闇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ8人の方々のアンソロジー。1話ごとに頓花聖太郎さんの解説が入ってました。
主人公はみんな子ども。
最初はそのことに全然気づかず、でも子どもが続くことになんとなく違和感は感じてて。数話進んでやっと気づきました、「14歳の世渡り術」ってちゃんとタイトルに書いてあったね〜。。
子どもが、特に幼子が辛いめに遭うの、かなり苦手です。
子どもと動物とお人形が、理不尽に痛い思いやいじめなんかに遭うお話は、できる限り避けて来たのに… タイトル見て気づきなよ私(泣)
雨穴さんのお話が辛くて、途中で離脱しようかと思ってました。
でも次が五味さんで、五味さんの小説って珍しいなぁって結局は読んで…また辛くなってしまった(泣)
これって、先生も加担してますよね…ハア
なんとか最終話まで読み進められたのは、瀬名秀明さんのお話が良かったからで。
こういう形のお話もホラーの範疇に入るんだ…
グロくなく、定型的な怪異が出てくる訳ではない、でもあの不穏ともとれる終わり方、良かったです。
最終話の梨さんも良かった。
梨さん、安定の意地悪さで(笑) 理不尽なようでいて、でもこの方が選ばれた理由がもしかしたらあるのかもしれない…
とか、色々想像させるような終わり方が良かったです。 -
Posted by ブクログ
2024年に開催された、「行方不明」をテーマにしたフェイクドキュメンタリー展示会「行方不明展」の書籍化。
さまざまな架空の"痕跡"を完全収録。
なお、本書で紹介した行方不明者を捜索する必要はありません。
実際に開催されたフェイクドキュメンタリーホラー展示会「行方不明展」の書籍化作品。
書籍内のQRコードから、動画の作品なども閲覧できます。
行方不明になりたい、と少しでも頭をよぎった事がある方は実は結構いる気がします。
ですが、この本から見られる動画でも語られる通り、「この世界で完全な行方不明は不可能」で、「観測できるのは失敗例のみ」。
「完全な行方不明」とは一体どんなものなのか?
そんな事に思いを馳せられる一冊です。
実は、あなたの身近な人(あるいは、身近だった人)も行方不明になったのかも。そんな考えがよぎってちょっとそわっとします。 -
Posted by ブクログ
梨。梨でしたね〜。
ぼぎわんとか好きな人なら物足りないかも、近畿地方とか好きな人は充分楽しめ怖がれると思う。
主にネットでの話がメインになっており2ちゃんミームとかがでてくるので懐かしい気持ちで見てました。
内容的には短編がアルファベット順に載っている、ところどころ繋がりありって感じ。
ちょっと期待しすぎていたけどもまぁ面白かった。
でも正直、梨は小説よりもなんか掲示記録的な書き方の方が面白いんですよね。造語やら特殊読みが多いから小説だと飽きてきちゃう。これは休憩しながら読めたからよかった。
音声聞きながらでも良かったけど、全然スピードが遅かったからやめちゃった…あとで単独で聞きます。でも聞きながらゆっくり読んだ方が臨場感出そう。
写真とかが小さくて暗いからあんまり見えなかったなーって感じ、わざとなんだろうけど。 -
Posted by ブクログ
【内容紹介】
読み進めていくと行方不明者には何か共通点があることに気づいてしまう。もしかしたら僕らが「おいていかれた」のかもしれない
──麒麟 川島明
行方不明、と書いてみる。どうかそれがあなたにとって望みどおりの形で整っていますように
──高瀬隼子
この本は「行方不明になりたい」と切実に願った人の前にのみ現れる、「異世界への扉」──ホラー作家・梨×株式会社闇×大森時生主催の不穏な展覧会「行方不明展」が書籍化!“行方不明”をテーマに作られた、さまざまな架空の“痕跡”、全52件を完全収録。
※この書籍に収録されている展示品は全てフィクションです。
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一言で言うと「不気味」な本です。単なる怖い話とは違う、自分のすぐそばでも起こりそうな生々しさがそう感じさせるのかなと思いました。身に覚えのないメモ、他の人から聞いた記憶にない人物や出来事の話、そういうものって、実は自分の記憶からだけ欠落して行方不明になってしまったのかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレうーーーーん、面白い/面白くない とか、怖い/怖くない で評価できないというのが正直な感想。
忖度なしで本音で言うと、ただただ煩わしかった。
本の内容とサイトの内容を比較したり、QRコードから動画を確認したり、サイトが一度消去される前の情報を探さなければ分からないことがあったり。
他の方もレビューしていたが、「媒体の行き来で気が散る」「本だけで完結してほしい」、まさしくその通りだと思った。
もちろん、1つ1つの話は興味深かったし面白かった。しかし、全体を通して理解しようとした時に、大雑把かつ漠然と「何となく言わんとしてることはこういうこと?」というのは分かるが、1〜100まで全て理解しようとすると何だか話が壮大過ぎて考えるのがめんどくさくなる感じ。
ところで、私は元のサイト「つねにすでに」をよく知らないため、見当はずれなことを言っているかもしれないことを前置きした上で、思ったことを書いていくと。
そもそも、サイト「つねにすでに」を初期の初期から追っていない人には、100%楽しめる構造になっていないような気がする。そのため、本『つねにすでに』から楽しみたい人は、Guruまでの消去される前の内容を知っている人のように「ここが消去される前と違う」といった楽しみ方も出来ないし、変更された情報を把握することがかなわない。これって、後から作品を楽しみたいと思った人に対してあまりに不親切なのではないか。
もちろん、古参から楽しんでいる人が、ネットで考察したり変更前後の比較を書き連ねたりはしてくれているが、そこには自分がもう知り得ない変更前の情報が含まれており真か偽かの判別すらできない。そのため、わざわざ変更前の情報を探そうとする気力が湧かないのだ。
これは何だか、自分の知らない内輪ネタで盛り上がられているが、そのネタ元についてわざわざ知ろうとするのが煩わしいので、とりあえず「ふぅん、そうなんだ」と享受する感覚に似ている。
とにもかくにも、私の場合、読み終わって「怖かった」「面白かった」という感想よりも「やっと読み終われた」「疲れた」「難しかった」しか残らない作品だった。
正直、ホラーって「怖い/怖くない」という感覚が命だと思うので、そこにやれ考察だの やれ動画やブログのチェックだの、言ってしまえば「不純物」が加わることでどんどん作品の怖さを損なうのではないかと思うのだが。作品に小難しさや読者もついていけないような「新しさ」は邪魔にしかならないと思う。