藤野千夜のレビュー一覧

  • 団地のふたり

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    特に事件が起こるわけではなく、ドキドキハラハラするようなストーリーではありませんでしたが、こんな友達がいたら人生の後半も楽しいだろうなと、羨ましくも ほっこりした気持ちで読みました。

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    2025年09月17日
  • 団地メシ!

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    学校に馴染めず長いこと休んでいる16歳の花と、祖母のゆり。
    時間はたっぷりある2人は様々な団地に出かけ、そこで美味しいものを食べるという楽しみを見つけた。
    そこに花の従兄弟たちが混じったり、ゆりのお友だちが混じったり。
    花がどうして不登校になったのか‥‥などは詳しく書かれていないし、登場人物達も聞こうとはしません。あるがままの花を受け止めています。
    そして、花も将来のことに不安を感じていながらも、好きなことや、反対に絶対にやりたくないことははっきりしているし、どんどん外にも出ていくし、案外しっかりしているんじゃないかな、と思います。
    一方、ゆりの方はというと、数年前に連れ合いを亡くしたばかりで、これからの人生をどう過ごしていこうかと考えているところ。
    花、ゆり、花の両親、読む人によって感情移入するのはそれぞれかもしれません。
    なんだか楽しげな計画の途中で話は終わったので、その先もぜひ続編で知りたいです。

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    2025年09月16日
  • 団地メシ!

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    おばあちゃんと一緒に女子高生(退学予定)が色々な団地のご飯を食べに散策する話。学校を辞めて何をしたいのか?まだまだ、検討中だが、最後の方で2人でお店を開きたい!となって検討をする事に‼️次回作ではお店を開いてる?になるのだろうか。

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    2025年09月15日
  • じい散歩

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    お散歩が自由気ままでいいなーと思った。
    毎回カフェに行くとは、お金があるからできるんだよなぁとも。
    もう80代だというのに、奥さんが浮気の心配してるのとか、家で倒れた奥さんを老衰と決めかかって放置してるのもおもしろかった。

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    2025年09月05日
  • 団地メシ!

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    けっこう辛口の意見もあるが、まあまあ楽しめた。『じい散歩』でもそうだが、定職についていない三人兄弟とか、今回の花とか、普通はまわりが心配する状況なのに、ユーモラスに淡々と流れていく。出てくる人がみないい人ばかりなのも心地よい。

    また、私は多分ここに出てくるお店に行くことはないだろうが、どのお店も、値段的にも雰囲気も出てくる料理もとても魅力的で、近くに住んでいたら行ってみたいなと思わせるところばかりだった。

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    2025年08月31日
  • じい散歩

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    読む前、のんきなじいさんが散歩するほのぼのなイメージで固めすぎたのがいけなかったのか、どこか冷え切った家族の空気感が生々しくて読んでいて苦しくなることが多かったです
    それだけ描写が素晴らしいということなのですが

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    2025年08月17日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    老夫婦と独身息子たちの生き様物語。

    第一話 秘密の部屋
    第二話 秘密の女
    第三話 秘密の訪問
    第四話 秘密の調査
    第五話 秘密の話
    第六話 秘密の思い出(一)
    第七話 秘密の思い出(二)
    第八話 秘密の思い出(三)
    第九話 秘密の交際
    第十話 秘密の旅路
    エピローグ 秘密の通信

    故郷を離れ、東京で一旗揚げた新平と英子。3人の子宝に恵まれるが、何かと問題のある息子たち。

    隠居生活を優雅に送りたいが、家庭内のトラブルに、妻の認知症と災難が降りかかる。

    のほほんとした物語を想像して読み始めると、パンチを食らう。

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    2025年08月16日
  • 団地メシ!

