賀東招二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
序盤は2巻のゲストキャラ・・・だったはずのアラブの王子様ユースフとのドタバタ勝負、中盤はそのユースフやヒロインのアデリーナなど”向こうの世界”の人たちをジンコーに招いての文化祭、後半は自分の気持ちが分からなくなったアデリーナの・・・
序盤~中盤はドタバタ。
本家の短編集を思わせるような感じだけど、さすがに相手が悪すぎる。
期待が高すぎたせいか今回はいまいちかな・・・と思っていたところのまさかのアデリーナの暴走ですよ。
この手の悩める若者っていいね!
ラスト、問い詰めるマオに答えた一言
「今のわたしは兵士ではなく、インストラクターです」
成長したソースケが思い出された。
続きも楽しみにしてます -
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Posted by ブクログ
発の上下巻に分かれた長編。上巻であるため、下巻のためのエピソードといった印象は強い。特に前半のイタリアでの立ち回りはそのきらいが強く、ギャグテイストが強くてあまり緊迫感が無い。ITBで事件を起こすきっかけとなったスパイなのだからもっと重く扱って欲しかった感は否めない。
一方、その事件終了後から下巻へと続けていく流れは本当に素晴らしい。宗介は日常ではとんでもない奴だが軍人としては優秀なため、シリアスなシーンでは基本的に宗介は強く、不安を抱かせないような印象が合ったが、今巻ではそんな宗介だからこその悩みに焦点を当てて話を薦めていく。それまで読者にもあまり無かった視点を持ってこられているから意外性で -
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Posted by ブクログ
収録されている話のバリエーションが豊かな巻である。
最も印象的なのは書き下ろしの「エンゲージ、シックス、セブン」。マオと宗介・クルツの出会いの話。どういう出会いだったかはそれだけで面白いが、ミスリルのメンバー選定がどのように行なわれているかという組織の体制の情報が加わることで楽しみ方は2倍である。基本的にマオ寄りの視点で描かれているためマオの良い所が沢山出ている印象。しかし短編とはいえ敵に妙なコミカルさを付随する必要はなかったのではないかと思える。
完全にコミカルな「磯の香りのクックロビン」についてはいつもの短編らしい面に加え、「暴走する宗介を止めるかなめ」という普段の構図が成り立たない状況を -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みましたよ.
ポリスアクションです.
敏腕経時のケイ・マトバと異世界から来たティラナのコンビが
サンテレサ市で巻き起こる様々な事件を解決するわけですね.
今回は武器密売とエロ本強盗の話.
前回よりもちょっとだけ距離が近づく2人.
しかし,アレだな.
エロは万国共通と言う事ですね.
じゃなきゃエロ本強盗なんて起こりませんよ.
というか,裏のエロDVD300本を一気に鑑賞とか,どんな拷問だろうね….
(―人―)
というわけで,ワールドギャップとかも在りつつ
なんだかんだで良いコンビなんじゃないかな,この2人は.
面白かったよ.
ここまではドラグネットミラージュの改稿とかなんだけども
次は完 -