P.F.ドラッカーのレビュー一覧

  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神
     ここに書いてあることだけを見ればイノベーションの機会をとらえることは簡単なことに思えてくる。しかし失敗例が示すようにイノベーションの機会を逃すこともまた簡単であり、イノベーションの機会をとらえようと常に意識していなければならない。想定外の成功、目的外の成功を拒否することなく受け入れることが重要であ...続きを読む
  • 実践する経営者
    ウォールストリートジャーナルで30年間掲載されてきたコラムのうち企業家に対するアドバイスを(原題はAdvice for Entrepreneurs)集めたもの。90年代のものが多いように見受けられますが70年代のものもあります。28章プラス序章・終章という構成で、章ごとに成長戦略やマーケティング、人...続きを読む
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営
    非営利組織の場合、成果をどう評価するかが難しい。そこをはっきりさせれば、あとは営利団体と同じ。その辺の終始一貫ぶりは本当に素晴らしい。何度も読んで自分をリマインドさせたくなる。

    それにしても、ドラッカー先生の良さは、この、文章のむずかしさにもある気がする。短くて畳み掛けるような文体、突然に差し込ま...続きを読む
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代
    名著です。ドラッカーが関わりのあった人々の人生を辿りつつその時代の流れを語る手法で、作者自身の半生も語られてます。自らを傍観者とする作者の社会の見方は、決して奢らず、それでいて非常に鋭い。作者の自叙伝でもあるこの作品。過去の出来事だからといっても多分現代に通じることもあり非常に面白く読めました。
  • 経営の真髄[上]―――知識社会のマネジメント
    「顧客」、「成果」をキーワードにマネジメントの要諦を説く。言葉の使い方(表現力)に奥深さを感じ、読者に思考の拡大と深耕を与える。著者の言葉をヒントに読者の学びが誘引される。筆者の主張を論じる他の書き手とは違う、名著者たるゆえんか。
  • 経営の真髄[下]―――知識社会のマネジメント
    「本質的な話」の骨格となる部分は、かなりの時間が過ぎても色褪せない。枝葉の部分は、少し古くなる。著者自身の意志を継ぎ、現代にアップデータさせている本書は、“素晴らしい仕事”をしていただいたと思う。

    読む人にとってじっくり読むパートはわかれると思いますが、上巻から下巻まで全49章の本書には章末にまと...続きを読む
  • ドラッカー名言集仕事の哲学
    ドラッカーの主な著作から中核的な部分を抜き出したもの。

    ドラッカー独特の言い回しがあるので少し勉強しないと
    わかりづらい表現も多いが、深みのあるある点が多い。

    座右の銘のような使い方をしたほうがよさそう。
  • ドラッカー名著集11 企業とは何か
    大戦中のさなかにあってGMのインサイダー側からアウトサイダーとしての視点でみた経営者のあり方と社会との連携をはかるべきでるとの視点がよかった
  • ドラッカー名著集13 マネジメント[上]
    この本を教科書にした勉強会に参加して、1ヶ月に1章ずつ読み進めていたが、細切れ過ぎてあまり深く読めていなかった。
    このたび、5日間の出張に携行してやっと読み切ることができた。
    企業の目的とは、利潤追求ではなく、「顧客の創造」であるというところに感銘を受けた。
  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神
    (読書メモー読みながら考えたこと)

    イノベーションは改革、変革とは違うもの。新しい機会を利用して顧客に求められる商品を創造すること。

    顧客すら認識していないニーズを明らかにするというのは、まさにウォークマンでソニーがかつて行ったこと。それがイノベーションであり、そのイノベーションを利用したのがi...続きを読む
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営
    Missionや成果の部分が非常に参考になった。ドラッカーは徹底して「顧客は誰か。何を提供するのか。」を様々な著書で問いかけているが、この本でも基本は同じ。ただ、非営利組織だからこそ考えなければならないのが、Mission。営利組織は、最終的なMissionは利益を上げることに帰着してしまえばいい。...続きを読む
  • ドラッカー名言集仕事の哲学
    時々読まなきゃダメだ。思った時にえいやとめくれば、自分に対してのドラッカーの忠告が書かれている。最高の一冊。
  • ネクスト・ソサエティ
    「人間として生きるということの意味は、資本主義の金銭的な計算では表せない。金銭などという近視眼的な考えが、生活と人生の全局面を支配することなどあってはならない。(第Ⅲ部第4章)」
     本書は社会生態学者ドラッカーによる来るべき時代のための社会論である。この「ネクスト・ソサイエティ」が実質的には氏の最期...続きを読む
  • 実践する経営者
     本書は1980年代以降に書かれたドラッカーの論文28報とインタビュー記事2編からなる。「はじめて読むドラッカーシリーズ」はマネジメント編、自己実現編、社会編、技術編の4つからなるが、本書はビジネス編に相当すると言えるだろう。
     28報の論文のうち最新のものでも10年前に書かれたものであるが、ドラッ...続きを読む
  • テクノロジストの条件
     社会生態学者のピーター・ドラッカー氏は数多くの著作を残しているが、本書は技術に関する氏の著作15点とインタビュー記事を抜粋したものである。
     近年になってMOTや技術経営という概念が一般的になったが、技術をマネジメントする必要性を氏は1970年代から提唱している。本書を読めば、最近話題になった数々...続きを読む
  • ドラッカー名言集仕事の哲学
    チェック項目14箇所。読む上で大切なこと、自分は何をすべきか?を問うこと。自らの成長のために最も優先すべきことは卓越性の追求。成功の鍵は責任、自らに責任をもたせること。人に信頼され協力を得るには自らが最高の成果をあげていくしかない。仕事を生産的にするには仕事のアウトプットを中心に考える。努力では習得...続きを読む
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
    この本から受ける刺激を自分の言葉として並べてるだけで半日かかりそう。
    みんなこの本や類似の本を読んでいるはずなのに、なぜそんな風土を作り出すのだろうか。
    保身とは恐ろしい。
  • プロフェッショナルの原点
    具体的で簡潔。
    難しいテーマにも関わらず、とても読みやすく、理解しやすい。
    たくさんのポイントが書かれていたが、一つずつ自分のものにしていきたい。
  • プロフェッショナルの原点
    ドラッカー。有名であるものの巷の著書(一番有名なのはマネジメント)は私には難しすぎる。。
    入りやすく、しかもぐっとくる一冊。

    以下レバレッジメモ

    邪魔を除去する
    取るべき行動・・あなたが成果に集中することを邪魔している者は何か?それらのものを除去する
    身につけるべき姿勢・・常に成果に集中する
    ...続きを読む
  • チェンジ・リーダーの条件
     社会生態学者のピーター・ドラッカー氏は数多くの著作を残しているが、特にマネジメントに関するものが多い。本書はマネジメントに関する氏の著作10点と論文1報を抜粋したものである。
     多くのビジネスパーソンにとっては本書の内容は特に目新しく感じないかもしれないが、今日のマネジメント論の多くの根幹は氏によ...続きを読む