木原浩勝のレビュー一覧

  • 新耳袋 第一夜 現代百物語

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    単行本で発売された時は100話収められていたが、読んだ人から怪奇現象がおこったと反響があったので、文庫本の際は99話にしたという話しも。でも騙されてはいけない。実際は100話収録されているのだ。

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    2009年10月04日
  • 現世怪談 招かざる客

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    怪談というより日本昔話みたいな教訓のような家族愛のような語り部。怖さはほとんどなくほっこりした後味でつまらないかも知れないと思っていたら期待を裏切られた感じだった。こんな怪談も面白くていいかも。

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    2025年03月12日
  • 新耳袋 第六夜 現代百物語

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    夏になるとビビりながら読むこのシリーズ。あれ?今回はあんまり怖くないかも…と思っていたら、最終章でドカンときた。よくそんな怖いマンションに8年も住めたなぁ。友達を泊めたらダメでしょ。

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    2024年08月17日
  • ミミの怪談 完全版

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    ミミちゃんが体験する奇妙な日常。
    いろいろ見えすぎて、自分なら耐えられない。

    この話の結末は、本当にこれで良かったのかと、モヤモヤする話が多い。
    ページを捲ったときに、ヒヤリとすることが多々ある。

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    2024年08月17日
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語

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    解説される怪異ほど興醒めなものはないので、ただ淡々と「なんじゃこりゃ?」が続いていくこの本は良かった。いっちばんイメージして怖かったのは「夜10時に道の両端にずらりと並んで、うつむきながら草むしりをしている、黄色い帽子青い制服姿の幼稚園児たち」

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    2024年05月13日
  • 増補改訂版 もう一つの「バルス」 ―宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代―

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    「天空の城ラピュタ」で制作進行を務めた著者の、ジブリ入社前からラピュタ完成までの回顧録。

    当時は現在のようにデジタル化されていなかったため、宮崎監督が作成した絵コンテを元に、レイアウト、原画、動画を人の手で作っていた。それゆえに膨大な工数がかかり、開始直後から常に納期との闘い。
    特に各部門の橋渡し的な役割である制作担当は、制作の遅れを取り戻すために自分の時間を削ってスケジュール調整を行うため、最も過酷と言われているらしい。著者も昼夜関係なくスタジオにこもり、命を削って仕事をしたとのこと。

    今の感覚では、体育会系でブラック企業だと言われてしまいそうだけど、当時の創設されたばかりのスタジオジブ

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    2022年08月19日
  • 隣之怪 第四夜 息子の証明

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    ネタバレ

    17編からなるホラー短編集。表題作である『息子の証明』は、白血病で亡くなられた息子さんの話。生前、「お母さん、僕は死んだ後にも心が残るのか、その後の世界があるのかどうか、物を動かして知らせるから、それで証明してみせるよ!」と約束してくれた息子さん。その死後に起こった、不思議な出来事が綴られている。また、その息子さんが生前、日々の想いをネット上に書き綴ったものが、『ワイルズの闘病記』として出版されているらしいので、そちらも機会があれば読んでみたい。

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    2022年06月21日
  • 隣之怪 第三夜 病の間

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    ネタバレ

    14編からなるホラー短編集。今回はどの話も怖かった。その中でも『呪詛』と『黒波』は、生きている人間の嫉妬や妬みなど、負の感情がもたらした怪異で、幽霊より質が悪くゾッとした。最近、調子が悪いなと感じたら、一度、部屋の中を確認してみた方がいいかもしれない……。

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    2022年06月19日
  • 隣之怪 蔵の中

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    15編からなるホラー短編集。前作と違い、ただ怖いだけでなく、心が温かくなるような話も織り込まれた今作。特に印象的だったのが、『あれとって』と『白い息』。家族の絆を強く感じた。

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    2022年06月17日
  • 隣之怪 木守り

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    久しぶりのホラー小説。全部で25編もの短編が収録されていて、お得感がある。文体は一人称語りの体験談風で、臨場感があり、とても良かった。特に怖かったのが、『末路』と『ふたり』。逃れられない家系の話で、その結末にゾッとした。

    「怪異は無闇に人を襲いにはやってこない、怪異はただそこにあるだけ、チャンネルの合った人、因果のある人にしか見えない、感じないのだ」

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    2022年06月15日
  • 隣之怪 第四夜 息子の証明

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    ネタバレ

    白血病で死んでしまった息子と生前交わした約束。それは、死んだ後も自分という存在があり、死後も世界の続きがあると証明するというもの。そしてある日、私は息子の仏壇である光景を目にしたのです。




