あらすじ
人に語られ、人に伝わってこそ怪談に命が宿る――。この世の不思議と底知れぬ怖さを垣間見る、怪談本の決定版。
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Posted by ブクログ
稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。
Posted by ブクログ
自分が、実話怪談を読み始まるきっかけとなった、新耳袋第六夜。
他のは文庫版ですが、第六夜だけ新書でした。せっかくなので、統一のために新たに文庫版購入。
お気に入りは、狐や狸に化かされた類のお話。こういう話って、人の心に人外が存在しているというゆとりがないと、失われていく話だと思います。
世界に奥行き与えてくれる怪談と思うんです。
経験したくはないですが。
あとは、訪問者。
これが、怖くて怖くてね。初回読んだときは。このお話の怖さのせいで、怖いもの見たさに拍車がかかったわけです。
自分の中で、怖さの始まりの第六夜です。
Posted by ブクログ
夏になるとビビりながら読むこのシリーズ。あれ?今回はあんまり怖くないかも…と思っていたら、最終章でドカンときた。よくそんな怖いマンションに8年も住めたなぁ。友達を泊めたらダメでしょ。