闇のレビュー一覧

  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ネタバレ

    手法別に分けて、その説明とさらに作品の詳細な分析があって非常にわかりやすい。分析を読むとさらに怖さが増してくる。「とざし念仏」が因習といじめ問題も絡めながらじわじわと怖さが増してきます。人間の弱さと身勝手さを見つめる事がホラーなのか。ホラーって短いほうがより怖さが増すようですが、作家にとっては難しい分野かも知れません。

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    2026年06月14日
  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    みられている恐怖なら解決可寄り

    みられている恐怖現象ならまだ解決可能寄りだろうか?。何が何だかわからないよりはマシだろうか?。何者がみているのかわからなくても、相手は近いところにいて、こちらか何かをみている…。その正体を突き止めなければならない!!。解決できる恐怖の方がまだ世の中にとって楽かも??。

    #ドロドロ #怖い #ダーク

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    2026年06月06日
  • その怪文書を読みましたか

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     街中や郵便受け、ネット上で発見された"設定"の怪文書が100点以上収録された本作は意味不明な主張や支離滅裂な文章、不可解な写真資料&QRコードを紐解いて考察する構成が『正体不明の恐怖』をより引き立てて不気味だった。今後郵便受けを見るのが怖いかもしれない。

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    2026年04月29日
  • 恐怖心展

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    開催を知って、見に行きたいと思いつつ終わってしまった「恐怖心展」の、図録のような一冊。
    展示そのものに対してはわりとSNSウケ・話題性重視といった認識だったのだけれど、存外かなりよかった。

    恐怖を発症するきっかけは様々でありながら、「ひょんなことから」「なにげない画像から」「誰かの一言から」「ささやかな失敗から」、突然のうちに始まってしまうのが興味深かった。
    そんなことで?という一件が、以降その人を捕え長く長く苛んでいくことになる。予期不安というか、恐怖症に伴う症状として、自分の体が思い通りにならないこともまた恐怖。
    とりわけ、失敗に対する恐怖を抱く人が持ち歩いていたメモと、罪悪に対する恐怖を抱く人が綴ったYouTubeチャンネルの説明文などは鬼気迫るものがあった。
    この現代において、実際の意味で命を脅かす恐怖なんてきっと何一つないのだろうとは思う。
    それでも恐怖は決して外側にあるとは限らず、自分の心の内から勝手に立ち上ってくる。迫ってくる。逃げられない。想像力ってやつは、本当やっかいだ。

    恐怖症を一覧して読んでいると、意外と自分にも当てはまるものが色々あった。
    醜形恐怖、対人関係全般の恐怖はあまり他人事ではなく、過去のあれこれがぶわっと蘇ってくるので危なかった。
    恐怖心やトラウマ、PTSD、強迫観念についてもっと知りたいけれど、知りすぎて深淵を覗いてしまったらと思うと、いよいよ引き返せなくなりそうな気配を感じて怖い。

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    2026年04月02日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラー作品には様々なジャンルがあることが分かりました。それぞれのお話の後にもっとホラーを楽しむための解説があって、良かった。面白かったです。

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    2026年01月25日
  • 恐怖心展

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    子供の頃友達に「ニンジンは土の味がするから苦手。」と言われた事がある。それまでニンジンが嫌いだと思った事はなかったのだが、それ以降なんとなくニンジンの味の奥に土の風味があるような気がして食べるのを躊躇するようになった。ちょっとしたきっかけで「恐怖心」を自覚する、という文章を読んでまず真っ先にそれを思い出した。

    この本で紹介されている「恐怖心」も、文章で読むだけで嫌悪感に苛まれる物もあれば写真を舐めるように見ても何も感じない物もある。
    人の数だけ怖いものがあるのだろうなと感じた。

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    2025年12月31日
  • 行方不明展

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    行方不明になられた側の悲しみや祈りの合間合間に行方不明になった側の願いが散りばめられているのが良かった。不在の手触りに恐怖するだけじゃなくて、いなくなる、なった存在への感情と生まれる物語性に惹きつけられる。
    書籍だけでも楽しめたけれど、展にも行きたかったな。

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    2025年12月22日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーのジャンルを5W1Hに分類したアンソロジー。このジャンルの分け方納得!
    平山夢明さん/さよならブンブン、雨穴さん/告発者、五味弘文さん/とざし念仏 が特に面白かった。
    自分がどのジャンルが好きかのヒントになりました!

