田島隆のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
見届けた
かつて法律のほの字も知らないとき、働いていた北海道の個人経営の牧場で、突然言い渡されたことがあった。
「君が住み込んでる部屋、息子が帰ってくるから出ていってくれ。猶予は三日やる」
北海道の牧場というのも深い事情があってのことだった。
実家のある岩手県から北海道に飛んで働いていたので、北海道の道東、遠い地である。「帰りの飛行機代金はだしてやるから」と言われたものの、徐々に惜しくなって来たのか「電車にするか?電車の方がいいだろ」と言われるようになったが「ふざけるな。いきなり出ていけと言われて交通費まで値切る気かよ」と言いはしなかったが、飛行機代は履行は確保した。
とはいえ、何もいいことはない。帰りの釧路空港とか、中標津だっただろうか。飛行機の待ち時間を空港で失意の中、過ごしていた。
書籍コーナーで本を適当に手に取りながら、これからどうすればいいのか、途方に暮れた。
一冊の本を手にした。どこかで目にしたことのある独特のタッチの漫画。読むと、主人公が冒頭に勤務先の清掃会社を解雇されている。登場人物の男から「これを郵便局に出しんさい」と言われ、出すと会社からそれなりの額の金が主人公に届く。
自分に似ている、と思った。その主人公は「行政書士ってこんな人の役に立てるんだ」「ぼくは行政書士になりたいんです」私は本を一度閉じてタイトルを見た。
作品名は「カバチタレ!」といった。
あとを追うように私も法律を学び始めた。主人公田村は行政書士事務所に入ったが、それは現実には困難。独学を続けるうち、田村は行政書士資格を取り、ついに行政書士になった。
遅れたものの、ついに私も行政書士試験に合格。しかし事務所を開くにはまとまった金がいる。それを稼いでいるうちになんと、田村は所長に就いてしまった。
私は開業のチャンスがあり、遅れて開業した。仕事はそうあるものではなかった。それでも友人や知人が仕事を紹介してくれるようになった。「口約束で10万円支払う約束だったが、大金を請求されて困っている」「ストーカー被害に遭ったのに、警察が相手にしてくれない」困っている人はたくさんいた。私は田村勝弘のようになりたかった。
行政書士の業界ではカバチタレはファンタジーの世界と言われる。事件性が高いためだ。でもADRとして認められつつある。カバチタレは私の未来を示してくれた。
見届けられて感慨深い。 -
購入済み
ルールを守って飼いましょう
ねこは外に出さないは、ねこを飼う人にとっては基本でしょう。
被害にあった人にも、大切なものが壊されるという仕返しもしたくなるような思いもあった。
ルールは守りましょう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自治会問題。田舎に引っ越した家族。田舎暮らしに張り切っていたが、早速自治会に自動的に入れられて、溝掃除を言われて、氏子になるように言われ、なったら30万円を請求される。奥さんもPTAでママサンバレーの選手に指名され毎日その練習に。頭にきて自治会も脱会してしまうが、自治会のつくったゴミ収集所は使えないし、祭りに出ても自治会主催なのでいろんなゲームはできないままだ。
さてどう解決するのかと思ったら新しい自治会をつくるというのものだった。となるとまた役員が必要となり、地域起こしとなれば同じことだ。ちょっとがっかりな展開。今どき自治会に入ってない人は多いわけで、ゴミ収集なども市役所に相談すればいいだけのことではないかと思う。