藤野千夜のレビュー一覧

  • 団地メシ!

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    不登校の高校生の孫娘とその祖母が、都内と神奈川県内の団地の中のレストランやカフェをめぐる物語。なじみのある小田急線沿線が主な舞台となっているのが、おもしろかった。両親ほど距離が近くないために祖父母とはより気軽な関係を築けるというのは私もよくわかるし、祖母と孫たち・いとこ同士の関係性が微笑ましかった。
    アラフィフの私にしてみると、高校を中退するなんて人生の一大事だと思うけれど、「人生詰んだ」というふうに暗く重く考えてしまうこともなく、軽やかに生きる孫娘の姿に、日本社会も変わってきているのかなと思った。
    「団地のふたり」も本作も、学校を卒業し就職し結婚し子育てをするというような、「王道」な人生を歩

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    2025年12月17日
  • 団地のふたり

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    ネタバレ

    主人公はイラストを仕事にしているのにフリマアプリで同人誌を売る。普通の人のこういう悪意のないヤバ行動にギョッとする現象は何なんだろう。穿った見方をしてしまうけど、主人公のことも団地の住人も、「時代に取り残されていて、それに気付いていない、あるいは諾々と受け入れている人と場所」に対するうっすらとした悪意を持って書かれているのでは?と勘繰ってしまった。

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    2025年12月10日
  • じい散歩

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    全体を通して特別、大きな事件があるわけじゃないが、新平の不器用さ、寛容さ、家族愛を堪能させてもらった。

    子は旅立つ。殆どの家庭の子は大人になるにつれ、親元から離れていく。
    ただ、これを読んでずっと家族といるという幸せもあるんじゃないかと考えさせられた

    とりあえず、息子達はもっと協力しろよ!

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    2025年11月23日
  • また団地のふたり

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    前作が大好きでドラマもとても面白く観ていた。今作もよかったが、安く買ったものを高く売る話でだいぶ気持ちが下がってしまった。もちろんそれは世の中で普通に行われている事だけど、このお話の世界観でそういったお得感のやりとりは個人的にモヤっとしてしまった。

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    2025年11月17日
  • ネバーランド(新潮文庫)

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    三十歳、小説家、元実家だったマンションに一人暮らし。最近できた年下の恋人は、前の恋人と切れておらず、そっちの家に帰ることもある。ちゃんとして!と言ってるけれど、するするといって、一向にしない。で、うちに来て、お菓子を食べ、ご飯を食べ、クリーニング代も食費も払わず、子供みたいなことを言う。でも、にははは、にははは、と笑うので、許してしまう。そんな恋人が、ちゃんとした恋人に育ってくれるのかを見守る、一年半。

    下宿生の部屋に意味もなく集まって、夜から朝までだらだらしている大学生の感じ、を、三十代になっても続けている人たちの話。大人にならない子供の土地、ネバーランド。特に生産的なことをするでもなく、

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    2025年11月13日
  • 団地のふたり

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    NHKドラマから本書。
    ドラマはあまり見ていなかったけど、
    私の職場の人が、「好きそうだよーー」っと勧められた。
    その人曰く、私が小林聡美さんに似ているんだって(笑)
    50代女性2人の普通の普通の生活模様。
    平和だ平和だ。
    こんな物語を私は望んでいたんだろうな。
    続編も読もう。

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    2025年10月26日
  • 団地メシ!

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    おばあちゃんと孫娘の団地グルメ食べ歩き。行ってみたいところがいくつかあった。もう少しストーリーを膨らませて小説にしてほしいなあ。軽く読める内容でした。

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    2025年10月18日
  • 団地のふたり

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    ゆる~いお話でしたね。本当に日常。
    近所にお友達がいるだけでも心強いけど、私はたまに会うくらいがいいかな。
    2人の距離感は家族みたいなものですね。
    銀座まで車で行けるところが素晴らしい。
    そこ?って感じですが(笑)

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    2025年10月03日
  • また団地のふたり

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    台湾映画祭を開催し
    ホットケーキのキーホルダーを買ったり
    庭の枇杷を収穫したり
    日々の暮らしは、小さな楽しさや幸せの積み木

    力抜いて生きてっていいんだぞと肯定感もらえる穏やかなお話

    ただ、現実に照らし合わせるとこの2人の10年後20年後はどうなるのか不安でもある。
    収入とか団地の建て替えとか...

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    2025年09月28日
  • 夏の約束

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    登場人物のキャラが濃くて、普通の1日がなんか面白かった
    菊ちゃんの兄のエピソードにはウルッとした

    個人的には「主婦と交番」がハマった
    交番のパトロールって…。

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    2025年09月27日
  • じい散歩

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    団地のふたりが凄く好きなので読んだ著者の作品。

    問題だらけの新平の家族。どの家族も本当にいろいろある…でも全く悲観的でなくて軽やかに読めて、何気ない日常が愛おしく感じた。新平がルーティンの散歩で建物を見て美味しいものを食べ、かっと笑う姿にはなんだか元気がでる。
    倒れた英子を老衰だからと放置しておくのは引いてしまったけれど…
    食べ物の描写が凄く美味しそうで良い。

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    2025年09月26日
  • 団地メシ!

