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悠季は富士見交響楽団(通称フジミ)のコンサートマスター。楽団(オーケストラ)はまだ素人レベルだけれど、彼はリーダー的存在だ。そこにある日、芸大出で留学帰りの二枚目指揮者・圭が就任してきた。ところが初対面時から人を見下ろすようなデカい態度。そんな圭にムラムラと敵意を覚える悠季であったが…。楽団を舞台に悠季&圭コンビが織り成す激しく切ない恋愛模様2編。
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Posted by ブクログ
秋月こおの代表作。 主人公二人の恋愛の行方と音楽家としての成長が二本柱の大長編シリーズ。 BLって、ファンタジーですよね。基本的に。 だからこそ、しっかりとした設定や文章力が必要だと思うのですが、 この作品はとにかく、地に足が付いてる感が凄いと思います。 いやいやいや!それはまあ、いやいやいやいや...続きを読む!と言いたくなる部分と、 隣町のどこかで実際に存在しているかのような脇キャラクター達。 ファンタジー部分を支える、書かれていないけれど表現されている設定がもの凄くしっかりしていると思います。 だから、あんなだったりこんなだったりするトンデモ展開も、それはそれでアリかも、なんて受け入れられたりするのかも。 登場人物達が、人生をしっかり歩んでいるのも凄い。 結局シリーズ全巻読んでます。
BLがよくわからない時だから8歳くらいのときに読んだおね!!!!とっても面白くてすきだお。秋月さん文章力あるしなー。
西炯子つながりでもう1件。 この「富士見二丁目交響楽団」シリーズは、90年代を代表するボーイズラブ小説の1つである。ある地方オケの天才美形指揮者(♂)と凡庸なコンマス(♂)が恋に落ち、お互いいろいろ葛藤しながら、音楽家として成長していくという物語。この作品は現在も続いており、第7部まで進んでいるよ...続きを読むうであるが、私が読んだのは第4部の途中まで。巻数でいうと25巻くらいまで読んだと思う。西炯子は長年この作品の表紙と挿絵を担当していたが、2001年に後藤星にチェンジしてしまった。(絵師が変わったから読むのをやめた、というわけではないのだが)
〇年ぶりに引っ張り出して読んだ。 初めて読んだいわゆるBL小説の文庫本というのがコレだったんだけど その時も衝撃的というか、 この手の作品を読んだのが大昔のJUNEがJUNだった頃以来だったものだから 今はこういう風なことを書く人がいるんだということに驚いて かつ、展開が面白すぎ、で 嵌りに嵌ってし...続きを読むまったわけで。 (そんなわけで『出戻り腐女子』なのだ) 久しぶりに読んでもやっぱ可笑しい。なんか笑える。 冷静に読むと、変だよそれ、が多いんだけどね。 毛布は今も衝(笑)撃的O(≧▽≦)O
実は西 炯子さんが挿絵をやめてから読んでいないのですが大好きな作品でした〜。 その昔、王道少女マンガのような展開に胸躍らせて読んでいました! 最初は西 炯子さんが好きだったのと富士見二丁目交響楽団シリーズという題名がどうしても面白そうで買った小説でした。 内容は題名通りほのぼのとした雰囲気に本当王道...続きを読むなワクワクする事件がテンポ良く起こる、というかんじ。 市民楽団に席を置くの眼鏡の自分に自信が無いバイオリニストの主人公が、ある日突然やってきた美形で美声の指揮者に迫られ嫌だ嫌だと言いつつどうにかなって(笑)主人公も指揮者も楽団も成長して行くというお話です。王道ですよね。 私の文ではわかりませんが小説の空気みたいのが心地よくて凄く好きでした。 後、この小説のおかげで音楽の感想文やテストの点数は良かったです/笑。
人生変わっちゃった(笑) ただのBLとは言わせない。 まだまだ続いてますねぇ、大河ドラマですね(笑)ここまできたら、最後までついていきますよ。
はい、最近読んでるシリーズってこれです(死) 凄いです、読み進めば進むほど愛しくって辛くって叫びたくなってきます! で、出逢い編なこの巻。 初っ端からハードです……
書かれたのが1992年ということもあって、時代を感じる作品で、時折、そういえばこんな文体が流行っていたなあと微笑ましい気持ちになりました。 まさかのワーグナー使用方法にちょっとびっくりしましたが、周りにクラシック音楽を常に流している人(あの時間も)が多いため、そこまで違和感は感じず。 どうしてもク...続きを読むラシック音楽家の立場から見てしまうので、そもそも芸大に入っておきながら「学ぶことがない」とか「先生はCD」(CDだとやっぱり音がミキシングされているため生音には敵わない)とか言ってしまう彼に首を傾げたくなりますが、イタキスの入江くんも折れかけたシャーペンで5分間だけで解いた試験で全国1位とかになっていたので、そんなものかと納得した次第です。 コントラバスの彼が本気で気持ち悪くて、読みながら吐き気を覚えました。あんな目に遭ってもリハーサルに出る彼は偉いですね……。 とりあえず続きを読まないと、二人の関係については何も言えませんが、好感度の高いスタートでした。
友人に勧められて購入してはまった。はめられた。 面白い本はないかなぁと友人に本屋で話をしたら、 富士見二丁目交響楽団ってのがいいと言われて、 どんなジャンルなのか、どんな話なのかも考えずに 手にとって購入。 (今考えると友人の態度がちょっとおかしかった…) 電車の中で何も考えずに読んでいて、、、 ...続きを読む 吹き出しそうになりました… 個人的には若干読みたくない箇所もあるけど、 まあ、でも面白いです。
今更気になって揃え中。多分時代的な物なのだろうけれど……所々微妙に痛い。でも、何だかんだで、面白く読み進め中です。
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寒冷前線コンダクター 富士見二丁目交響楽団シリーズ
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秋月こお
西炯子
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