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    2025年10月09日
  • その怪文書を読みましたか

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    ほんとに怪文書を収集されただけなので、深い内容はない。けど、なかなか気持ち悪くて胸がゾワゾワする。なんのためにこの文書があるんだろって考えるとダメ。怖すぎる。

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    2025年08月10日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    なかなか面白かった。目当ての作家はそれぞれ期待通りの仕事をしていた。ホラーごとのジャンルの解説もありがたく、なにが怖いのか?を丁寧に紐解いてくれるのはホラーファンとしてすごくありがたかった。ただ、各短編がテーマに沿っているかどうかと、一作品として見た時に素晴らしいかどうかは別問題だなとも思った。切り口が新鮮で、面白い試みだった。14歳の世渡り術シリーズ、全然知らなかったけど、大人でも十分楽しめそうだから他にも読んでみたいと思った。ヤングアダルト向けということで、ほとんどの作品に学校が出てくるのがよかった。動画投稿やAIなんかの話が出てくるのもとても今っぽい。

    以外各話感想(ネタバレあり)

    ①みてるよ
    澤村先生お得意のパターンではあるが、プールや飼育小屋、トイレ、授業中の廊下などディテールが細かく、学校の独特の空気感の再現が丁寧でリアリティがあった。女の霊じゃなくてもこわいもんだな。意地悪なパワハラ先生も追い払ってくれるならアリかな。

    ②終わった町
    芦花公園の「おしまい」節には中毒性がある。毎回クセつよ霊能者を出すのだけたまに控えて頂きたいが、セリフの唐突さ、文字面の不気味さ、気持ち悪さがほどよく、どうやってお話を書いているんだろうな…こういう台詞がぽんぽん出てくるのかなといつも思う。だめったらだめだしおるったらおるし、終わりったら終わりなんでぇ。強。

    ③さよならブンブン
    平山夢明氏は「もう草一本生えません」みたいな絶望根絶やしホラーを以前読んだので、とても警戒しながら読んだらめっちゃいい話だった。個人的にはこの本の中ででダントツ一位。モンスターホラーの括りでありながら、本当のモンスターは殺人猫ブンブンではなく、残酷な加害をする人間の方では?と思わされる二重構造となっている。ブンブンがこっくりさん用紙を使いながら伝えてくるオールひらがなの言葉を、頭の中で変換しながら読む…。ひらがなにすることで、子供向けというか、ある種とてもピュアで率直な主張として頭に入ってくる。非常に味わい深く、いい余韻が残った。こんな話も書けたのね。文体に力を感じる。

    ④告発者
    親の恨みも分かるけど、まさか死ぬとは思ってなかったんだろうし、あの時言えなかった事がそこまで悪いことか?とは思う。でもお母さんがおかしくなっちゃった気持ちとか、それを見てたお父さんの無力感、無念さを考えたら、壊してしまったものの代償なのかもしれないな。どんなに動画が拡散されても、家庭内ではもう分かっていて決着したことですと言ってしまえば、当時子供だし罪には問われないよな。まぁ雨穴は良くも悪くもこんなかんじ。ちょっと弱かったかな。

    ⑤とざし念仏
    集団心理のヒトコワも入ってるよな。ほっとけ君の豹変が怖い。とざし念仏の由来もこわい。すごい閉塞感と恐怖だった。死は身近にある…と感じた。苦手だったけど、シチュエーション・ホラーとしては良作。

    ⑥十一分間
    やりたい事はなんとなくわかったけど、AIによる人類支配のやり方がよく分かんなかった。これこのまま進んでったらどうなってた設定なの?自殺を促されるの?
    最初の方読むのがめちゃくちゃ苦痛だった。単純に文章力が拙い。アトムとかドラえもん由来の人間の味方ロボットが冷酷なAIに勝つという構図は好きだったけど、論破したら勝ちなの?なんでAI先生は崩れ落ちたの?そこがよく分からなかった。

    ⑦学校の怖い話
    普通に面白かったけど、怪談はホラーのジャンルではなくて、伝え方の種類ではないのかな?これ入れるなら、サイコホラー(ヒトコワ)の短編を入れて欲しかったかな。

    ⑧民法第961条
    発想は面白かったけど、行方不明になるだけじゃちょっとふわふわしてるかなと思った。そんな時間経ってから襲ってくる呪いみたいのがあったんかい。世渡り、はなるほどなと思ったけど、逆に「完全に企画系の作り話じゃん」ってなっちゃったからおふざけ感が増してしまった。

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    2025年07月13日
  • つねにすでに

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    ネタバレ

    とにかくホラーとインターネットが好きな人が作ったコンテンツだなあという印象。
    各掌編を通して「幽霊」が示唆されているんだけど、結局最後まで読むと人の死後のいわゆるオバケ的な幽霊は一度も出てきていないのも面白い。あくまで舞台は現実のわたしたちと虚構のインターネット世界のなかで完結している。
    “Y”らへんの幽霊の定義付けが難しかったが、とにかくAIのハルシネーションから生まれる架空の概念に霊的存在を見出したのだな、ということさえわかればよいのかと思った。
    書籍ではじめて「つねにすでに」に触れたけど、実際はサイト発信のコンテンツらしく、関連動画とか見るとおそらく書籍版だけではコンテンツの面白さの1/10も摂取できていないように感じた。

