篠原千絵のレビュー一覧
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文庫版も、ついに完結編が出ましたね。
篠原千絵さんの長編は読み応えのあるものが多いのですが、この作品は、「闇のパープル・アイ」と並んで(いや、それ以上に?)非常に完成度の高い作品なのではないかと思っています。
古代ヒッタイト帝国にタイムスリップしてしまった現代日本の中学生・ユーリが、皇帝・カイルと愛し合い、皇妃(タワナアンナ)になるまでを描いた、一種のサクセスストーリー。
まず、主人公が現代から来たことによるエピソードが効果的に挿入されていて、驚かされることがしばしば。
たとえば物語の序盤で、カシュガのズワという大男とユーリが対決する際に勝負の決め手となったのが、古代ヒッタイト -
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これは語っておかないと!!
僕の中では歴史少女漫画の金字塔!超大作!めっさ傑作!!!!
いまだにリピートしてます。そして読み始めると止まらない全28巻!!
主人公は初めての彼氏ができたばかりの中学生の夕梨。
ある日突然「水」に襲われやってきたのは古代ヒッタイト!
そこには国の第2権力者の皇妃ナキアに命を狙われる過酷な人生が待っていた。
しかし皇妃と敵対する第3皇子カイルに匿われ、国や政治に触れていくにつれ
次第に指導者としての頭角を現し始めるユーリ。
イシュタルの輝く日に泉から現れた戦いの女神の化身として皇子の側室となり、
民衆の支持も篤く政治、戦にかかわり、人々の心を掴んできた頃にやってき -
Posted by ブクログ
初めて読んだ篠原漫画。とりあえず色々衝撃でした。
17巻、18巻と最後もうすっごい泣きました。切なくて悲しくて。
ウイルスによって引き裂かれていく姉妹と家族の絆に涙する。
家になぜか18巻全部あって、最初に見たのが15巻・・・くらい?
母は一体どこでもらってきたんだろう・・・!謎だ。
少女漫画なのに結構グロいんですよねぇ。
当時あまりそんなの思わなかったんですけれどびっくりだ。。
今でもたまに読みたくなります。でも泣くから気合入れないと!
さりげにベッドシーンてんこ盛りなのは最近になって気づいた。
そして知った。当麻先輩はヒロインだったのか・・・(笑)
昔は流風派だったんですけれど今見たら -
Posted by ブクログ
高校1年生の桐生蒼子は、転校初日からどうしようもない違和感を覚え、眩暈と悪寒に悩むようになる。転校してすぐに、蒼子を襲った男が消え、先輩が消えるという怪現象が起こってしまう。そんな折、蒼子を執拗に狙う男が現れる。男は西園寺彬と名乗り、「西の白虎」としてかつて人を脅かしていた人食い鬼の長、「東の蒼龍」である蒼子を殺しにきたと告げる。
角が生え、人に対し飢餓感を覚え、尋常ではない力を発揮するようになり、否が応でも鬼であることを認識させられてしまった蒼子。しかし、いつしか愛し合うようになっていた彬と共に生きるため、人間になりたいと切望する蒼子は、鬼門を滅ぼすことを決意する。[Wikiより]
私は