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    もったいないなと思った。
    花は、高校生活になじめなかった。どうして、その違和感の正体を見つめようとしなかったのだろう。何に拒否反応を示したのかは、突き詰めた方がいい。これからもその違和感たちには出会う可能性は高いのだから。そして、相容れないものを知るということは、自分がほんとうに求めているものを知るきっかけともなりうる。何の疑問も持たず高校生活になじめる者(私もそうであった)には、なかなか辿り着けない境地なのに。
    花の周りはとても優しい人に溢れている。でもその優しい手から差し出されたものに包まれて、成長のチャンスを逃してしまいそうなのがどうにも口惜しい。これは、物語の冒頭で、ゆりが仕事をしてみたいといった時と同じ構図なのではないか。無理するなと言ってその場所に留まらせている。これって優しさなのだろうか?
    花が高校生活で傷つき、損なわれたのであれば、回復の時間は必要だ。けれどもどうやらそうでもなさそうだ。損なわれる前に回避したのだろう。
    例えば花が、高校やアルバイトなどの職場、あるいは日々の暮らしの中に彼女なりの主戦場があり、趣味としてのおばあちゃんとの団地巡りだとしたら、素直に「小さな幸せ」を素敵だと思えたことだろう。けれども、この状況では花の人生が、他者によって差し出された「小さな幸せ」に閉じ込められるような気がしてしまう。
    花は違和感に気付いたのだ。それこそゆっくりでいいから、幸せは自分でつかみ取って欲しい。

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    2025年08月15日
  • 団地メシ!

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    ネタバレ

    辛口です。
    高校を辞めた花が今後どうするのかが何も決まらずただ散歩しておばあちゃんと美味しいものを食べてるだけでなにがしたいのかが分からずでした。
    終わり方的にえ?ここで終わりなの?みたいな感じだったので今後続くのかな?

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    2025年08月13日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さん、角田光代さん、唯川恵さんが好きなので購入してみました。恋愛短編小説、どれも良かったです。

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    2025年08月06日
  • じい散歩

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    三人の息子は年配の独身、ひきこもりの長男、オタクの三男は同居は金無心でウザったい、別居のおねえ次男は、皮肉やで口喧しいが何かと老親の面倒をみている。老妻は趣味の散歩に出る主人公に過去の愛人に陰で会っていると妄想を抱く認知症。意外とアルアル自分にもアル。妻89歳でトイレの前で倒れるもほぉっておいて逝かせようとする主人公、二人の同居息子はオロオロがリアル。駆けつけたオネエに諭され救急車、生かされた不随90歳の妻をかいがいしく介護し新たな生き甲斐を見いだす92歳主人公に同感、拍手

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    2025年08月06日
  • じい散歩

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    90歳になる主人公の新平には一つ下の奥さんと独身の3人の息子さんがいる。

    日々のルーティンをこなしたり、趣味を楽しんだりしながら、なんだかんだ思いながらも息子さんたちを受け入れているところも素晴らしいと思う。

    意外と次男がいれば、この家族はこの先もなんとかなりそうな気がするのだけど…

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    2025年08月02日
  • じい散歩

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    そうかぁ。奥さんが先にボケちゃう事もあるんだなぁ。それをくよくよ悩まないのが良いよね、この爺さん。超マイペースだ。長女以外の息子たちは心配だねぇ。爺さんが亡くなったらどうなるんだろうね。

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    2025年07月28日
  • 団地メシ!

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    大好きだった『団地のふたり』。第三弾かしら?と期待して読んでみた。
    大好きな二人は出てこないけれど、おばあちゃんと孫が首都圏の団地をめぐります。『団地のふたり』の二人ともどこかですれ違っているかも。
    花ちゃん天くん星ちゃん3人とも、おばあちゃんと仲良しで4人のやりとりがとても微笑ましい。おばあちゃんに頼まれごとをして、内容を聞く前に第一声から「いいよ」と答える天くんが漢だなぁ。タイ料理はおばあちゃんの口に合わないんじゃないかと心配する様子も優しさが溢れていてほっこりしてしまう。

    メモ(みんな実在する団地お店なのかしら?)
    豊洲四丁目団地(すきやばし次郎)
    希望ヶ丘団地(BANGKOK KITHENDELI)
    鶴川団地(浅野屋)

    私も団地めぐりがしたくなりました。
    昭和の建物は大好物です。
    どこかの団地に『ばあちゃんカフェ』があるかしら?