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    ネタバレ

    学校になじめず不登校の孫とこれからの
    晩年をどう過ごすかを模索する祖母。
    祖母が昔住んでいた団地を見に
    行くところから始まる団地巡り。
    終始ほのぼのしてて出てくる団地や
    その周辺環境、出てくるお店なんかも
    おいしそうだったり味わい深かったりと
    楽しく読めました。不登校に関しては
    家庭の環境や学校の環境なんかでいろいろ
    複雑でわからないけど老後に関しては
    今からでもどんなことがしたいか
    考えておくのもいいんじゃないかと
    思いました。ただ、本当に個人的な
    感想ですが花ちゃんすごく恵まれた
    家庭環境だと思うので学校をやめるのは
    もう少しがんばって見てからでも
    遅くないんじゃないかなぁ~なんて
    勝手な

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    2025年09月20日
  • 団地のふたり

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    特に事件が起こるわけではなく、ドキドキハラハラするようなストーリーではありませんでしたが、こんな友達がいたら人生の後半も楽しいだろうなと、羨ましくも ほっこりした気持ちで読みました。

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    2025年09月17日
  • 団地メシ!

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    学校に馴染めず長いこと休んでいる16歳の花と、祖母のゆり。
    時間はたっぷりある2人は様々な団地に出かけ、そこで美味しいものを食べるという楽しみを見つけた。
    そこに花の従兄弟たちが混じったり、ゆりのお友だちが混じったり。
    花がどうして不登校になったのか‥‥などは詳しく書かれていないし、登場人物達も聞こうとはしません。あるがままの花を受け止めています。
    そして、花も将来のことに不安を感じていながらも、好きなことや、反対に絶対にやりたくないことははっきりしているし、どんどん外にも出ていくし、案外しっかりしているんじゃないかな、と思います。
    一方、ゆりの方はというと、数年前に連れ合いを亡くしたばかりで

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    2025年09月16日
  • 団地メシ!

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    おばあちゃんと一緒に女子高生(退学予定)が色々な団地のご飯を食べに散策する話。学校を辞めて何をしたいのか?まだまだ、検討中だが、最後の方で2人でお店を開きたい!となって検討をする事に‼️次回作ではお店を開いてる?になるのだろうか。

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    2025年09月15日
  • じい散歩

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    お散歩が自由気ままでいいなーと思った。
    毎回カフェに行くとは、お金があるからできるんだよなぁとも。
    もう80代だというのに、奥さんが浮気の心配してるのとか、家で倒れた奥さんを老衰と決めかかって放置してるのもおもしろかった。

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    2025年09月05日
  • 団地メシ!

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    けっこう辛口の意見もあるが、まあまあ楽しめた。『じい散歩』でもそうだが、定職についていない三人兄弟とか、今回の花とか、普通はまわりが心配する状況なのに、ユーモラスに淡々と流れていく。出てくる人がみないい人ばかりなのも心地よい。

    また、私は多分ここに出てくるお店に行くことはないだろうが、どのお店も、値段的にも雰囲気も出てくる料理もとても魅力的で、近くに住んでいたら行ってみたいなと思わせるところばかりだった。

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    2025年08月31日
  • また団地のふたり

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    特に何も起こらないのんびりした日常が描かれている。しかし、これはある意味ユートピアなのかもしれない。人との繋がりと、気のおけない友人がいる高齢者。目に見える生活の不安もない。
    しかし、この主人公2人は、いつも何かおやつを食べている。食べることは生きる事ということか。

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    2025年08月27日
  • じい散歩

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    読む前、のんきなじいさんが散歩するほのぼのなイメージで固めすぎたのがいけなかったのか、どこか冷え切った家族の空気感が生々しくて読んでいて苦しくなることが多かったです
    それだけ描写が素晴らしいということなのですが

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    2025年08月17日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    老夫婦と独身息子たちの生き様物語。

    第一話 秘密の部屋
    第二話 秘密の女
    第三話 秘密の訪問
    第四話 秘密の調査
    第五話 秘密の話
    第六話 秘密の思い出(一)
    第七話 秘密の思い出(二)
    第八話 秘密の思い出(三)
    第九話 秘密の交際
    第十話 秘密の旅路
    エピローグ 秘密の通信

    故郷を離れ、東京で一旗揚げた新平と英子。3人の子宝に恵まれるが、何かと問題のある息子たち。

    隠居生活を優雅に送りたいが、家庭内のトラブルに、妻の認知症と災難が降りかかる。

    のほほんとした物語を想像して読み始めると、パンチを食らう。

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    2025年08月16日