坂井建雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白くて眠れなくなるシリーズ、人体の奥深さを知る小宇宙の旅案内の本。東大卒の解剖学の先生が人体のミステリーをやさしく・わかりやすく解説しています。《長時間携帯を見ると視界がぼやける》目のピントを合わせる筋肉の緊張継続⇒眼精疲労、目が疲れたサイン休息を取って目を休ませる。《揺れる電車で本が読める…》眼球を動かす六つの筋肉で体や頭が動いても視線を一定に保って画像が動かないように「手振れ防止機能」が働いている。「五十肩」の正体、肩関節の筋肉から出てる腱の加齢による弱さで傷が付き炎症痛み、防止策も…
炎症の痛みがあるときは、動かさず安静が大切!痛みが治まって動かせるようになったら、「アイロン体操」アイロンくらいの重さのものを持って、腕を軽く振るように動かす運動。肩関節を動かすことで可動域を保つ。身近な疑問・話題からふだん意識しない高度なミステリアスな人体を知ることができました。機能が狂わないよう意識して生活していこうと思います。 -
Posted by ブクログ
養老孟司氏の「形を読む 生物の形態をめぐって」に関連する書籍として、購入して読んだ。書籍の内容としては近代的な「解剖学」がどのように生まれたのかの経緯・背景を最初に解説し、その後、人体における「自然誌」と「自然哲学」に分類して解説している。
著者としては「自然誌」と言われる自然界にある物事を記載し、無秩序な自然を整理&秩序だって記載する営み、としているが、それと対比させられる「自然哲学」はそれらの事柄を基に自然界を支配する法則性を解明する学問と位置づけている。
解剖学はどちらかといえば「自然誌」としての取組みであるが、それから派生した生理学等は「自然哲学」としての取り組みであり、結論としてはどちらも必要、という形になっている。(この辺りはこれまで多くの議論があった内容を、「解剖学」として改めて議論している感がある。)
また、その後の解剖学の系譜として「機能論」「形式論」「物質論」としての議論の経緯を説明しており、顕微鏡の発達も相まって「物質論」が台頭してきた経緯を説明している。
全体として、解剖学として全体だけを見ていても顕微鏡サイズだけを見ていてもそれぞれの限界があること、また、「機能論」や「物質論」にとらわれてもまずいということ、最後には解剖学としての教育的な観点も記載しており、著者が言いたいことを出来るだけ盛り込んでおり、言いたいことが多数ある状態になっていると感じた。
(読者の方も言いたいことをすべてくみ取れているかは微妙だと感じた。) -
Posted by ブクログ
眠れなくなるほどではないが、タイトルに偽りなく面白かった。
人体の不思議系大好き。
本自体も薄く、各項目についても5.6〜10ページ以内にまとめられており集中して読める。
ミステリ好きにおすすめは
【脳そのものは痛みを感じない】
名探偵ポワロの名台詞
『私の灰色の小さな脳細胞が活動を始めた』
を取り上げ、脳の電気信号が伝わる仕組みを解説。
脳のMRI結果とかで灰白質と白質どっちも聞いたことあるけど違いも詳細もよく分からんと思っていたところで、図解もあり理解しやすかった。
ほか個人的に特筆するなら
【鼻の孔はどうして2つある?】
え、そうだったの?
と無意識だった新事実にびっくり。
【医学とギリシャ神話の意外な関係】
有名どころがいくつか。
アキレス腱の話はほぇーでした。神話っぽい。
あたりかな。
全部興味持って読める内容だったのが良き。
こういった本には書店行かないと出会えないので、書店大事。
#面白くて眠れなくなる人体
#坂井建雄