    20250726

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    2025年07月26日
  • 団地メシ!

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    不登校の女子高生とその祖母が、祖母が昔住んでいた団地を皮切りに、いろんな団地とそこにあるカフェや食堂を巡る物語。
    それぞれの孤独を埋め合いながら、ほっこりする平和な物語ですが、特に着地点がある終わり方ではなかったので、続きがあるのかもしれないですね。
    土地勘のある団地がいくつも出てきたし、出てくる店も実際にある店なので、ちょっと行ってみようかなという気持ちになりました。

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    2025年07月23日
  • 団地メシ!

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    高校に馴染めずにずっと休んでいる花に祖母が、昔住んでいた団地に行ってみたいと言いだし…。

    祖母の昔の記憶を辿り、団地周辺を歩きながら懐かしさや新しい店の発見に驚いたりしつつ、ランチを楽しむ。

    昔の団地が、今もこんなふうに生きてるって嬉しいと祖母が言ったことから花は、次はこの団地に…というふうにいくつかの団地を巡りながら祖母とランチを楽しむ。

    花とゆり(祖母)のお互いを思いやる優しさに温かくなりながら美味しいランチを楽しむのは、みていても心が和み憧れる。

    花は、休学していた高校を辞めたのだが、これからあとのことはゆっくり考えていくのだろうか…
    おばあちゃんも何も言わずに見守ってくれてる感じが良い。

    もしかして、2人で団地カフェでもするのかな⁇と思わなくもない。


    おばあちゃん、今日はどこに行く?と言って孫がランチに誘ってくれる、そんな日が来ればきっと嬉しいだろう。









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    2025年07月20日
  • じい散歩 妻の反乱

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    痴呆症の妻を老々介護してるが、前作同様軽いタッチで読みやすい。表題の、「妻の反乱」がよみとれなかった。

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    2025年05月21日
  • じい散歩 妻の反乱

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    サブタイトルや章題に「妻」がつけられた今回は、英子との暮らしや思い出が多めに語られる。そのせいか、家族について考えるきっかけになった。
    つくづく家族とは不思議なものである。血が繋がっていようがいまいが、別々の人間であることは違いない。それなのに、当たり前のように同じ家で暮らし、寝食を共にするのである。疎んじたり、憎んだり、情が湧いたり、愛おしく思ったり、相手の事をよく知っているつもりがやっぱりわからなかったり。
    そんな家族のやり取りとくれば、じっとりしたお話になりそうだが、そこは良くも悪くも子どもたちにも自由にさせていた新平なので、からりとしている。駄目っぷりも愛情もぎゅっと詰まりながらもおもしろおかしく読み進められ、落語みたいだなと思った。

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    2025年05月16日
  • じい散歩 妻の反乱

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    新平の体力には本当にびっくりさせられます。
    食べること、歩くこと、自分で出来ることの素晴らしさにあらためて気付かされました。

    妻の介護を最後までやり遂げた新平。家族のことをなんだかんだと考えている新平にほっこりさせられました。

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    2025年03月22日
  • じい散歩 妻の反乱

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    ネタバレ

    【収録作品】妻の好物/妻の笑顔 1/妻の笑顔 2/妻の持ち分/妻の決断 1/妻の決断 2/妻のいない旅 1/妻の心配/妻の眠る場所/妻といっしょに/妻の遺言状/妻の異変/妻の出発/妻のいない旅 2/妻の帰宅 

    三人息子の自由さに安心してしまう。それでも生きていられるのだと。

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    2025年03月12日