後田亨のレビュー一覧

  • 生命保険のウラ側

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     『生命保険の罠』(2007年)の著者による生命保険論の新しい本(2010年2月)。

     第1部「保険会社は信用できるか」と第2部「保険商品を信じられるか」は『罠』のおさらいといった感じ。わかりやすいけれど、社名は伏せてあるのでこの部分は『罠』のほうが読んでいておもしろい。

     第3部「それでは、どうすればよいのか」は読み応えがある。実際に保険に入っている人がこれからどうすべきかとか、営業トークへの切り返し方なんかがまとめられている。

     結論としては、自分で内容を説明できるシンプルな保険(掛け捨ての定期保険)を基準に1円でも安く入ることを主張。団体保険やネット生保の活用などもすすめている。

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    2010年11月25日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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    1995年生まれの男の平均寿命は94.5歳。医療技術も日進月歩な中、終身医療保険ほど陳腐化するものはない。
    ※相続税対策に終身保険は有用

    疾病別、年齢別医療費(P29)より、高くとも一日当たりの医療費は3万円で、長くとも1月の入院期間。しかも、健康保険があるから、医療費は3割以内。50万あれば入院に係る保険は不要か。拍子抜けである。

    高額医療制度や最強の保険である健康保険といった優れた日本国の医療制度を理解し、民間の保険で検討の余地があるのは、死亡保険と現役世代の就業不能保健のみ。

    老後資金を貯めるなら、『確定拠出年金』
    「個人向け国債 変動10」もありか。
    貯蓄運用目的の保険は手数料が

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    2025年09月24日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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    保険は僕も然り、割と流れ(入社すぐに保険レディーが来て訳も分からず保険加入など)やみんながやってるからとの理由で入ることが多そうだけど、この本にある通り、定量的なシミュレーションに基づいた意思決定が必要だと感じた。

    起こる確率が数%といった僅かな確率に、高い保険を払う必要性がありますか?
    仮にその数%にかかっても、国の保険と高額医療費制度で医療費の上限が決まってるものに、更に保険をかける必要がありますか?
    医療保険を貰うために病気になりますか?

    など、様々な当たり前な問いを読者に投げかけてくれる。そんな一冊。

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    2025年03月04日
  • 保険会社が知られたくない生保の話

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    ネタバレ

    複雑な保険や複数の保険はいらないという内容。
    生命保険と長期の就労不能に対して備えることができれば十分。
    公的年金や雇用保険で賄える部分も多いので、加入状況、保証内容を確認することが重要。

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    2024年03月30日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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    経済人の立場からみた保険不要論。
    賛成4割、反対6割。
    数理上のことはわかりやすく書いてある。その一方で「俺の考える最強の保険」の披露宴会って感じ。
    日本最大手保険会社営業から10年営業に携わったの、辛かっただろうなと感じた。
    特定の保険商品の情報はすでに古いものとなっているので、これから通読する方はご注意を。

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    2024年03月29日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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     『お金の大学』を読んでいたのでほとんどの保険が必要ないことは知っていたが、さらに深く解説してくれている。がん保険や介護保険などが必要になる人の割合等も掲載され、わかりやすく説明されているので、不安が強く月々の保険料の支払いが多い人向け。私も個人年金契約しているので、わが家の保険もそろそろ見直さなければ。

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    2024年01月11日
  • この保険、解約してもいいですか?

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    FPに保険を勧められたが、国の制度があるのに本当に必要か疑問に思い買った本。
    予想通りの結論になったので安心したが、ところどころ説明が分かりづらかった。
    個人的に会話形式があまり好きじゃないかも。

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    2024年01月06日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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    保険についての知識をつけて合理的に考えると、
    現時点(独身)では必要な保険などない。
    起こる確率は極めて低いが、自分だけではカバーできないものに、入る時期が来たら入る。
    金融商品は相談窓口で聞くと手数料が高くつくものしか紹介されない。そこは自分で勉強するしかない。
    「不安」と言う要素だけで保険加入するべきでない理由がたくさん書いてあり、とても勉強になった。

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    2023年01月30日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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    ネタバレ

    新しい治療法が次々と世に出てくるはずです。しかし、過去に契約済みの約款は、どんなに時が流れても変わることはありません。介護医療院やロボット手術についてまったく言及していないのと同様に、これから出てくる新しい治療については、あなたがお持ちの約款にはいっさい記載されていません。
    →医療保険は不要かな。もし、高額療養費制度が破綻したら考えよう。

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    2023年01月08日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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    保険という商品に対し、自身にとって必要な内容を見極めるガイドになる書籍。

    感想だが、「保険」や「ローン」は支払う価格に対する便益を十分検討せずに契約してしまう事が多いと思う。紹介や慣習で契約してしまう為と思うが、こういうところで合理的に考えていく事が無駄な出費を抑える為に有効だと思った。

