー。
非常に続きが気になります。 -
Posted by ブクログ
原作はマンガらしい中華物語(でも、なんちゃって)のノベライズ
愚図な二の姫さま(は実は優秀で)と彼女の臣下兼先生になった宰相の息子(生意気なガキ)。
二人の関係が次第に深まっていく様子が、ときにコミカルに、時に感動的に描かれていて、とても楽しくすらすら読めてしまった。
姫さまの真実や、終盤、愚図だと思われていた姫さまが国の危機を救う展開も含めて、これは、いわゆる王道物語。
でも、それが心地いい。
ラストの姫と宰相の息子がいったん別れる展開は最後を読むまでヤキモキしてしまった。
どこかで、強奪とか、あるのかと思ったよ(笑)
惜しむらくは、家臣団ができて以降の話が短すぎたような気もする。
もっといろんな活躍があっても面白かったかな。
でも、まあ、これは、結局は二人の恋物語だからこれでよかったんだろう。
素直に面白かったです。 -
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−あらすじ−
亜国の姫でありながら冷遇されている亜姫(あき)
幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の紙と天の色の眼を持つ奴隷の少年薄星(はくせい)と出会う。
境遇の違いを越えて、強い絆で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?
【感想】
漫喫の新刊コーナーで表紙に惹かれて読んだ作品。
和泉かねよしさんのことはこの作品で初めて知りました。
私よ…今までこの方を知らなかったなんてなんてもったないことをしていたんだ!!
絵もさることながら、ストーリーもまとまっていておもしろい。
なんの力ももたない亜姫がいかに周りのもの達を引き付け、成長し
女王になっていくのかが楽しみ。
奴隷の薄星との関係もいつ、主従関係を越えて愛に変わるのかも見所になっていくのかな?
でも、悲恋で終わっちゃいそうな気もしたりしなかったり…。
とりあえずまだ一巻なので期待を込めてストーリー度は4にしてみました。
続きがかなり気になる一冊です。 -
Posted by ブクログ
一人かねよしさんブーム第二弾。
久しぶりに読み返しました。
愚図姫と呼ばれていた姫と、その姫に仕えることになった少年の物語。
中華風ファンタジーです。
時代考証(といっていいのか?)とかは結構しっかりされてると思います。
でもやっぱり「少女まんが感」がぬぐいきれてない気がします。
いや、おもしろいんですが。
「ダウト!!」のところにも描きましたが、落とし方がまずいですね。
あの落とし方では私は満足できませんでした。好みうんぬんではなく。
重厚な中華ファンタジーにはそぐわない落とし方だったように思います。
けれどそれを除けばふつうにおもしろいです。
他の短編ふたつは、かねよしさんっぽさが全面に出てますね。
私はのこりの短編のほうが好きだったなー。 -
Posted by ブクログ
最近一人かねよしさんブームが来ていて、その波に乗って読み返したのがコレ。
一時期別コミを買っていたので、そのときから読み始めました。
高校デビューした女の子の話。
いやぁ、かねよしさんのギャグセンスはすばらしいと思います。
少女まんがでコレ書くかっつーくらいものっすごい下品なネタを描いてくれます。
で、その着眼点も主人公のツッコミもすばらしい!
なかなかこんな少女まんがないですよ。
あと、「美人」「ふつう」「ぶさいく」の描き分けがうまいんですよね。
少女まんがの作家さんてみんなそこそこ「美人」のイラストしか描かないと思うんですが、かねよしさんはピンキリまで描くのが本当に上手!
時々デッサン狂ってたりするけど、魅力的(外面だけにあらず)なキャラで補える人です。
ただ、残念なことは、かねよしさん、話の落とし方がまずいんです……!!
「起」「承」「転」までは上手に描かれるのに、「結」が……「結」が!!
この「ダウト」もそうでした……落とし方に非常に納得がいかない。
けれど、最近の作品は改善されているようなので、今後に期待です。