山田芳裕のレビュー一覧

  • へうげもの(18)

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    豊徳合体と同時に、公武合体も成し遂げなければならない古田織部。そんな中でも、三線に心震わせたりしてるのが、らしいといえばらしいですが業が深いといえば、ね。

    江戸初期の公武合体で思い出すのは「花と火の帝」。この少しあとの時代の話。絶筆がここまで悔やまれる小説は、個人的に他にはないです。

    豊徳合体も公武合体も、合体という名の吸収・隷属を防がんとするための思惑。
    結末は知っているだけに、どのように抗っていくのか。その渦中での「へうげ」ぶりが、常に期待させてくれます。

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    2015年02月10日
  • へうげもの(1)

    購入済み

    よく資料を調べてあります

    物語としても面白く、勉強にもなる漫画。NHKさんが好きそうな話ですね

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    2015年02月07日
  • へうげもの(4)

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    まだここまでしか読んでいないのですが、面白い。
    歴史に興味のある人にとって、さらに細部が凝っていてたまらんのではないかと思います。
    主人公を古田織部にする所。
    数寄や粋という視点で、男を語るところ着眼点が面白いと思います。
    器などの茶道の美をどう漫画で伝えるのだろうと思ったら
    主人公の表情と、オノマトペとは!!
    ほにゃっ どぉーん という言葉で、その物から感じるものを表現するのに驚きました。でも、何だか伝わります!
    また歴史の事件の解釈なども、色々チャレンジされてますね。
    明智光秀の清廉さ、そしてその為に、人の欲望や利権に疎くて、自滅していくところが、自分が想像している光秀像にかぶりました。

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    2014年02月07日
  • へうげもの(17)

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    豊徳合体に向けて頑張る古田織部。天下泰平を目指す動きがある一方で、伊達政宗や大久保長安といった不穏な動きをする一派もいる。それにしても大久保長安は本当に怪しく描かれていて面白い。

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    2014年01月13日
  • へうげもの(1)

    ネタバレ 購入済み

    数寄!

    侘び数寄の世界がこんなふうに描かれるなんて!なんたって『デカスロン』の山田芳裕ですからね。絵が凄い!真面目キャラ(明智光秀、石田光成など)とやり過ぎキャラ(加藤清正と伊達正宗とか)の描き分けが強烈。あと淀君....ww

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    2013年10月02日
  • へうげもの(16)

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    一番心打たれるのは織部がクリエイターとして作品を作り上げようとする情熱。
    時代国ジャンルは関係なく普遍的にある思いだろう。
    一笑を誘う乙な表現で、社会を変えたいと思っていて、政治的策略も巡らす。大人の漫画だなー。スリリングで面白い。
    この巻では織部の父親としての面も多く描かれる。息子も活躍して、ストーリーに2つの流れがある凝った展開。

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    2013年05月25日
  • へうげもの(16)

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    ネタバレ

    江戸幕府開府後の京での数寄の動きを描く。織田有楽斎の息子で傾奇者となっていた左門らのグループを軸に数寄に絡む話を、豊徳の駆け引きの部分では政治的な動きも描いている。

    最終的に結末はどんな形で描かれるのかが楽しみ。

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    2013年05月01日
  • へうげもの(16)

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    織部暗躍し始めるの巻。

    なんか、策士みたいな感じになってるけど、基本抜けてる人だと思うんだよな。
    ま、失敗するんだけどさ。それが、織部の死に様になるんだけど。どんな風に暗躍するんだろうかね。

    あ、コトの最中にドラゴンスープレックスは禁じ手だと思います。

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    2013年03月07日
  • へうげもの(16)

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    稀代のへうげものにして乙将、古田織部の一代記。本作もいよいよ終盤かなと思うのだけどまだまだどこへ落とし所がくるのか見えなくて滅法面白い。今回は織部に憧れる扇屋の若旦那、俵屋宗達の前に姿をみせる織部のくそじじいっぷりが笑わせてくれた。波乱の前の小春日和のような本巻だけど、緊張感もちろんあります。だって戦国だもの。

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    2013年02月25日
  • へうげもの(1)

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    歴史にも骨董にも詳しくないけど、純粋に漫画として面白い。
    独自の歴史の解釈。時代劇はファンタジーだとどっかの映画監督が言っていた。豊臣秀吉、千利休、徳川家康、古田佐介。
    絵柄は独特。だけど、慣れるし、意外に迫力もある。
    数寄か武か、それが問題だ。

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    2013年03月26日
  • へうげもの(1)

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    歴史物はあまり読まないけど、これはファッションや芸術の切り口から時代を描いててすごく新鮮だった。
    続きに期待!

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    2012年09月30日
  • へうげもの(1)

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    クールジャパンの代表であるコミックをずっと読んでいなかったのですが、、これから月1冊くらいは読むようにしようと思い、ネットカフェで選んだ一冊。
    どこまでが史実かわからないけれど、歴史上の人物の芸術やファッションへの関わりが面白く描かれていて、2巻以降も読みたくなりました。

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    2012年09月17日
  • へうげもの(15)

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    ネタバレ

    春画爆弾、意外と強い金森重近殿と、じわじわきていた笑いが、有楽斎による御茶頭人間爆弾で爆発した。サイコーでした。

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    2012年08月22日
  • へうげもの(15)

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    関ヶ原の戦いの場面が中心。
    いや、面白いと思います。どこからそんなアイデアがうまれてくるのか。織部だけでなく、人物像形がとてもいいなぁと感じます。

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    2012年08月19日
  • へうげもの(15)

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    そもそもが面白いのだが、逸話をうまく使っていてすごい。
    「アデオスアミーゴ」で投石器で飛ばされるところは笑いすぎて腹痛かった。

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    2012年08月07日
  • へうげもの(1)

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    おもしれー、なるほどこれはこういう作品だったのか。読んでみるまではどんな漫画なのか全くわからんかった。

    テルマエロマエとちょっと雰囲気が似ている。主人公は真面目にやってるんどけど見てる方からしてみれば、なんかマヌケで笑えるのだ。

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    2012年05月16日
  • へうげもの(14)

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    ネタバレ

    もうすぐ関ヶ原・・・のあたり。色々工作していますが、情報量が多くて読むのが大変。ガラシャの最期に驚き・・・でもにやっとしてしまった。
    家康はもう王者の顔に見える。

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    2012年05月14日
  • へうげもの(1)

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    漫画の世界にぐいぐいひっこまれる。
    おもしろい!!
    楽しい!!
    大好き。
    織部君のニヤリとしたり顔がたまりません。

    史実とズレていようが、いまいが、
    歴史は自由に解釈するのもおもろいな、
    と思ったよ。

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    2012年05月09日
  • へうげもの(4)

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    戦争って結局誰が良くて、誰が悪くてということはなく、参加している人みんな何かしらの悪を抱えているとこのマンガを読んで改めて感じました。

    でも悪と欲は似ているようで全然違いますね。
    左介の数寄に対する純粋な欲は、戦国時代の殺伐とした中、まっすぐ自分の信念を貫いていてむしろ清々しい。

    4巻では織部の名が…!。物語がようやく主人公を中心に動き出しましたねー。

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    2012年05月03日
  • へうげもの(3)

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    本能寺の変自体、謎が多い事件です。信長は本当に死んだのか?犯人は明智なのか?実際のところは分かっていません。
    へうげものでも作者独自の解釈で話は進みます。そして時代が大きく変わるターニングポイントですね。
    信長亡き今後、左介は豊臣、徳川、利休とどう関わっていくのか?
    3巻は次巻、今後が気になる内容でした。

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    2012年05月03日