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    2023年01月03日
  • いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

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    終身医療保険は陳腐化する等、保険の中身を説明した本。
    保険は人生を保障しないし、公的医療保険に優る民間保険は少ない。

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    2022年08月27日
  • 生命保険は「入るほど損」?!<新版>

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    「保険はお金を用意する手段」という基本を忘れないようにしようと思った。営業マンの給付金がおりたエピソードや、それで助かった話等ー聞いた事実だけでなく、自分にとって本当に保険が必要なのか、入らないと用意できないお金なのか、自分の考えが甘かったことに気付かされた。

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    2021年08月11日
  • 生命保険は「入るほど損」?!<新版>

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    よくまとまっていて、参考になる本であります。

    本書に書かれていることは「たしかにな」と思いつつも、腑に落ちないところも多々。

    保険料のうち営業マンの手数料や経費が高いのも事実。
    かといって営業マンに対して「会社の取り分はいくらですか?」と聞くのは如何なものかと存じます。

    とまぁネガティブな感想もありますが、書籍としては面白いと思います。

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    2021年05月05日
  • 生命保険は「入るほど損」?!

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    結婚に伴い妻が保険に入り直した。
    「ほけんの窓口」で担当の方といろいろ話しているうちに、保険というのは実に多くあり、複雑であり、一即多に「保険」といっても様々なものがあることを再認識した。
    そして、私自身は「保険には入っていたら安心」という気持ちで保険の担当者さんの勧めるものを、額だけを気にして加入していた。
    それで、コレを機会に保険というものはどういったものがあり、どういった種類があるのか、また本当に自分の必要な保険とは何なのかを見極めたいと思い、この本を手に取った。

    保険の考え方は実に様々で、150万の蓄えがある未婚であるのであれば、保険に入る必要はない、という話があったり。
    保険の貯蓄

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    2016年10月18日
  • 生命保険は「入るほど損」?!

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    確率論なので自分の身に起きないか不確定だとも感じますが、その分を貯蓄するのがいい気がしてきました。結局ある程度の年齢にならないと確率が高くなってこないようですし。唯一加入している三大疾病保障の解約を検討しようかな。

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    2016年03月09日
  • 保険会社が知られたくない生保の話

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    保険会社は当然、商品を売らないとならない訳ですが、それを消費者に如何にアピールするか。営利を目的としている以上、顧客側も相応の対策が必要かと感じます。

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    2014年07月01日
  • 保険会社が知られたくない生保の話

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    保険とは相互扶助の考え方に沿っている。これ自体は納得している。
    ここから本題。
    100万人に1人とかそういった確率で自分に不幸が起こることを見越して保険料を払うのか?医療保険や介護保険はその類。
    またその時に、保険に入っておらずに払うお金は自己資本でなんとかならないものなのか?つまるところ、1000万持っていたら、1000万の保障に入る必要はない。だから本当に入るべきは結構限られてる。損害賠償とかくらい。
    また貯蓄性とかの話で、現在割引価値とか考えると割に合わないんじゃないってところ。将来の価値なんてわからないから、60歳にようやく貰えるお金にどんだけ価値あるのかなあ。これも一種のギャンブルだ

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    2013年12月02日
  • 保険会社が知られたくない生保の話

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    保険を見直したり入ろうと思っている方は読んでおいても損はない本ですね。将来のリスクを保険でって思う時に、あれもこれもとときどき視点が変わってしまうことも問題なんですね。年を取って子供も大きくなると保険もそれほど必要なくなっているので、私よりも若い人が読んだ方がいいなあ(笑)

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    2013年10月20日
  • 生命保険のウラ側

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    医療保険は車両保険の感覚に近い。
    プロが入りたい医療保険とは「入院から31日目以降、日数無制限で給付金が支払われる保険」
    払済をすると利回りが急上昇する。

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    2018年11月25日
  • “おすすめ”生命保険には入るな!

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    2008年の事例集

    実際に入っている内容が羅列されている。

    1.利回りが高かった頃の保険は継続。99年3月迄の契約が目安
    2.世帯主の万が一には「定期保険」
    3.大病に備える保険は「診断一時金」を重視
    4.入院にはなるべく貯蓄で対応
    5.大きな保障や老後の保障にこだわらなければ共済も良い
    6.商品は単品で選ぶ

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    定期保険はまずは団体保険(グループ保険)、それ以外は東京海上日動あんしん生命「家計保障定期保険」、アリコジャパン「収入保障保険」損保ジャパンひまわり生命「無解約返戻金型収入保障保険」ソニー生命「逓減定期保険」ライフネット生命「死亡保障

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    2018年11月25日