闇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ解説とか好きだからもう「はじめに」から面白かった!
ホラージャンルを5W1Hに分類しようなんて思わないでしょ。楽しい。
それで言うと全部の項目に好きなジャンルがあったから、自分って案外ホラー好きなんだな、と思った。
この本は全章怖くなかった。入門書扱いだからかな?ホラー苦手でも読めそう。
[特に良かったやつ↓]
終わった町 芦花公園
とざし念仏 五味弘文
一一分間 瀬名秀明
民法第961条 梨
最近モキュメンタリー(っていうジャンルだって初めて知った)系の小説多いよねって前話してたけど、好きなジャンルはどれだけ増えてくれても有難いな。
梨先生の、「折り目をつけてください」でワクワクしながら -
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Posted by ブクログ
なかなか面白かった。目当ての作家はそれぞれ期待通りの仕事をしていた。ホラーごとのジャンルの解説もありがたく、なにが怖いのか?を丁寧に紐解いてくれるのはホラーファンとしてすごくありがたかった。ただ、各短編がテーマに沿っているかどうかと、一作品として見た時に素晴らしいかどうかは別問題だなとも思った。切り口が新鮮で、面白い試みだった。14歳の世渡り術シリーズ、全然知らなかったけど、大人でも十分楽しめそうだから他にも読んでみたいと思った。ヤングアダルト向けということで、ほとんどの作品に学校が出てくるのがよかった。動画投稿やAIなんかの話が出てくるのもとても今っぽい。
以外各話感想(ネタバレあり)
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Posted by ブクログ
ネタバレとにかくホラーとインターネットが好きな人が作ったコンテンツだなあという印象。
各掌編を通して「幽霊」が示唆されているんだけど、結局最後まで読むと人の死後のいわゆるオバケ的な幽霊は一度も出てきていないのも面白い。あくまで舞台は現実のわたしたちと虚構のインターネット世界のなかで完結している。
“Y”らへんの幽霊の定義付けが難しかったが、とにかくAIのハルシネーションから生まれる架空の概念に霊的存在を見出したのだな、ということさえわかればよいのかと思った。
書籍ではじめて「つねにすでに」に触れたけど、実際はサイト発信のコンテンツらしく、関連動画とか見るとおそらく書籍版だけではコンテンツの面白さの1/ -
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