鈴木貴博のレビュー一覧

  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

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    近い未来、AIとロボットに人間の仕事が奪われることを経営戦略コンサルタントの視点から警鐘を鳴らしています。

    面白い点を2点挙げます。
    「2025年ドライバーの仕事がなくなる」などの予想を年表で描いており、興味がそそられました。
    実際に年表に書かれている通りになるかという点については十分な根拠がなかったので感覚的に著者の予想より進展は遅くなるのではないかと感じました。しかし、遠からずその未来は訪れるという確信も同時に得ました。

    そして仕事がなくなる事態の解決策としてAI/ロボットに給料を払うという素人には思いもよらない斬新な提案がされている点です。
    著者の考える通りにいけば画期的な問題の解決

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    2018年07月15日
  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

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    私の仕事はバス・タクシーのドライバーの採用をしているのだが、人手不足でなかなか思うようにならない。
    しかし10年もすれば、自動運転車で大量失業者がでるという。私も自動運転車でいずれドライバーと言う職業が無くなるとは思っているが、ステークホルダーや法整備の問題で30年は難しいのではと、懐疑的ではある。
    それよりもAIにより、頭を使う仕事が無くなるとは。確かに最も難解なゲームと言われる囲碁ですらAIに世界トップ棋士が勝てなくなっているし、ローソンではAIで店舗開発をするという記事を見かけた。
    私は既に第一線から退いているので、仕事を奪われる心配はないが、娘達はこれからどうするのだろうか、と言う不安

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    2018年03月08日
  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

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    AIのほうがロボットより早い時期に動く、という話と、後半のロボットの稼ぎは国有化すべし、という話と、どちらも面白い。ただ、後半の話がAIよりはロボット寄りになっていて、その辺がもう少しいろいろ新しいことを書いていく余地があるのかもしれない。読んでみる甲斐はあるが。

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    2017年11月14日
  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

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    ネタバレ

    本日の書評は「仕事消滅」鈴木貴博著。著者はバリバリの経営コンサルタントである。

    本書はロボットやAIの発達によって、いかに人間(特に日本人)がどれだけ影響を受けるか著わした書籍である。

    まず、AIとロボットの進化によるテクノロジー失業が起こす経済への影響を「シンギュラリティのパラドックス」と呼ぶ現象があることを指摘する。

    つまり、AIとロボットの進化により、人が失業するのだ。

    かみ砕いていうと、国の中に収入が得られない人、収入が減る人の数が大幅に増え、デフレが起こって大不況になるという、いわゆるディストピア(破滅的な未来)をもたらすのだ。

    それとは対照に、完全に人間と同じかそれ以上の

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    2017年10月27日
  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

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    仕事が消滅する順番
    「足」(運転手)→「脳」(学者・コンサル)→「腕」(医者)→「顔・表情」(心理カウンセラー・作家)→「手の指」(ケーキ・すし職人)

    マイクロソフトのプロジェクト:レンブラントの模倣→芸術家・学芸員も不要
    管理職の仕事は、能力の評価や経営判断力でなく、ただメンバーの共感を得る演技力になる。
    生計が成り立つのは、若くて力仕事の人のみ
    馬が減ったように、癒しペットとしての犬や猫も減る

    「ロボット経済三原則」
    1.すべてのAIやロボットは国有化
    2.AI・ロボットの産業利用は、人間何人分かの働きに換算して国に賃金を支払う(自動車の免許と同じ)。家庭利用・私的利用は賃金支払いなし

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    2017年10月27日
  • 戦略思考トレーニング

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    【事実は小説より奇なり】
    まさかとかなるほどとか深いなとか、思わず唸るような戦略を知ることができる。

    言われてしまえば、というところもあるが、その事実を知っていると、日々のニュースの中の問題がクリアになる感覚を得られると思う。ある意味、既視感を持って物事を見れるようになる。これは複雑化多様化する現代においては相当な武器である。

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    2017年09月29日
  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

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    まずAIが知的労働者の仕事を奪い、次にロボットが肉体労働者の仕事を奪う。
    何も対策をしなければ、大多数の貧困層と一部の富裕層が生み出される。
    対策(AIやロボットに給料を支払う。ロボット税のようなもの)を打つことで、それを免れることができる。

    という、衝撃的な内容でした。
    今の日本では人手不足が社会問題化していますが、さらにその先を見ると、こんな社会が到来する(のかもしれない)のか~

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    2017年09月16日
  • ぼくらの戦略思考研究部 ストーリーで学ぶ15歳からの思考トレーニング

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    戦略思考について学ぶ本。論理的思考と何が違うのだろう、と思ったが戦略思考の場合は論理的思考が過程の1つとなっている。(たぶん)高校生の頃からこれだけ実践的なクラブ活動を展開していたらさぞ実生活で役立っただろうなあ。主人公たちがうらやましい。

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    2016年05月09日
  • 戦略思考トレーニング 経済クイズ王

