高里椎奈のレビュー一覧

  • 異端審問ラボ 魔女の事件簿1

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    人類以外の有機生命体が存在しない、完全滅菌の未来のお話。動植物の命からつくらせる現在の「食事」がこの世界から見たらそうなるのか、と。設定勝ちだわ面白い。続きそうなのでレシピが増えていくのが楽しみ。

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    2015年12月22日
  • うちの執事が言うことには 2

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    久しぶりの高里椎奈さん。面白かった!
    恵まれてるけど心が寂しい主人公。
    成長しようと頑張ってる姿に応援したくなる。

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    2015年11月28日
  • うちの執事が言うことには 5

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    たいくつだ、と言えば、示されたのは
    いつの間にか作られたシアタールーム。

    から始まる、連続短編。
    1話目はまさかの落ちです。
    ありえないミステリーではよくあるパターンです。
    さすが金持ちと言うべきか…。
    2話目はある意味、よくいる人物達大集合。
    女の子でこの病気にかかっているのは、後が大変です。
    そしてちらちらと出てきた、お父さんの過去。
    こんなところに執事が! 状態でした。

    やはりすべて最後は執事で〆られる。
    1話目の台詞内容に、微妙な興味がありますが
    それよりも最後の手腕。
    素晴らしいというより、執事だから、で
    納得できる気がします。

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    2015年10月27日
  • 迷子と迷子のアクセサリー店1 家なき少年と彷徨う国

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    気がつけば、見知らぬ店の中。
    その店の店主に、君は迷子だ、と言われる。

    どこにでも通じていて、どこにも通じてない扉。
    色々な人物がやってきて、品物を持って行くわけですが
    読み進めるごとに、この店のルールが見えてきます。

    自分を持つ事、受け入れる事、受け入れられない事。
    それこそ千差万別ですが、3話目についてだけは
    いやいやいやと否定したいものがあります。
    責任のなすりつけ、と言われればそうですが
    それが己の基準なら…この店ではおっけー?
    というか、題名が…善人はどこですか?!

    読んでいたら、なんかこう…自分の中身に
    がっちするようながっちしないような。
    その感情だけを突起させてはいけませ

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    2015年10月23日
  • うちの執事が言うことには 4

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    船上にて出会ったのは、あの最初のパーディーで
    濡れ衣を着せようとした相手だった。

    キャラ違わなくないですか? と突っ込みたい変貌。
    恋って、恐ろしい…w
    そんな連続短編の最初ですが、カマーベルトが
    何なのか分かりません。
    ベルト、とついているので、多分あれの仲間??

    2話目のたとえ話。
    最初から妙な違和感を覚えてましたが
    まさかの逆転状態。
    しかし思い起こしてみれば、しっくりきます。
    そして猫。
    こうして執事は出来て行くのです、状態。

    そして3話目。
    最後の落ちに、にや~っとしてしまいました。
    どちらもどちら。
    完璧に騙しきれたのも、気がつかないのも。
    という前に、出来たんですか、とか思

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    2015年10月20日
  • 迷子と迷子のアクセサリー店1 家なき少年と彷徨う国

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    メイは「迷」かな?
    何故か1巻で完結だと思い込んで読んでいました。続きはいつ出るのかな。楽しみ。
    価値観について改めて色々考えてしまう。
    ちょっと「キノ」っぽい?と感じた。

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    2015年01月19日
  • うちの執事が言うことには 3

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    言葉足らずな、主人と執事。
    赤目さんに振り回されることとなったが、無事に主人と執事に収まりよかった。
    ひねくれた家系と言っているところから、彼のお爺様も、孫に素直に謝れなかったんだろうなと思わなくも無いが、やっぱり子どもに当たるなんて大人気ないなぁ(笑)
    まあ、夫婦でケーキを食べてる様なので、嫌いじゃないのでしょうね。

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    2014年12月12日
  • カエクスの巫女 天青国方神伝

