西炯子のレビュー一覧
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好きでもない人と結婚しなくてよかったんだよ、ヨリさん。今は寂しくても結婚してから間違いに気付くより余程いい。大丈夫、変態の真木センセがあっさり諦めるわけないでしょ。早く見たいハッピーエンド、でもあっさり終わっちゃうのはもったいないから引き続き色々考えさせて欲しいと思う。
真木「大人に対して敬語の使えない無礼な子供を尊敬できない あと 男は殴る以外の方法でコントロールしたまえ」
佐々野「あなたがほしいのは“愛する人”じゃなくて“妻” でも妻ってのはね ただの同居人や家政婦じゃないのよ 女なの 結婚しようがほかの男を愛するし抱かれもするわ 自分のためにだけ大人しく家にいてくれるなんて思ったら大間違い」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ40過ぎてこんな事で悩みたくないなぁ…というのが読んだ最初の感想でした。
登場人物が誰もいい人じゃなくて、共感的に読む事はできないけど、どんな決着をつけるのかはすごく気になる。
でも今回読んだ感じでは主人公はどの男とくっついても同じような気がする。自分から別れといてそれでも気になる、ずるくてきたなくてどうしようもない主人公が大嫌いだけど、女ってこんなんだよなーとも思う。
だからこそ40でこんな事で悩みたくないってすごく思う。
サプリは20代の漫画だからまぁ許せるんだけど、40でこんな事でこんな苦しみを味わうとか地獄のようだ。
妹に不幸が降り注ぎませんように。
妹ちゃんまでこのドロドロとした世界に堕ちてきてしまったら、この漫画はひとつも癒しが存在しない…。
でも妹のように生きられない人間のつらさはよくわかる。
だからこそ、主人公が嫌いなんだな。でも美人設定なんだから、なんとでもなるよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「どうしたいか」と「どうすべきか」を天秤にかけた時に、「どうしたいか」の方を優先してもいいのかもしれないな、と頭では分かってきた。
ところがそこで自分はどうしたいのか、と考えると、分からない。
自分の意思を疎かにして生活してきたせいで分からなくなってしまっている。
傍目から見たら明らかなのかもしれないけど当人は皆目分からないわけで、更にはその選択肢を選んだところで不幸せになったとしても他の人には関係ない。自分で全部受け止めなきゃいけないから、やっぱり決められなくて、「やるべきこと」の方向に逃げてしまうのかも。
まあ、本当は何をやりたいか分かってるのかもしれないけど。
とかなんとか思って生きている人間なので(恥ずかしながら)、ルイの「考えちゃうから何もできなくなっちゃうんだよ!」はグサッときた。
ヨリの気持ちはすごくわかるなあ。切ない虚しい悲しい。
ここで真木先生にどうにかしてほしいと思ってしまうけど、突き放したのはヨリだから、本当にここでただ待ってしまったら 白馬の王子様を待ってる自分から成長できないんだろうなあ。
これは、おとこの一生を超えたなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ好きな作品だ。
とりあえず、1~3巻までを読み終わったので、そこまでの感想を。
40前、独身、東京から故郷に帰ってきたヨリ。
イケメン、T大卒、精神科医の美人妻を持つ真木。
2人共魅力に溢れている。
だからこそ、この作品にぐんぐん引き寄せられる。
ヨリは、どことなく孤独で、けれどそれぐらいの寂しさをなんとかできる年齢になっている。
自分の好きなものもわかっている。
今以上を望むのではなくて、これから静かに暮らしていくことを望んでいる。
この故郷で静かに老いていく。
本が好きで、その方面の能力には長けている。
けれど、それを誇示するでもなくて。
真木もまた、孤独である。
お金もある。地位もある。立場もある。
執筆した本も人気で、医者としての評価も高い。
ただ、ズレている。変人である。
中学の時にいじめられており、その時ヨリに激しく恋をする。
その感情を忘れられず、大人になる。
いや、その感情を中心として生きていく。
だから、結婚もする。政略結婚。
ヨリと結婚できないなら、再会できることがないなら、
父親を救うために自分を犠牲にする。
「人生のほとんどをヨリさんを愛したこと冥土の土産にするのです」
ヨリから成り立つ人生なのだ。
だからヨリも真木に惹かれる。
ただ、不倫、自分が傷つくこと、裏切られることを恐れ
自分が真木を好きだということをごまかし続けようとする。
歳をとるにつれ、
「好き」だけでは行動できない。
多くのシガラミが二人をそれぞれに絡め取る。
真木は少女漫画の登場人物だから
女性が描く男性の理想像なのかもしれない。
こんな一途な男性はきっといない。
だからこそ、とっても惹かれる。
ヨリはどこかにいそうな、
多くの女性が共感する感情を持つのではないだろうか。
大人の少女漫画。
フィクションとわかってはいても
現実的ないくつもの部分でありそうと思ってしまい、
それが故にとっぷりとこの世界へ入り込んでしまう。 -
Posted by ブクログ
そんじょそこらの少女マンガとは一線を画したい、甘美かつ官能的な少女マンガ。
ストーリーは王道中の王道で、
主人公は四十路間近で独り身の淋しい独身女性のはずなのに、
なぜか見た目20代だし、スタイルいいし、極上に顔のいい医者に
狂気的にベタ惚れされるしで、ああもう夢のようなうらやま設定で。
でもそんな夢を楽しむのが少女マンガである、ということを再確認
させてくれたのがこの作品でした。
男女の感情の重なりあいやすれ違いって切ないものだよね。そうだよね。
そうそうこれこれ。あー忘れてた。
って気持ちになれるので、久しく恋愛してない人に読んで欲しいです。