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    ネタバレ

    ソニー
    2016/3 決算 3年ぶり黒字
    稼ぎ頭は、デバイス部門
    →画像センサーはシェア4割でトップ、スマホにも使われている
    →今後、デバイス部門への5100億円の設備投資をする
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    【人】イーロン・マスク
    ・天才実業家
    ・テスラモーターズで電気自動車に参入(東芝の半額の値段)
    ・つぎつぎと大きなベンチャー企業を設立
    ・「スーパーハードに働け」
    →ひとつの専門性を身に付けるのに1万時間必要→5年間
    ・「リスクを負え」
    →年を取るごとに、責任や義務が増えていく、難しいことに取り組むことはより困難になる。
     だから、今リスクを取って欲し

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    2016年02月25日
  • 戦略思考トレーニング

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    戦略思考とは何か。細かい事は置いておいて、実際のケースを、クイズ形式で紹介すると共に、クイズの答えを考える事で、戦略思考とはどういうものかを体感し、その考え方の基本を見に付ける事が出来る。
    新書で、問題の次のページには答えと解説が掲載されているので、短時間でサクサク読み進められる。実例集として読んでもおもしろかった。

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    2017年06月04日
  • 戦略思考トレーニング 経済クイズ王

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    2015年の日経紙面に掲載された情報をもとに構成された本書
    記事にあるその細部、底部にはどのような情報が隠されているのか考えさせられる面白い本だった

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    2016年01月02日
  • 戦略思考トレーニング3--柔軟発想力

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    『戦略思考トレーニング』の第三弾。
    今回は、柔らか頭を作るためのトレーニングに主眼を置いて構成されている内容です。

    右脳(発想)と左脳(論理)のどちらをベースに戦略思考をしているのか。

    自分は間違いなく左脳ベースです。
    が、今回、第三弾を読み進めてみて、左脳も十分には使えてないんじゃないか、と気づきました。

    まず、「戦略思考」する場合、右脳の発想力を生かして、誰もが考えつかないようなアイデアをひらめくことが重要です。

    自分は右脳に苦手意識があったので、これまでの第一弾、第二弾を読み進めながら、いろんな視点から物事を想像することはできるようになってきたと思ってます。
    (いいアイデアをひら

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    2015年12月24日
  • 戦略思考トレーニング3--柔軟発想力

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    問題だけでなく、日常から頭を柔軟にしてくのに何ができるかに触れててよかった。例えばニュースから発想を盗む、外国の常識から学ぶ、違う専門分野の人の視点を借りるとか。コラムも江戸時代のオランダ船の形がおかしいのは税金のせいだとか、学部レベルで経済学を学んだ人間にも面白いことがいろいろ書いてあった。

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    2015年12月21日
  • 戦略思考トレーニング 経済クイズ王

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    出題される問題は、どれも知ってるニュースばかり。でも肝心の答えが出ない。まんまと著者の狙いにハマります。ニュースって、「なぜ?」という視点で常に見ていないと、その出来事の本質は見抜けない。だから六甲バターの株が急騰しても、その意味に気づかない。

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    2015年12月06日
  • 戦略思考トレーニング 経済クイズ王

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    日経ニュースを頼りにビジネスのルールや傾向を探る。
    マクロ動向がミクロ現象にどのように影響していくのかを考えるための示唆を与えてくれる。

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    2015年12月02日
  • 戦略思考トレーニング 2

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    現実のビジネスであった実例を頭の体操として考えるシリーズ第2弾。なかなか答えに思い至らない問いも多かったんだけど、もっと一問一問に考える時間を取るべきだったかな。

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    2015年11月14日
  • 戦略思考トレーニング 2

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    『戦略思考トレーニング』の第二弾。クイズ形式で、戦略事例やグローバルでの成功例などが紹介されています。

    前作に続き、構成や内容が面白く、楽しんで読むことができました。

    作者曰く、毎日トレーニングすることが大事とのことで、1日1問ずつを意識して、一気に読みたくなる衝動を抑えて、少しづつ継続して読み進めましたよ。
    ……毎日か、は置いておいてw

    このシリーズを読んで一番得られることは、戦略思考する場を手軽に与えてくれる、ということ。まずは、これを意識して、すぐに答えを見るのではなく、十分考えることが重要だと思います。
    その上で、事例をサンプル的に覚えられればベストなんですが、これは中々、一回読

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    2015年10月28日
  • 会社のデスノート トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ?

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    本が発売されたのがちょうど、サブプライム問題が落ち着いてきたころ。2014年度末になってみて、予想通りなのか自動車業界はトヨタを筆頭に株価はV字回復を実現している。著者は、日本が今後繁栄するには、サービス業(どのようなものかは、本書参考)が発展する以外には無いと宣言している。早めに先行投資しておきましょうか…

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    2014年12月12日
  • 戦略思考トレーニング3--柔軟発想力

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    3作目も外れ無し。いやはや、いろんな視点でビジネスが見れて実に面白かった。4作目が出るのかな?要チェックです。

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    2014年12月04日
  • 戦略思考トレーニング 2

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    前回の作品が面白かったので、続編を読みました。前回同様、様々なケーススタディがまたもおもしもい。引き続き、続篇を読みます!

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    2014年12月03日