高木亮のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「デッドプールが結婚!」という煽りかつギネスにも認定された膨大なキャラクターが祝福する表紙が目立つ第5巻。
結婚という大きなイベントに際して様々なキャラクターが本編中でもこまごまと描かれ、またこれまでデッドプールを担当した作家が寄稿する短編集的な話もあり、なんとも特別号な感じ。短編集てきな話はデッドプールの幅の広さを堪能することができるので、デッドプールに入門するならぜひ。
他の収録作品もアニュアル号である二重人格設定に大きくかかわる謎が明らかにされる話や、ヒトラーの客演回(!)までバラエティに富む。そしてこれらの話は独立して読むことができる。結婚自体はもちろん今までの流れあっての展開では -
Posted by ブクログ
デッドプールの人生に大きくかかわっていた組織の陰謀を暴く第3巻。こんなにシビアな話が待っているとは思いもよらなかったが、これがまたデッドプールに良く似合う。コミカルな印象の強いキャラだが、悲壮感を出せばその雰囲気にも完璧にマッチするのだということが改めてよく分かった。
作中の雰囲気すべてが暗く、重く演出されていて、デッドプールの心情に非常に共感してしまう。
それでいて熱いチームアップも忘れない。この一冊を読むだけでも損はしないだろうし、これまでのデッドプールを知っていればいるほど、ギャップに驚いたり、かつての展開を織り込んで作っているところに感服する。 -
-
-
Posted by ブクログ
スパイダーマンとデッドプールのチームアップ作品。以前発売された共演した作品のまとめとは違い、このタイトルで連載されていたということもあり、非常に丁寧に作られている印象を受ける。軽妙なノリで応酬する二人の掛け合いが面白いのは変わらないが、お互いに対する心理描写がとくにじっくり描かれている面白さが追加されているのだ。
デッドプールの受けている依頼が、スパイダーマンにとって大問題であることが事態をややこしくしており、そのややこしさがデッドプールの一筋縄ではいかない心理とうまくマッチしているため、この巻の展開すべてが非常に面白かった。
その依頼がこの巻の最後で終わってしまうので、ここから先の展開は別の -
-
Posted by ブクログ
「アメイジング・スパイダーマン」シリーズで映画においても再現されたスパイダーマンの歴史の中でも大きなイベントであるステイシー父娘の死にまつわるエピソードを収録した一冊。かつての著者たちが載せたコメントにもある通り、その後のコミックの展開を変えたのかもしれない重大な事件がしっかり読めるのはとてもうれしい。他のスパイダーマン関連作の解説の中に必ず顔を出すほどのエピソードなので、ぜひ一読しておくべきだろう。
ピーターの等身大のヒーロー像に、我々は共感して読み進めてしまうので、グウェンの死に対してもそのように受け止めなければならない。そして直接の死因がよくわからないとしたら…。一人の人間の死の影響につ -
-
Posted by ブクログ
X-MEN初期メンバーが日常的に出会う事件を描いたような一冊。一話完結の構成で、ヴィランとの戦いよりも5人の会話を描くような話が多い。まじめに進行しているのだがどこか緩い雰囲気で、とても和む。明るいX-MENが読みたければこの一冊、と言っていいだろう。何せ、スコットすら他の作品に比べて軽い。
ハンク以外の4人は現代の若者らしさが強調されているような印象で共感を覚えやすいだろうし、有名キャラのゲスト参加の話なども収録されているので、初めての人でも読みやすいと思える。個人的に、ブラザーフッド解散後のスカーレットウィッチとクイックシルバーとの交流の話が特に他作品ではあまり見られない絡みでとても和ん -
Posted by ブクログ
お馴染みデッドプールが凶悪殺人鬼にしてモンスターのカーネイジと戦う、というタイトルの通りのシンプルな二人の戦いを描く作品。
強力な再生能力持ちかつ二人ともためらわない性格があることから、苦手な人にはきつめの描写も多いのだが、そこはデッドプール。体がどんな状態になっていてもコミカルな発言を忘れないので、作品全体の雰囲気としては割と軽くなっているのでバランスはとれているのではないだろうか。
それでいて、ストーリー的にも「狂気」をキーワードにしっかり二人のやり取りをつなげていて、どんな結末にするのか楽しみながら読めたのがすごいところ。カーネイジと行動をともにする女性の存在も合わせて、実に面白い落 -
ダン・スロット / マーク・グッゲンハイム / ボブ・ゲイル / ゼブ・ウェルズ / フィル・ヒメネス / スティーブ・マクニーブン / グレッグ・ランド / フィル・ウィンスレード / マイク・デオダート / サルバドール・ラロッカ / 高木亮
Posted by ブクログ
「ワン・モア・デイ」事件を経て設定の多くにリセットがかかったスパイダーマンの新章開始。
全体的に激しいストーリーではないものの、作中でピーター本人も自認する「不幸に次ぐ不幸の連続」が初登場となるヴィランやらヒロインやらを紹介しつつどんどん起こっていく。何も悪いことをしていないのにどんどん状況が悪化していく様はとても切なくなるほど。
それでいてスパイダーマンらしい軽口をたたきながら進むために不幸でも重くなりすぎずに読めるのが魅力だろう。
序章としての意味合いの方が強いのでこの巻だけでは評価しにくいのだがそれでも面白く感じるので次巻移行への期待は増す。
本当にネガカラーで描かれる新ヴィラン -
Posted by ブクログ
メリージェーンとグウェンの間で揺れ動くピーターの心境を描いた10年前の作品。
実際には50年近く前に連載されていたスパイダーマンシリーズのリメイクなのだが、本作はピーターが亡くなってしまったグウェンに対して(テープレコーダーで)話しかける構成で物語が進む。
ひたすらセンチメンタルで詩的なピーターのモノローグと後の結末を知ってしまった上で読んでいる読者の心境が自然と重なり、読み進めるとひたすら悲しさが溢れてしまう。
現在映像化されてる作品のピーターは演者ゆえかどうにもチャラさが抜けないが、やはりピーター・パーカーはこうあるべきだよな‼︎ と感じさせてくれる一冊。
続きものじゃないので映画し -
-
-
-
-
-