高里椎奈のレビュー一覧
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ページ数が限られているせいか「うーん」と思ってしまったところもあるけれど、表紙の写真のようなほんわかした雰囲気がよい感じ。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、「密室」もこんな意味で使われていたのねと納得。(2002.4.23)Posted by ブクログ
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一言で言えば、自分と世界観が合わないということだろう。
プロットはおもしろい、登場人物もそれぞれ好ましいし興味も持てる…なのに物語に入っていけなかった。
妖精が見える弟の行く末には関心があるし、この先を追っていきたいけど…Posted by ブクログ -
一時期ハマって読んでいたシリーズ。
今回は登場人物いなくなっちゃうんじゃないか⁈ってくらい、人が死んでいく。犯人は…というかトリックは…と考えてしまったがわりと早い段階でもしかしたら、死んだ人は死んでないのかもと思った。
それにしても個人的に、この作者さんの会話が苦手。突然場面が変わっていたり、なん...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は全体的に面白かった。
とりあえず赤目さんがかっこいい。特に「三人の当主と狼と」が好きだった。
何てことはないんだけれど、登場人物と雰囲気が好きなんだよなぁ。Posted by ブクログ -
設定に惹かれて読んでみた。「ミステリーが好きだから読む」では確実に物足りないと感じると思う
ただ、読んでいて想像しやすい言葉選びがされているから好きだった。
感情移入するような場面が無いから楽に読めると思うPosted by ブクログ -
最初はん?ってなってしまった、、、
(自分の理解力の無さ、、、)
でも読み進めていくうちに、物語の中に入ってしまう。
最後にはまさかあの人が、、、Posted by ブクログ -
一番最初の話は淡々と進み、へーという感じで面白いと感じませんでした。
雨宮兄弟主体で話が進むようになると、兄弟間の複雑な感情が書かれ始めて、少しずつ面白くなってきました。
続刊があれば買うかもしれませんが…。悩み中です。 -
両親は海外に骨董品を探しに行っていて
留守を兄弟で守っているという設定。
メインで店舗に出て、出張に行くのも兄の陽人。
弟の海星は、体が極端に弱いので基本は家の中。
その面倒を見る羽目になっているのが刑事の匡士。
都合よく、いい関係です(^◇^;)
これはシリーズになりそうな感じですね。
「女神のカ...続きを読むPosted by ブクログ -
読み始めたころは少々忍耐が必要だったが、このお話はじわじわと後からくる系なんだと思う。
様々な事件(?)を乗り越え、執事や他の使用人に信頼されて、きっと立派な当主になるんだと思う。 -
この作者さんの紡ぎ出す言葉が好きだ。幕間の冒頭、
「未明から降り始めた秋雨は絶え間なく、海の底にいるようだ。」
という部分を読んで、芥川龍之介の『羅生門』の「夜の底」という表現を思い出した。「底」からイメージされる閉塞感、不気味なそれでいて現実離れした浮遊感。
物語は、『薬屋奇譚』シリーズやら『...続きを読むPosted by ブクログ -
5年ぶりに、やっと続きが読めると思っていたが
高里先生のブログを確認したら、妖綺談の時間軸を
リアルタイムでお届けします・・・とあった。
ってことは2022年の事か・・・
「白兎が歌った蜃気楼」から先のお話ってことね
だからカバーイラストも前に戻ったのね。
ドッペルゲンガーに加えて、死んだ人間が目...続きを読むPosted by ブクログ -
文庫の挟み込みペーパーや著者ブログ・ツイッターなどで発表された短編を収録。
書き下ろしも2篇入っているので、今迄の短編を全て読んだ人にも読んで欲しい。
時系列が古い順に収録されているので、以前の作品を思い出しつつ、お互いに良い距離感になる二人の様子を見守っている気分になる。Posted by ブクログ -
ストーリーはサクサク読めるし、推理も読みながら考えることが出来て読みやすかった。そしてストーリーの中に必要悪なのはわかるが、どうしてもスッキリとできないキャラがいたので個人的には何となく後味が悪い感じがしたかなと。あまり考えずに読むにはちょうどいいものだと思う。Posted by ブクログ