後田亨のレビュー一覧
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貯金をするべく、固定費の見直しをするにあたり、遂に大御所の保険料を見直そうと思い、読んでみました。
今、契約している保険は、某窓口で勧められるまま加入した数々の保険。そもそも、自動車保険加入時には冷静な判断基準(①発生確率が低い②発生した際の金額が莫大③だから加入しよう)を持ち合わせていたのに、子のため、老後のため、投資のためと本来の保険そのものの加入目的を見失い、契約していることに気づくことができました。また、日本には大変優れた保険や制度あることに気づくことができました。民間と国、どちらが優れた制度を構築できるかは資金力を考えればすぐわかるはずなのに。
保険は助け合い。掛け捨て結構。投資と保 -
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とある保険のお店でがん保険を契約したところ、アフターフォローをしたいので、ごらいで願えますか、と連絡がきました。
アフターフォローとは名ばかりで、着席するや否や、「特に今の保険で問題ありません。つきましては、せっかくですので医療保険もいかがですか
」という、アフターフォローを騙った営業でした。
うすうす感じてはいましたが、やっぱりかといった印象です。
保険も利益を出さないことには、保険の会社も潰れてしまいます。仕方のないことです。
担当者の主導ではなく、自分が主導となって「自分に必要な保険」を考える道筋が欲しいと思いました。
自分にとって必要な保険を自分で考える一助となる本でした。読んで -
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新NISA制度を契機に家計の改善を進める中、加入中の保険の見直しに向けて、また、保険商品に関する正しい認識を得るために手に取りました。
筆者は、健康保険などの社会保険制度の重要性についての認識をベースに、販売されている民間保険商品の多くが不要と意見しています。
保険会社は、がん保険のCMなどを通じて生活者の不安をこれでもかと煽り加入を推奨しています。
このことに関し、著者は、高額療養費制度などの正しい知識があれば、真に自己負担が必要な額を把握したうえで、保険の要否について正しい判断ができるとしています。
保険会社が消費者から得る手数料は高く、商品価格に確実に転嫁されていることに留意すべきと -
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元々保険は不要だと考えていて加入していないが、生命保険料控除のために入ろうかと思ったので、参考に読んでみた。
保険業界に長く関わってきた著者と、医療に詳しい著者の共著で、保険は必要ないということをいろいろな角度から掘り下げている。
保険料には当然保険会社の取り分が含まれているので、すべてが保障に回るわけではない。高額医療費制度があるので、個人が負担する金額はそう高額にはならない。本当に保障が必要になるのはかなり高齢になってからになるが、何十年も前に入った保険の保障内容が医学の進歩に合っているとは思えない。などなど納得の内容だった。
そして、人生100年時代とは言うが本当にそうなんだ~という -
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ネタバレ保険について知られざる真実?が書いてある。
信じるかは人それぞれだが私は納得がいく内容だった。
特に医療保険とがん保険。
現状、何にかはわからないが不安になって保険会社の勧められるままに
保険に入っている人はかなりいると思う。
私は深く考えず、保険は不安だから入らなきゃいけないものだと思っていたが
この本を読んで、健康保険でほとんどの医療がまかなうことができることがわかり
保険に入るにしても、目的をしっかり持って何のために入るのかを明確に持って入るべきだと思った。
鵜呑みにするのはよくないのでちゃんと自分で検証はしてみるが
基本的にはこの本に従って生命保険、がん保険、車両保険、ドル建て保険は解 -
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タイトルと帯の通り、(大部分の)保険がコスト的には無駄であることを説いた一冊。
10年以上保険会社で勤務していた筆者が、『保険のどういう点がコスト的に無駄なのか』『保険という仕組みをどう捉えればよいか』について、自身の経験談や保険屋さんへのヒアリング、そして数的根拠を用いて記述しており、非常にロジカルな内容となっています。
■こんな人にオススメ
保険に対する知識のない人にとっては、一読の価値があります。
筆者の主張に同意できるか否かは、その人の価値観によりますが、少なくとも保険の仕組みや保険商品の優劣比較については、客観的でロジカルであり、とても参考になります。
他方、結論がはっきりして -
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ネタバレ本書を読んで学んだこと
Q.本当に保険に入るのは損か?若干損だとしても入りたくなるのが、人情ではないか?
A.保険は「お金を用意する手段」。必要なお金を必ずしも「保険」で用意しないといけない訳ではない
1.なぜそう思うか?
・お金はお金であり、有限
・保険に入り、保険料を払えば、当然、保険会社の経費に消える分はある
・保険料として払うより、自分で運用するなり、貯めておいても対応できることも多い。できないものだけ保険を使えばよい
(例)死亡保障は、若くして一家の大黒柱が亡くなったら遺族が困る、そのお金は自分で用意できないから保険を使う
・起きる可能性が高いものに保険は向かない。多くの人に保険金