末次由紀のレビュー一覧

  • ちはやふる(13)

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    青春カルタ漫画。団体戦で日本一を目指しているところ。試合の場面にハラハラドキドキ。しかしイロコイのない巻である(笑)

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    2011年08月10日
  • ちはやふる(13)

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    すごいこと考えるなぁ……と。

    例えば、カメラ少年たち。あれって、実際に存在してたら、きっと恵夢たんの内面なんて、なんにも考えてないと思うんです。
    でも、恵夢自身に、モノローグさせるわけにはいかない。だからあえて、あのカメラ少年たちに語らせるみたいなテクニック。

    末次 由紀……おそろしい子(笑)
    このキャラの使い方、ドラマの作り方、少女マンガのボーダーを越えている気がします。いったいどこで、習ったのか?

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    2011年08月09日
  • ちはやふる(12)

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    12巻では、毎日のつみかさねによる”一年前からの成長”が描かれている。
    10巻最後の揃っての礼も、12巻での揃って動く背中も、とても美しかった。
    ともに過ごした時間とつみかさねた想いを一コマで現していて。

    
”しのぶれど 色にいでにけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(11)

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    11巻では、それぞれの”チームの背景と戦略”が描かれている。
    以前、競技かるたが趣味の会社同期に「ちはやふる」を貸した時、
    名人やクイーンだけではなく、強豪校にもモデルがいると話していた。
    瑞沢高校、北央学園・・・と、読み手により共感する相手は異なる。
    それぞれの気持ちを描いているので、違和感なく入り込めそう。

    
”朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に ふれる白雪”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(10)

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    10巻では、背中を任せる”仲間への信頼”が描かれている。
    千早が机くんの言葉で自分の才能に気づいて、
    それまで全体を見てた太一が、漸く自分のことに目を向けるようになった巻。

    最善の結果を出すためには、
    まずは個人が全力を出し、次に周りとすりあわせるのが大事。
    合唱もそうだった。なつかしい。

    
”わたの原 こぎいでてみれば 久方の 雲ゐにまがふ 沖つ白波”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(9)

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    9巻では、仲間が増えることで見えた”想いのズレ”が描かれている。
    新たな仲間の姿を見て、歌を感じ、かるたを楽しむあり方は、
    人ぞれぞれだと感じた。

    競技かるたは定められたルールに則って行われるけれど、
    営みの中で受け継がれた歌やかるたは、各々の感性で愛するもの。

    
”花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(8)

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    8巻では、”敗者の姿”が描かれている。
    
例えば受験や就活に資格試験と、
    その時に実らなければ一年後に先延ばしなものがある。
    
幸か不幸か、高校の部活動以外で先延ばしになったことはないけど、
    近々そうなりそうで、千早たちのように振る舞えるか少し怖い。

    
”かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(7)

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    7巻では、何かを強く目指す人の”努力”が描かれている。
    やりたいこと/やるべきこと/やれることを、
    バランスよく行う視点は就活で最初に意識したこと。

    ついついやりたいことばかり膨らんで、
    身の丈に合わないと気づくことが多く、未だに胸が痛い。

    ”こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(6)

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    6巻では、個人戦を経ての”かるた部の結束”が描かれている。
    主人公だけではなく、それぞれが個性的に取り組んでいる姿が良い。
    見知った相手と戦う時、見知らぬ相手とは違う想いや読みが働いて、
    それが勝敗を分けてしまうことはかるたでなくてもあると思った。
    法務のお仕事頑張ろう:p

    ”田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(5)

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    5巻では、最強のライバルと出会い、
    ”憧憬が夢へと変わる”ときが描かれている。

    ライバルが現れた時、相手と同じ武器を磨こうとするか、
    別の武器を持つかは好み。
    記憶力で粘る太一は秀才肌だと思うし、
    すべてを手に入れようとする千早は潔い。新はまだ見えない。
    わたしならばどうしていただろう。

    ”すみの江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(4)

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    4巻では、ひたむきな姿に”変わりゆく周囲”の姿が描かれている。
    たった一枠を競ったライバル校も、
    かるたへの興味が見えていなかった顧問も、段々と味方になる。
    全力で戦った相手は、ずっと連れて行く一番近い仲間って表現がよい。

