木原浩勝のレビュー一覧

  • 大人の怪談
    辛酸なめ子と怪談収集の木原浩勝のちょっとゆるい怪談についての対談。怪談に対するふたりの考えが会話にあらわらています。怪談って、いろいろなことを理解した流されない大人の楽しみのひとつなのかもしれないと思いました。実は怪談て奥が深い?
  • 新耳袋 第八夜 現代百物語
    「新耳袋第八夜」3

    著者 木原浩勝、中山市朗
    出版 角川文庫

    p268より引用
    “「ついつい」とか「どうも億劫で……」といったケースは、
    我々自身にとってもちっとも珍しくない。だがそれが昂じると、
    いつしか正常の領域を踏み越えてしまう。”

     怪異蒐集家である二人による、
    現代に起こった不思議で...続きを読む
  • 新耳袋 第三夜 現代百物語
    「新耳袋第三夜」3

    著者 木原浩勝、中山市朗
    出版 角川文庫

    p150より引用
    “「幽霊の上に、プロレスラー並みの力。
    アメリカの幽霊はちょっと怖いで」とはH社長の弁である。”

     怪異蒐集家である二人による、
    現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
     子供の頃の話から天狗さんの話まで、...続きを読む
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    「新耳袋第二夜」3

    著者 木原浩勝、中山市朗
    出版 角川文庫

    p77より引用
    “大学生のB君は墓地に入り込んで、そこの墓石を動かすという
    罰当たりな癖を持った男であった。”

     怪異蒐集家である二人による、
    現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
     観音様の話から小人さんの話まで、
    読み...続きを読む
  • 隣之怪 木守り
    怖いだろうと思ったけどもやっぱり怖かった
    出来事が怖い話もあれば、人が怖い話もあった
    鈍い私には見ることがないけれど、怖かった。

    思い出した不思議体験は、母方の祖母がなくなった日に、おばあちゃんの気配を感じた瞬間があって、亡くなった時にさよならを言いに来てくれたのかなと勝手に思ったこと。
  • 九十九怪談 第二夜
    Iさんが中学2年の時に引っ越した2階建ての木造一軒家。その家を前にすると、なぜか厭な気持になったという。上り下りするたびに段の数が変わる階段、そして階段下の物置でIさんが見たおぞましいもの。さらにある晩トイレに立とうとすると、不可思議で恐ろしい現象が起こった・・・。怪談ブームの火付け役となった「新耳...続きを読む
  • 九十九怪談 第二夜
    新耳袋のほうが好きだけど、つい一気に読んじゃって夜中に後悔するのは一緒
    しかしストラップもらえなかった(T ^ T)
  • 九十九怪談 第一夜
    無駄を削ぎ落とした文章は新耳袋から変わらず。
    描写の簡潔さが想像を膨らまさせる。
    もはや怖いかどうかという次元で勝負してないような気もする。
  • 新耳袋 第七夜 現代百物語
    いつもと少し路線が違う感じがした
    身近な怪異というよりも、異質な怪異
    恐怖を植え付けるものが多い気した
  • 新耳袋 第六夜 現代百物語
    最後の章はちょっとやっちゃった感がある気がしました。
    20話使ってしまうというのは中々・・・

    筆者は7夜がお気に入りみたいですけど、
    私的に少し消化不良でした。
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    一夜ほどインパクトが強い話が少ない気がするが、それが新耳袋のいいとこ
    ひっそりとした不思議な話が多い気がしました
  • 九十九怪談 第一夜
    新耳袋とテイストは変わらず。変わったのは読み手である私のほう。死んでしまった人が生きる人に寄せる思いは、残った側にとって、そんなに怖いことばかりではない。
  • 大人の怪談
    「新耳袋」を書いている人(?)と辛酸なめ子さんの対談形式本。
    怪談に興味を持った理由や、今まであって不思議などの対談。
    恐い話かと思っていたので、ちょっとがっかり。
    対談集として読むと、結構納得する部分もあったりして面白いとは思うけど。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    平成14.6.25 初版 590
    見てはならないものが、起こってはならないことが、この世にあってはならないものが。本書に収められた“怖い話”はすべて、本当のことなのだろうか……。百話を語り終えるとき、怪しきことが起こると古より言い伝えられる「百物語」。これを当代きっての怪異蒐集家の二人が鮮やかに現代...続きを読む
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    平成14.6.25 初版 571
    あらゆる怪しきものたちが、おそろしきものたちが、あなたの周囲をさまよっている。そしてときに狙いを定め、あなたを、何の前触れもなく訪れる……。長年にわたって地道なフィールドワークを重ね、全国各地の話を蒐集した怪談の数々。古式ゆかしい「百物語」の形式にのっとって展開され...続きを読む
  • 新耳袋 第二夜 現代百物語
    2008/06/22読破。
    この世ならざる。またこの世だからこその本当にあった話。
    たんたんとした表現がまた良い。
  • 新耳袋 第五夜 現代百物語
    この巻は筆者でいうところの「原点回帰」だそうです。
    中には第一夜に収録された話のその後の話や、狐狸妖怪の話、そして戦争にまつわる話など、とにかく不思議な話ばかり集まっている。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    昨年の夏は通勤にずっと読んでました。前の席に座る乗客をビビらせつつ、冷や汗をかきながら読んでました。こ、怖〜。
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    都市伝説がたくさん集まった本。あまり怖がりでない私も夜中に一人、部屋でこの本を読んだときはぞくっときました。
  • 怪談百物語 新耳袋 第一夜 幽霊屋敷と呼ばれる家