末次由紀のレビュー一覧
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全国大会終了。
「あの部屋」から卒業するという綿谷。そこだけに縋っていては、そして人はやっぱり一人では強くなれないのだな。
でも確かに「あの部屋」があったからこそ、三人がそれぞれの人生でカルタをして、影響し合って、いまここにいると。だから卒業なんだろうね。
子供のくせに過去の思い出に生きていた綿谷がいよいよ今に生きる、つまり青春をし始めたのかも。
部活モノは短いスパンで代替わりが起こるから、おもしろい。進化も代替わりで起こる。時間と空間を操れる漫画だからこそ、進化の力をますます増すことが出来る。
千早がいなくなってもちゃんと続いていきそうな瑞沢かるた部を後に、いよいよクイーン・名人戦が本格 -
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最後の団体戦が終了。
太一の、間に合ったのか、間に合わなかったのか、は深く考えるのはやめましょう。どっちにしても、もう終わってしまったのです。先にしか進む未来はないのです。
そこに戻ってきた、その結果だけでいいじゃない。
個人戦は団体戦をちゃんと受け継ぐ肉まんくんは良いけど、もっと、もっと深くつこもうぜ…!!!結構そこ大事だからね!!!
あと、北央のOBの皆さまヒョロくん大好きな所ホントにいいですね!!!!誰も応援来ない…って寂しがる後輩の後ろで垂れ幕もって総勢でヒョロくん最前列で応援って、わかりますけどホント。一番泣きましたけどホント。男子校の北央に唯一いるキャラがゆかり譲でそして部員皆と仲 -
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かるた選手権・団体戦で3位入賞を果たし、この勢いで個人戦でも上位入賞を果たそうと、意気上がる千早たち瑞沢高校かるた部の面々。千早も団体戦で果たせななかった夢を果たそうとするが、みたび彼女の前に、現クイーン・若宮詩暢が立ちふさがる。1年生の時は圧倒的な実力を見せつけられ、2年生の時は団体戦でのケガで実力を発揮できなかった千早。だが今回はクイーンに食い下がり、二人の試合を見ていた観衆は「ひょっとすると…」と思わせる試合展開になるが…。
物語開始以来、千早を巡る三角関係に変化の兆しが見える今巻。千早が新に送ったメッセージを誤解し、鬼のような形相を見せる志暢。これまで新のことを「たった一人の友だち」と