    こちらの本は怖い!というより、二巻の様に不思議な話だったり、優しいような、感動するような話が多い。このシリーズは交互に怖い巻、不思議で感動する話という風に調節しているのだろうか?怖かったのは「関西の女」。家賃が破格の安アパートには何かいわくありげだがそこに出る、女が非常に謎深き。といったところ。何があったのか、語り手が調べていないので、真相は闇のなかだが語り手の男が酔っ払っていることに起因しているよう

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    2020年09月22日
  • 隣之怪 蔵の中

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    ネタバレ

    夜になると蔵の中から宴会の声が聞こえてくることに気がつく。母にその事を話すと、一緒に見に行ってくれると約束してくれた。約束通り蔵を見に行くとそこには誰もおらず、ただ、荷物があるばかりだったが……?




    前作に比べ、怖い話もあるが、後半は感動話のようなものが多くあり、やや物足りない印象。前作はただひたすらに怖かったので少し残念。その中でも怖いのはいくつかあり、おすすめは「凶宅」と本書タイトルの「蔵の中」。 「凶宅」は家自体がそうなのか、それとも家に住まうものの仕業なのか……。「蔵の中」は子供だけに訪れる不思議な体験かな?と思っていたが、思っていたよりずっと怖かった。語り手が子供のころの感性

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    2020年09月22日
  • 新耳袋 第五夜 現代百物語

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    全巻揃えながらも、怖すぎて4巻まで読んだ後、長年本棚の奥に眠っていたのを引っ張り出した。やっぱり怖い〜!1つの話がわずか2〜3ページという超短編にも関わらずゾゾッとさせるのは、装飾を一切省いて表現されているからなんでしょうね。「第3診察室」が1番怖かった。

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    2020年08月05日
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語

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    実話怪談シリーズ『新耳袋』の第一作。
    初単行本は1990年に扶桑社から。その後1998年にメディアファクトリーから改訂され再刊、2002年に角川文庫で文庫化。

    体験談をほぼそのまま書く、というスタイルで、著者の考察や、怖がらせようという演出はほとんど無し。
    リアル過ぎるあまり、心霊スポットに行ったが、怖くてすぐに帰った、という話もあり、内容説明にあるような“怖い話”は、自分には見当たらなかったですね。怪談イコール怖い話ではない、という証明のような体験談集となっています。
    全てごく短い話で、文庫本1ページで終わってしまう話もあり、全ての話が関心を持つ前に終わる、という感じで、自分的には印象に残

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    2020年03月29日
  • 怪談百物語 新耳袋 第一夜 幽霊屋敷と呼ばれる家

    短いのは無料だからさ

    短くても絵や雰囲気が分かるので無料を見て気に入れば買いだろう!

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    2019年10月12日
  • 現世怪談 開かずの壺

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    読みやすい。
    あまりこわくなかった。
    冒頭の「三角の家」とさいごの「壺」は視点を変えた話。
    おもしろかった。

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    2018年02月04日
  • 禁忌楼

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    新耳袋シリーズに比べると、長い話が五編。
    そんなに怖くなかった。
    挿絵がある。
    ティーンズ向けっぽい

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    2018年01月19日
  • 現世怪談 招かざる客

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     祖父の葬儀の準備でバタバタしている中、一人祖父の遺体を見つめていたが、突然祖父の顔を覆っていた布が風もないのにふわりと舞い上がって畳の上に……。

     表題作をはじめ、怖い話に不思議な話、心温まる話など、21の怪異譚を収録。
     少々自作品、または自分が関わった作品や番組への宣伝をしているきらいもありますが、怪談本としては及第点です。
     とても感動したのが、両親の前で意地を張り続ける娘の前に現れたモノの話「帰ってこないで」、とても恐怖を感じたのが、亡くなった人からかかってきた電話の話「カセットテープ」ですね。

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    2016年08月13日
  • 禁忌楼

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     新耳袋に比べ恐怖感は抑え気味な気がする。だが物語が一つ一つ丁寧にできているので感情移入することもでき良かった。本質は恐怖ではなく愛情なのだと常々感じる。

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    2014年09月16日
  • 禁忌楼

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    ネタバレ

    眼・・・悪がきに、怖いお仕置きよ!
    竃・・・たまたま、お札を張った場所が悪くなり霊が出る。
    火事で亡くなった経緯が可哀そうだが、成仏出来たようで良かった。
    姑・・・息子可愛さから生霊を飛ばす姑。
    鏡・・・よくわかんなかった。呪いの鏡のせいで家族が
    病になり、かつ生霊?も謝るのだった。
    錆・・・会社に霊が出て、引っ越す話。

    あんまり怖くはなかったかな・・・。

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    2014年08月17日