松本零士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
戦空に舞う機械仕掛けの翼の中で対峙するのは己でしかなかった。冷徹な塊にその身を委ねた凡庸な男達も極限にあっては大いなる意志を感ぜずにはいられなく、その意志の中を飛ぶことが命の証となるのであった。破壊を目的とした無機質な産物に操られながらも命の意味を問う魂の戦いだけが飛び続けている。ここに紹介するのは「わが青春のアルカディア」を含む松本零士の戦場ドラマシリーズ(短編集)の第3巻。戦場での人間ドラマが描かれているようで、実は、飛行機、戦車、銃器などの武器と化した精巧な機械を使用する人間の心模様を巧みに語っている。このシリーズは11巻まで続く。タイトルがコクピット(操縦席)となっているように、軍用機
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Posted by ブクログ
戦場まんがシリーズ?1978年作。「成層圏気流」はこれまで多くの作家が思い描いたであろう、もしもの話。この話で最も辛い目に合うのは母国の勝利のために戦い敵兵を殺してもきたが、人の心を失わずに理性的である人々だ。兵器開発は戦争開始当時の想像の域をはるかに越え、とうとうたった一発で都市一つを蒸発させることのできる爆弾を手にするまでに至る。その爆弾を躊躇無く落とせる人もいるだろう。やらなければいずれ自分たちがやられるという恐怖に駆られて使ってしまう人もいるだろう。この物語の主人公はたとえ自国のためでもその兵器を使ってはいけないと判断する。しかし、この物語の結末とは裏腹に事実日本には2発の原子爆弾が投
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無料版購入済み
おめめきらきらー
お目目キラキラー!少女漫画みたいー!まさか五十年もすぎたあとスリーナイン現役でやってるなんて!てか!作者はなくなったけど!意志は引き継がれてる!
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購入済み
メタルメナ
途中から999に乗車する機械化人メタルメナ。
なんだか物言いなどが攻撃的なのだが、
なんとただの客ではなくて999には・・・。
意外なキャラ。 -
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ゴーストホッパー
アフリカに因んだ名前を持つ星の、厚みのない生命体。
自ら聖なる女王と名乗る女王の去り際が印象的だが、
この生命体をどうやって思いついたのだろうか。 -
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購入済み
。。。
心に残る面白さの漫画も一部あったけど、ほとんどの作品は、心の中が『ぽかーん…』となる『え?ここで終了なの?え?』ってなるよくわかんないなぁって印象でした。
戦争ってもしかしたらそれだけ訳のわからないモノなのかもしれないなぁ…と自分なりに思ってしまった。イマイチなんだかワカラナイ、得体の知れないモヤモヤしたへんてこりんなナニカ。
よくわかんないけど多分「空虚」に近いモノのような気がしました。