    人は全てをわかりあえないけど、
    全力を出しあった時の「通じる」瞬間は、確かにあると思う。

    ”めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(3)

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    3巻では、競技かるたがあったからこそで出会えた”仲間”が描かれている。
    努力しても追い越せなそうな壁があったり、
    あの時もっと努力しておけばと後悔する過去があったり、
    それぞれのキャラが抱えるものは少女漫画のキラキラ感にそぐわない、
    スポーツ漫画を読んでいるような汗臭さがあった。
    でも、絵はとても綺麗。

    ”瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あわむとぞ思ふ”

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    2011年07月07日
  • ちはやふる(13)

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    ネタバレ

    机くん…机くん!!!!!!そうだよサポートのように見えてみんなを支えてるんだよ…!!!うわあああああああああ

    からのーめぐむたちとの対戦。
    はんぱない…強い相手、自分より上と思われる相手とぶつかって連取もできんで流れもこんで心折れそうやけど、そこで折れないのが強い。「やってきた」って気持ちとかそういう積み重ねが後押ししてるのもあるのかなあとか。また一気に読んだ…

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    2012年11月23日
  • ちはやふる(13)

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    全国大会団体戦、決勝トーナメント。
    各ブロック予選を勝ち上がった強豪8校がぶつかりあう負けたら終わりの勝ち抜き戦。そこには、千早たちが目に焼き付けたクイーン位挑戦者決定戦の舞台を知る逢坂恵夢の姿も――。“クイーン候補”率いる注目校の猛攻に、瑞沢高校かるた部は!?

    千早が描く夢の先をゆく数多の強豪が集う夏!!

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    2012年08月21日
  • ちはやふる(12)

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    ついに、既刊分読破してしまった。
    期待に違わず面白い!!

    みんな一生懸命で、素直で、いい。
    最近は一時の風潮の反動か、熱血がやっぱかっこいいじゃない!というのが受けているような気がする。

    しかし、立ち居振る舞いも含めてきちんとすることがきれいだって、価値観を認めてていいマンガ。

    太一の報われなさっぷりがたまらん。
    最後までけなげに尽くし尽くして、千早と新がカルタ馬鹿っプルになるのを見届けた後で、誰かに拾われるエンディングを迎えてほしいなぁ。

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    2011年06月01日
  • ちはやふる(4)

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    「仲間」と一緒に撮った写真が眩しくて、綺麗で、あったかくて感動した。じんと来た!
    この漫画は恋愛色薄いけど、時折かるたの描写を通して伝わる…「ちはやふる」だけが真っ赤に見えるとかそういう、ほんのりした描写がなんか好きだ。

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    2011年05月31日
  • ちはやふる(4)

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    千早のかるたは家族にも顧問の先生にも理解されてないのかなって心配だったけど、よかったです。
    新の話が切なかった。

    棄権って本当に悔しいんですよね。

    なんかすごいオーラの人が来たー!!

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    2011年05月20日
  • ちはやふる(12)

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    なんでウチ、変なとこと、ばっかり対戦?

    作者の陰謀です(笑)

    やりすぎなぐらいに、おもしろさがつまっています。
    この作者は、かなーり計算しつくしてかいている感じがしますが、それが、嫌味じゃなくて魅力になっているのがすごいです。

    詩暢ちゃん、かわいいです。
    あと、線少ない組も、かっこいいです。

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    2011年05月18日
  • ちはやふる(11)

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    なにか新しいことに挑戦する時、今までのやり方と変えていくので、記録が一時的に悪くなっていく時期がある。
    それが、本当に一時的なものなのか、今まで培ってきたものを破壊してしまうような改悪なのかは、長い目でみなければわからない。
    ただ、わかるのは、今やめたら、なんの意味もなくなってしまうということだけ。

    だから、自分を信じて。自分が打ち込んでいる「何か」を信じて、進んでいくしかない。
    新しい武器を手に入れるために。

    それでも、ついてくる結果は、約束されているわけではないけれど。

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    2011年05月07日
  • ちはやふる(11)

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    ネタバレ

    吹奏楽部がはなむけに校歌を演奏してくれるシーン、漫画を読んでいて久しぶりに涙しました。苦しんで成長して前に進んでいくかるた部、まさに青春です!

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    2011年04月08日