英田サキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
事件の核心に迫ってきました。一連の殺人事件の関連性が分かってきて、糸を辿っています。きっかけは集団レイプ事件に関係していて。
新藤の恋人である(本人は愛人だと言うけれど)葉鳥が身体を張って犯人探しをしています。元暴走族リーダーで害者たちと面識のあったクジラとの絡みも軽快で面白い。
それにしても自分の事より新藤の為だけに動く葉鳥がエスの椎葉と重なって見えました。自虐的な性格で怖いもの知らずで、そんなに肩肘張らなくてもいいのになあと。
上条と瀬名も以前よりラブラブでした。心なしか瀬名が上条に甘える状況が多くなっているような。
最後の方に祥の別人格、ケイが出てきます。
気を抜けない展開での終わりでし -
Posted by ブクログ
ダブルバインド=二重拘束。その意味は深い。生きているとそういうことが起こりますね、それは強いものが弱いものに対してです。
忘れていた子供の時の記憶がふと顔を出して大人になっても消えない記憶はやっかいです。人格をも変えてしまう。
この本で智秋と上条は身体を繋げます。
一応日本に居る間の期間限定ではありますが。
智秋は酔うと本音が出て「一人きりのベッドは嫌です。ひとりで寝たくない。」と上条に甘えますが、このツンデレな感じが良いですね〜☆
祥のなかの人格、ヒカルがもう一人の人格ケイに危機感を持っています。ケイは祥を悪い道へ誘い出し。。。
次巻、すぐ読まなくては☆ -
Posted by ブクログ
刑事物は英田さんですね、一気に読みました第一巻!
三巻が出るまで積読にしていましたが、面白い。
とっておいて正解でした。
夢の島で起きた猟奇的殺人、害者は餓死した状態で発見されます。しかも身体のある一部分を切り取られて、喉奥へ突っ込まれて。。。
事件の担当刑事上条がその遺体の側に居た目撃者である祥の同伴者、瀬名智秋と偶然再会したのだが、お互い高校の頃の面影はなかった。目撃者の祥が精神的疾患を抱えている為に同行している智秋だったが、事件のせいで偶然にも何年も会っていなかった従兄弟であり、新藤組の若頭に出会う。
途切れていた過去の絆が交差して面白かった。
次回、ますます進展していくでしょう!
さあ -
Posted by ブクログ
攻め:陣内拓朗(37)
受け:天海泰雅(29)
3年前刑事を辞めて新宿で探偵事務所を開いている陣内のところに、12年来の知り合いで今はヤクザの組長・天海が依頼を持ってきた。天海の依頼は問題が多く引き受けたくないのだが、何故か向こうの思うツボ。
天海は陣内が新米刑事だったころゲーセンに一人で彷徨いている高校生で放っておけず声をかけていた。最初は頑なだった天海が少しずつ家の話もするようになるが暴力を振るう父親を殺してしまい…。
12年かけて、自分の気持ちを認める陣内の心の内、既に堅気じゃないから諦めようとして諦めきれない片思いの天海の気持ち、それらが事件を通す中で細やかに浮き彫りにされてい -
Posted by ブクログ
ネタバレはあ~、とっても良かったです。
実は読みはじめる前に少し躊躇したのです。それは何でかと言うとせっかく「愛想尽かし」でハッピーエンドだったのに、波風がたってしまうところはあまり読みたくなくて。
柊也が変なことをしでかして、椹木さんが振り回されちゃうんでしょ? で、素直になれないとかで何ヶ月も何年も離れなくてはならなくなったりして……。とかね。
そんなの読むのは辛すぎるじゃんとか思って、でも英田さん作品だし、読まねば!という葛藤もあって。
だけど、思いきって読んでみたら、良い意味で裏切られました。
最初の方こそ、柊也のマイナス思考で「自分は幸せにはなれない」的な展開かと思いましたが、結局のと -
Posted by ブクログ
「たかが恋だろ」で、ちょっとせつない脇役だった椹木がメインで登場。おつとめを果たして、足も洗って、さらに大人の色気が倍増した感のある椹木です。
特にムショ内での椹木は、無口で誰ともかかわらず、超ストイックで、それがかえって強烈な男の色気とか気概とかを感じさせましたね。
で、そこで同房になった柊也。これがまた椹木を上回るものすごい色気ダダ漏れな子です。ムショで曽根のイロにされて犯されてる最中に「いい」って悶えながらも椹木をずーっと濡れた瞳でみつめてるあたり、タダモノではない。
そんな二人が娑婆に出てから、偶然にも再会。一緒に暮らし始めますが、色気は一切ナシの同居生活です。
愛情を知らずに生きて -
Posted by ブクログ
英田サキセンセ原作なので、山田ユギセンセよりは断然英田カラーの強い作品。賛否はあるかと思うけど、これが原作付きというものなのよね。
泉巳は息子を送った保育園で、中学卒業の時、訳も分からず絶縁された高津戸と12年ぶりに再会。平穏に生活していたのに、高津戸との再会で突然の嵐。泉巳は誠の出産が原因で死んだ妻の兄、暴力団幹部の椹木に、世話になりつつ危うくも微妙な関係。でも、泉巳はいまだに高津戸が気になっているから、なぜ彼が目の前に現れたのか途惑うばかり。
ま、英田センセの作品を読んでる人なら、すぐに先が読めちゃうストーリーです。登場する人物もいつものスネに傷持つタイプだし、ぐるぐるしてるはっきりしな -
Posted by ブクログ
前回からパワー失速することなく、新しい展開になってます。もちろん、中だるみもなく一気に読ませてくれました。
連続事件となった猟奇殺人を上條と瀬名、新藤と葉鳥がそれぞれの立場でさぐるというのが、この巻の大筋。新しい登場人物もどんどん増えて、さらに幅が出てきてますが、何しろ人物描写が上手いんです。なので、それぞれ個性的ではっきり性格までも把握できるから、さくさく読み進めることができました。
上條と瀬名も、なんとなーくいい感じに発展?瀬名のはげしくツンデレなところに、上條ハート持っていかれちゃったんでしょうかね。
瀬名の高校時代からの変貌ぶりがすごい。それとも、その頃からオトコを惑わす無自覚な魔 -
Posted by ブクログ
英田センセの待望の新シリーズ。お待ちかねのサスペンス系事件ドラマです。
正直言って、手に取るまでは続きモノみたいだし、暗澹たるストーリーだったらイヤだし、と余計な気を回しすぎていましたが。でも、読み始めたらそんなの一気にふっとんじゃいました。
BLという括り以外のところでも、事件ものとしてのストーリー運びの面白さが遺憾なく発揮されていて、もうさすがです。「そこで続く!?」と突っ込んで読み終わりました。。。
登場人物の一人一人がキャラ立ちしていて、読んでいてすごく話にのめり込めます。
警視庁刑事の上條は男っぽくて、性格も至って真っ直ぐ。そんな彼と対照的な、ツンデレ美形元後輩の臨床心理士瀬名。