    あんま関係ないけど最近のホラー関連のコンテンツってこの人とテレ東の大森さんが毎回のように関わっている気がする。

    あ、あと終盤のいろんなコピペを上げていくところに「はっはっは」「これは面白い」のやつがあったのめちゃくちゃ嬉しかったな…………昔すごく笑ったやつ。

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    2025年07月12日
  • 行方不明展

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    ボンヤリどこか違う世界に行きたいな〜と現実逃避してたらいつの間にか会期が終わっていたため読んだ。もっとガチ刑事事件みたいな行方不明を扱うもんだと思って見てたら思いの外ファンタジーな展示してた。まあリアリティ引き上げると倫理的な問題とかも出てくるから、アレなのかな……。

    個人的にはわかりやすいお化けとか妖怪とか都市伝説的キャラクターが出てくるよりこういう「身近に潜む(潜んでいたかもしれない)怪奇」に惹かれるタイプなので、これまでの大森/梨プロデュースの中ではかなり好きな部類だった。恐怖心展こそ行きます……。

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    2025年07月01日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーゲームの実況動画やモキュメンタリー動画を見るのが好き。
    ということで、ホラーにもいろいろあるけど私が1番好きなものはなんだろうと読むことに。

    ジャンル特化型ということでいろんなジャンルのホラーと出会い、そこからさらに踏み込むための入門書的な感じ。

    私はサスペンスホラーやモキュメンタリーホラーが好き。1番怖いのはやっぱり人間でしょって思ってるので。他のジャンルのホラーも、人間の怖さに着目して読むとどれもやっぱり得体の知れない恐怖を味わうことができました。

    うん。ホラーってやっぱりおもしろい。

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    2025年07月01日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    YA向けなので、怖すぎたりグロすぎたりのものはなくて、安心して読める。タイトルの「ジャンル特化型」の通り、その小説がどのジャンルに属しているのかと、ジャンルの解説がある。今までホラー小説の分類なんて読んだことがなったのでありがたい。ホラーと言ってもいろいろあるんだなあ。雨穴「告発者」がヒット。ホラー小説って、ある意味、特殊状況ミステリと言えなくもないのかも。小説内で解決する保証はないのだけれど。巻末のブックガイド内の本は3/4くらい未読。どれも読んでみたい。

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    2025年06月27日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーと一口に言っても、種類は様々です。初めてのホラーを選ぶ時に本書から進んでみるのがいいかもしれません。
    自分の好きな作品は、「みてるよ」「とざし念仏」「民法第961条」です。

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    2025年06月07日
  • その怪文書を読みましたか

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    ネタバレ

    先生今までありがとうございました。の文章が一番薄気味悪く感じた。
    最後のページのQRコードの音源の「あーあ」も聞いちゃったねという後味の悪さがあって良かった。

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    2025年05月18日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

    購入済み

    怖いは楽しい

    怖い話は怖いけど、ものの見方や捉え方の幅が広がるようで好きです。
    雨穴さんのお話が好きです。登場人物たちの行動心理を考えながら読みすすめるの、とってもワクワク、ゾクゾク、ヒヤヒヤ、エーッ!てなるので楽しい。

    #怖い

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    2025年05月07日
  • つねにすでに

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    YouTubeと連動している仕掛けは面白かった。
    実際にこんな番組やドキュメンタリーありそう。
    点と点を結びつけると…
    後半はかなり難解でした。

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    2025年04月20日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    雨穴さんや梨さんの作品に興味があり、怖すぎないかを確認するために読んでみました。
    短編で8人の作家さんがそれぞれのホラーを書いてくださっており、どれもゾッとするほど怖くはないけど、時々後ろを振り返るほどにはうっすら怖い…という感じでした。
    中学生の時に読んでいたら、放課後、読んだことを後悔していただろうなぁ…
    大人になった今は、ホラーよりも怖いものがあると知っているので、創作物だ、と楽しんで読むことができました。

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    2025年03月05日
  • 行方不明展

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    ネタバレ

    とてもおもしろい展示があると噂には聞いていたものの、地方住みのため東京まで出向くことができず諦めていたところ、書籍という形で触れる事ができた。

    途中で出てきたフラフープが、TXQ FICTIONの「飯沼一家に謝罪します」で登場した物に見えてドキリとした。
    どちらにも大森さんが関わっているので、全くの無関係ではないのかもしれない。

    誰かが「いる」とはどういう事なのだろうかなどと考えてしまった。
    幼い子供は度々自分の中だけに存在するイマジナリーフレンドを作り出すらしい。その子供にとっては架空の友達は実際に目の前に存在しているのだろう。
    この行方不明展で探されている彼らも誰かにとっては実際に存在しているはずなのに、それを人と共有すると「いない」ことになってしまう。
    家族が、友人が、恋人が、もしかしたら自分さえも、何を持って存在していると言い切れるのか不安になる1冊だった。

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    2025年03月02日