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    それぞれの決意が固まり、第一部完ってところかな。大人になった、前シリーズの人たちも絡んできて、今後どうなるか楽しみ。もう少し間隔が短く刊行してくれるとうれしいな。

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    2014年04月08日
  • ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚

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    講談社の薬屋シリーズ続編第一弾。
    前シリーズ『薬屋探偵妖綺談』から7年後の薬屋。
    一人になったリザベルが店主となり持ち込まれた呪いのお札に挑む。

    いやホントに久しぶりで懐かしさの方が大きかった。7年の時の流れでリザベルが変わってしまったことに少し寂しさを覚えつつも、『パチン』でキタコレ感が凄かった。あと感情が溢れ、必死に隠していた仮面の裏が見えたときはあー我慢してたんだと。ただミステリーとは呼ぶには少し遠い気がするがする。

    あと高里さんの相変わらずの風景描写をお読みできて感激でした。

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    2014年01月22日
  • ダウスに堕ちた星と嘘 薬屋探偵怪奇譚

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    鬼前(きさき)
    鬼の妃が棲んでいたという地で、
    人が地中に引きずり込まれる怪事件が発生

    「怪異を調べて下さい」と依頼を受けたものの
    リベザルは柚之助とともに事故として隠蔽しようとする。


    警察では
    悠奇が事件として來多川とともに捜査を開始する

    地元警察の一宮と羽島も加わり四人で捜査を続ける


    五年前の斑女との出会い
    斑女から受けた依頼

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    2013年11月29日
  • 白兎が歌った蜃気楼 薬屋探偵妖綺談

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    薬屋探偵シリーズ第6弾です。
    実を言えば、ここまでの5冊、なんだかマンネリ…というか、だんだん飽きてきた感じだったのですが、ここで久々のヒット。

    個人的には、ここまでの6冊の中で一番おもしろかったです。
    今までで一番本格っぽい。
    今回は設定も王道っぽいし。

    ただ、事件以外の部分は微妙。
    これは比較的毎回そうで、あたしは高里椎奈の書く人物にはまったく共感が出来ないのです。
    いや、高里椎奈はいい人なんだろうなぁと思うし、こういう考え方をする人たちも、こういう考え方を格好いいと思う人たちも、結構いるんだろうなぁとは思うのだけど。
    やっぱりあたしとは相容れない感じ。

    とくに今回の、当事者だけが事

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    2013年10月14日
  • 黄色い目をした猫の幸せ 薬屋探偵妖綺談

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    ネタバレ

    座木さんの変身前(原型)の姿がかわいくて実際にいたらいいなと思った。
    黒いきつねみたいな感じなのかな。かわいいなぁ笑
    また、座木さんの女版も新鮮だった。でも性別まで変えられちゃうのはびっくりした。ということはリベザルも変えられるのかな?

    あとがきにも書いてあったけど、私も「リベザル」のことずっと「リザベル」って読んでた。無意識すぎて怖いけどリザベルのほうが読みやすい...。笑

    今回の事件はバラバラ死体だったけれど小説の中のフィクションとしても想像がしやすい描写だったためにちょっと悲しい気分になった。
    最後のリベザルと良太君の終わり方は切なかったし残念だった。
    せっかく芽生えた友情が消えてし

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    2013年10月12日
  • 銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談

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    昔購入して読んだけど、最近また発掘して新しい気持ちで読んだ。

    単純におもしろかったし、キャラクターが魅力的だった。
    それぞれにちゃんと個性があるし、スラスラ読めた。
    総和さんが好きだな笑

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    2013年10月10日
  • 太陽と異端者 フェンネル大陸 真勇伝2

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    フェンネル大陸真勇伝2冊目。
    今回は、シリーズ通して深く関わってきたグールが住む国「フィー・バーフュー」が舞台です。
    グールについて深く知る事になったフェンと、長く共に旅をして来たテオの関係がここに来てようやく落ち着いたように感じました。

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    2013年06月18日
  • ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚

