鈴木貴博のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ日本経済の思考トレーニングの書。
発想は面白い。
日本経済に関してはとかくネガティブな話ばかりが多い中、まずは、魔改造
前提で政策が行われたらというスタンスにしたのは、成功している。
実現性がないというと先に進めなくなるので、ポジティブな発想を
全面に押し出すというスタンスにしたのだろう。
個々の政策との関係があるので、一つだけ進めるというのではなく
パッケージで進めることの必要性を感じる。
一つの例として外国人の移民受け入れ問題とIT監視問題はパッケージで論じられるべき問題であると思う。
移民の基準をAIに判断を任せ、永住権の更新要件にいれる
というのは考慮されるべき論点かもしれない -
Posted by ブクログ
日経新聞の記事から、その出来事の背景や意味をクイズ形式で解説してくれる本。
2015年10月が初版のため、現状のニュースは当時の数歩先に進んでいる。
しかし、どういった視点でニュースを見ればいいのかを学ぶためには、最適な一冊だと思う。
ニュースとは変化である。
その変化は、①局地的なものか、②他にも影響を及ぼすか、③②の場合、それはどのような影響か、を考えることが重要。
そうすれば、ニュースの内容を覚えやすくなるし、将来の予想を立てることもできるようになる。
取り扱っている記事自体は、ビジネスマンとして基本的なものがいくつかあるため、、クイズには正解できることが多い。
しかし、その一歩先の -
Posted by ブクログ
人工知能によって将来には人間の仕事の半数近くが置き換わってしまう、という警鐘を鳴らす本を読んだことがあります。その時期は2030年頃だったでしょうか、それを見て少し、ほっとした、と書いてしまうと年がばれてしまいそうですが、そのような状態になってしまう前に、職場において様々な変化が起きている、ということを認識すべきである、というのが、この本のポイントです。
初めに私が読んだ頃の本には、ルーチンワーク的な仕事が最初に淘汰されて、知的集約的な仕事は残る、というイメージでしたが、実はそれば逆の様ですね。座って、コンピュータを使いながらやる仕事は、経営の仕事に至るまで、全て置き換わる可能性があるようで