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西炯子が「男の涙」に全方位から切り込む!
「初恋の世界」「娚の一生」の西炯子最新作は、
年齢もタイプも様々な男たちの涙を描く、コメディタッチオムニバス。
鋭い観察力で描き出す、美しくもちょっと笑える「涙」をお楽しみあれ!
<収録作>
「そこでは誰もがひとり」
会社のトイレから毎朝泣き声が。泣いていたのは意外な人物で・・・!?
「ハルと嵐」
バレエに邁進する少年。だが気になる女の子ができてから心境に変化が。
「父が暮らせば」
断絶していた親子だが、父の死で強い絆があったことがわかる。
それは・・!?
「推しの次郎」
妻を亡くし、一人静かに暮らす85歳の男性は死を待つばかりと思っていた。
だが彼は出会ってしまった、「彼女」と!
「港区生まれ港区育ち」
地方へ出張へ向かう車中、予想外の事態が
エリートサラリーマンを襲って!?
「めぐり逢えたら」
有能な課長と中途採用の社員。二人にはある過去があるようで・・・。
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※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
無料分のみ
西さんらしいお話でした。
ルーティンを乱されて、日常に歪みが生じた主人公の姿が面白い笑
落ちは予測がつくものの、人生色々あるよな、と、しみじみした気持ちになりました。
他も読みたいな。
Posted by ブクログ
「男だって泣きたい時はある」
なんて書き方をしたら、
男性からも女性からも叩かれそう。
本書はそんな意味ではなく、
「こんな時に男は泣きたくなるんだ」
的なカンジで受け止めるとどうだろう。
そんな5つの短編からなる本書。
「涙」に関しては、私は2本目の『ハルと嵐』が好き。
敷かれたレールから
「このまんま一生抜け出せないのか?」の不安や
抜け出そうとする時の勇気など、
まだ若かった頃の懐かしい感覚を思い出します。
そして、
女性からの言葉で「コロッ」と前向きになれる
今も昔も変わらない私の中の少年の心。
「涙」に関係がない所で好きだったのは、
1本目の『そこでは誰もがひとり』の女性の反応。
カッコいい男性二人の意味深な姿から、
すーぐBLを妄想する流れが、なにげに好き。
タイトルもいい!
そりゃー、あそこでは一人だ。だから泣ける。
そして3本目の『父が暮らせば』。
「もっと早く話していれば、
わかり合えたかも知れないのに・・・」
という感動的な台詞のきっかけが「そこかい!」って。
そして全てを知ってたっぽい母(妻)。
個人的にはオススメの短編集でした。
無料版までしか読んでないんだけれど、ちょっとクスッとできるところがある、でも、すごくハートウォーミングな感じのする作品です。
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