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    妖綺談の最後から7年後のお話。リベザルでは最終的な謎解きは無理だなぁと思っていたら、ピザ屋か。
    懐かしい子が大きくなっていたりして、7年経つと、秋は見た目は子ども、戸籍は32歳のおっさんかぁと。

    個人的には7年後の眠そうな高遠さんを見てみたい氣もするのですけどね。
    桐はすれてるけど、純粋な子だと思った。ああいう子は繊細。

    怪奇譚の序章みたいなお話。

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    2013年06月11日
  • 悪魔と詐欺師 薬屋探偵妖綺談

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    ネタバレ

    薬屋探偵妖綺談シリーズ第3弾。
    第一幕から第四幕まで読んだ時点では短編集かと思ってましたが、最終幕で一連の事件・事故が繋がるという意外な展開。
    私の理解力不足なのでしょうか、事件を引き起こした人物、事件を実行した人物は、このひとかなぁ?という曖昧さが残ってしまいました。(再読すれば、分かるのでしょうか?)
    しかし、ミステリーの謎解きがきちんと理解できなくても、キャラクターが凄く可愛かったり、ステキだったりと魅力的なので、ついつい次巻も読みたくなります。
    高遠刑事は相変わらずステキですが、葉山刑事が何ともユニークで好ましいです。
    今回は遂に“シャドウ”正体も分かります!

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    2013年02月27日
  • 黄色い目をした猫の幸せ 薬屋探偵妖綺談

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    ネタバレ

    薬屋探偵妖綺談のシリーズ第2弾。
    1作目よりも読み易く、話の繋がりも分かり易かったので楽しめました。
    ただ、今回も読後に自分の中で謎が残ってしまいました。
    タイトルの「黄色い目をした猫の幸せ」とは、どういう意味なのでしょう?内容との繋がりがわからなかったのが残念。
    最後まで読み終えたあとに、プロローグを再読してみて最初に読んだ時には意味を取り違えていたことに気付きました。事件の謎が分かった上でもう一度読み返すと、新たな発見!が出てきそうな気がします(かなりページ数が多いので、再読できそうにありませんが…)。
    上流坂署の刑事組が、なかなか面白いです。

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    2013年02月27日
  • アケローンの邪神 天青国方神伝

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    「フェンネル大陸」シリーズとリンクした作品。一見すると関連性無さそうだったのに…もっと早く読めば良かったと後悔…。
    フェンネル大陸の登場人物の名前が植物に関係していたのに対し、今回は元素に関係しているらしい。
    世界観・文体はフェンネル大陸とそっくり。これから先、どんな繋がりが出てくるのか楽しみ。

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    2012年12月06日
  • 孤狼と月 フェンネル大陸 偽王伝1

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    ネタバレ

    キャラ自身はとても魅力的。
    フェンは強くてちょっと可哀想なヒロイン。

    開幕の戦争シーンは面白い
    後の展開も良いですが、「ちょっと早すぎない」な気がします
    皇女と将軍としてのフェンをもっとみたいなあ

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    2012年11月12日
  • バラトルムの功罪 天青国方神伝

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    ネタバレ

    天青国方神伝 第2巻

    <あらすじ>
    邪神探しの旅に出たイオンは、フォシリス湾で海賊に襲われるが無事逃げ延びる。
    着いた先はグランドー族が住む港町。そこの領主ソディウムに出会う。
    ソディウムはイオンに海賊を追い払ってくれたら邪神の情報を教えくれると言い
    息子のグラウベルを案内役にするよう命じる。

    海賊を追い払うため共に行動することとなったイオンとグラウベル。
    道中イオンはグラウベルから、町の言い伝えで守り神である水神の存在を知り
    グラウベルの母は水神の生贄にされ殺されたことを聞く。

    そんな中、2人は最初に襲われた海賊団と再会する。
    大将のリディコ、少女のエル、他4人からなるバーミリオン海賊

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    2012年10月27日