木原浩勝のレビュー一覧
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「新耳袋第八夜」3
著者 木原浩勝、中山市朗
出版 角川文庫
p268より引用
“「ついつい」とか「どうも億劫で……」といったケースは、
我々自身にとってもちっとも珍しくない。だがそれが昂じると、
いつしか正常の領域を踏み越えてしまう。”
怪異蒐集家である二人による、
現代に起こった不思議で...続きを読むPosted by ブクログ -
「新耳袋第三夜」3
著者 木原浩勝、中山市朗
出版 角川文庫
p150より引用
“「幽霊の上に、プロレスラー並みの力。
アメリカの幽霊はちょっと怖いで」とはH社長の弁である。”
怪異蒐集家である二人による、
現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
子供の頃の話から天狗さんの話まで、...続きを読むPosted by ブクログ -
「新耳袋第二夜」3
著者 木原浩勝、中山市朗
出版 角川文庫
p77より引用
“大学生のB君は墓地に入り込んで、そこの墓石を動かすという
罰当たりな癖を持った男であった。”
怪異蒐集家である二人による、
現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
観音様の話から小人さんの話まで、
読み...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の章はちょっとやっちゃった感がある気がしました。
20話使ってしまうというのは中々・・・
筆者は7夜がお気に入りみたいですけど、
私的に少し消化不良でした。Posted by ブクログ -
平成14.6.25 初版 590
見てはならないものが、起こってはならないことが、この世にあってはならないものが。本書に収められた“怖い話”はすべて、本当のことなのだろうか……。百話を語り終えるとき、怪しきことが起こると古より言い伝えられる「百物語」。これを当代きっての怪異蒐集家の二人が鮮やかに現代...続きを読むPosted by ブクログ -
平成14.6.25 初版 571
あらゆる怪しきものたちが、おそろしきものたちが、あなたの周囲をさまよっている。そしてときに狙いを定め、あなたを、何の前触れもなく訪れる……。長年にわたって地道なフィールドワークを重ね、全国各地の話を蒐集した怪談の数々。古式ゆかしい「百物語」の形式にのっとって展開され...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻は筆者でいうところの「原点回帰」だそうです。
中には第一夜に収録された話のその後の話や、狐狸妖怪の話、そして戦争にまつわる話など、とにかく不思議な話ばかり集まっている。Posted by ブクログ