【感想・ネタバレ】医学全史 ――西洋から東洋・日本までのレビュー

あらすじ

現代医学はどのようにしてできあがったのか? 古代より、伝統医学は経験から治療法を、推論から理論を創り出すと同時に、西洋では解剖学という人体の科学的探究を続けてきた。それが19世紀に、病理解剖学や実験生理学の発展に伴い実践的な治療と結びつき、劇的な変貌を遂げることになる。医史学研究の第一人者が古今東西の書物を繙き、萌芽期から現代までの歴史を丁寧に辿りつつ、その飛躍的発展の背景に迫る決定版通史。

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Posted by ブクログ

古代から現代までの医学の歴史をまとめた書。
日本については中国史からの影響の部分もあるが、蘭学の入る江戸以前はそこまで詳細ではない。とはいえ、江戸以降の医に関する教育面の歴史もまとめられており、興味深い。
16世紀以降、西洋医学が医学がどう発展してきたかがわかりやすかった。

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2021年01月11日

Posted by ブクログ

文字通り古代から現代までの医学の歴史。
通史の後に疾患別の歴史、日本と続くので漏れはないと思う。
古代の医師から観察する事は既に行われている事が窺える。

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2023年08月25日

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