吉田修一のレビュー一覧

  • 7月24日通り

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    「間違えたくない」

    別に取り立てて魅力的なところもないけど、人に好かれないわけでもない。
    かと言って、みんなの憧れの彼と付き合っても、きっと捨てられて、大きな傷を受ける。
    そんな、ゆるやかにマイナス思考な主人公が愛しくて、人に優しくしたくなります。

    「私も、間違ったことしてみるよ」

    自己嫌悪の裏返しのように傷つけてしまった年下の女の子に、こんな風にまっすぐ宣言できるのは、素敵なことだと思う。
    まっすぐ、自分と、周りの人に向き合うことは痛みも伴うかもしれないけれど、やっぱり見てて潔いし清々しい。

    自慢の弟も、高校時代よ憧れの人も、気のいい上司も、みんな彼女が幸せになるための登場人物になる

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    2013年05月25日
  • あの空の下で

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    ANA機内誌「翼の王国」にて連載されていた「願い事」、「自転車泥棒」、「モダンタイムス」、「男と女」、「小さな恋のメロディ」、「踊る大紐育(ニューヨーク)」、「東京画」、「恋する惑星」、「恋恋風塵(れんれんふうじん)」、「好奇心」、「ベスト・フレンズ・ウェディング」、「流されて」の短編12編と「バンコク」、「ルアンパバン」、「オスロ」、「台北」、「ホーチミン」、「スイス」6編のエッセイからなる吉田修一さんの作品。

    台北へ行く際、旅のお供に選んだ一作。

    私の場合、旅のお供の条件は、あっさりした話で旅の気分を盛り上げ、現地の良さを知ることができる作品なのだが、この作品は吉田修一ファンであること

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    2013年05月09日
  • 長崎乱楽坂

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    吉田修一は好きだけど、この作品はどうだろう。

    特殊な家庭に育った少年が大人になるまでを描いている作品。
    家を出る決心をして、それがある事情から実行できなくなった。
    以来働きもせず、まるで流れて行く時代に自分だけ取り残されたように暮らしている彼。
    弟が祖母の法事のために帰郷した時、彼の家が火事になる。

    私は彼が放火したかと思ったのだけれど、そうではなかった。特に心に残るものの無かった作品。

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    2013年05月07日
  • 春、バーニーズで

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    なんともおしゃれな本。おしゃれな話。
    箔押しのタイトルに
    モノクロ写真。
    文体もなんだかおしゃれ。

    最初、つながりが分かりにくかったけれど途中から「何かおこるかも?」というワクワク感。

    ラストの切なさが、全体を引き締めてるとおもう。

    すきな小説。

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    2013年04月16日
  • 春、バーニーズで

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    この話の前にも、あるんだね。
    読んでみたい。

    最後の章は、どう繋がるのかよくわからなかった。

    自転車の場所を聞いてないのに、わかる。そういうものだとか、好き。

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    2013年03月28日
  • 春、バーニーズで

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    一気に読んでしまったのが少しもったいない、連作短編集。

    京王線沿線で暮らす、ありふれた?家族の姿。
    瞳のような妻に憧れます。“パーキングエリア”のラストには、ほんと敵わない。こういうのが大人の女性だな。尊敬。

    最終話の置き所に迷うな。。。

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    2013年03月10日
  • ランドマーク

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    ここでの評価、低いなぁ。。。^^;

    確かに、内容は、結局なに?っていう感じはあったけども、でも読んでいて退屈では、なかった。

    読んでて街の情景が頭いっぱいに広がるのって、描写がうまいんだなぁと思う。

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    2013年01月30日
  • 春、バーニーズで

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    たんたんとした雰囲気。主人公のとりとめのない思考回路が面白い。「最後の息子」読んでなかったかも。今度読んでみよう。

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    2013年01月18日
  • 7月24日通り

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    地味に毎日を過ごしている女性。
    ふらっとどこかに旅する能力もなく…地元で自分の街をリスボンにみたてて過ごしている。
    「間違えていると思った道にあえて進んでみる。」

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    2012年12月30日
  • 長崎乱楽坂

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    栄枯盛衰ここにあり。人間の栄華って儚い。そして繰り返される人の性と業。人間の意志も儚いのか。
    生死すら越えた人々が居着いた離れに、取り込まれてしまったような感覚。生きる気力を吸い取られた気分……

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    2012年12月16日
  • あの空の下で

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    ANAグループ機内誌『翼の王国』での連載をまとめたもの。2007~2008年のものだから、もしかしたら当時読んだのかもなー。でも一つも覚えてなかった。
    飛行機や空にまつわる小説12編と、著者が訪れた6つの町でのエッセイ。

    機内誌の連載だからどれも短めだけど、移動中に読んだらほっこりするんだろうな。

    「自転車泥棒…仕事でうまくいかない女性、上の部屋宛ての手紙」は泣いたなー。一人暮らしを心配したおばあちゃんからの手紙。

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    2012年09月25日
  • 7月24日通り

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    ネタバレ

    港街に小さい頃から住んでいる本田小百合。

    二枚目の弟が自慢で、自分の街をポルトガルの街と重ねて過ごす日々。

    高校の同窓会をきっかけに、かつての憧れだった先輩と再会し、気持ちが揺らぐ。

    そんな中誇りに思う弟の彼女が妊娠したり、上司が離婚してしまったりと、色々と動揺する。
    自身の恋も揺らぐ中で、弟の彼女の言葉に勇気づけられて、前へ一歩踏み出した。

    最初弟が自分の彼女じゃなくて、父と親しくしてる女性を妊娠させたのかと勘違いしてた(死

    「自分は何色だと思います?」が印象的だけど、
    話の中では深く突っ込んでこなかった。

    目次が愉快な感じで内容も愉快なのかと思ったら
    意外なと

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    2012年08月31日
  • あの空の下で

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    ANA機内誌「翼の王国」に連載された短編集。

    それぞれ台湾、タイ、ニューヨークなどを舞台にした雲の上で読むのにふさわしい、爽やかで気のきいた短編でした。
    楽しさのなかにどこかさみしい感じもある一期一会の経験。別れだったり出会いだったり門出だったり、旅には色んな意味合いがあって味わい深い。

    台湾に行きたいぞー!
    ニューヨークにも行きたいぞー!

    重たくなくてサラッとしてるけど、この短さでも質が落ちないってのが、吉田修一さんの凄さだなぁ。「悪人」で有名になったけど、本来サラッと描くのが上手い人だと思う。

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    2012年08月28日
  • パーク・ライフ

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    【フレーズメモ帳】
    「何も隠すものがないから、それが嫌で無理に何かを隠しているふりをしているのよ。」

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    2025年01月24日
  • 春、バーニーズで

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    一度読んでみたいなぁと思っていて手にとったら、あまりにバブリー過ぎて吹いたw
    あの時代を過ごした世代は、一生こうなのかと思うとちょっと切ない。
    昔のカセットレーベルみたいなモノクロ写真の挿入がまたバブリーでもの哀しい。わかってやっているなら降参だ。
    物語の内容は面白いけどディテールがいちいち恥ずかしいのは、この作者が自分と同い年だからだろうか。

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    2012年05月09日
  • ランドマーク

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    人の心の奥の歪みとか苛立ちが、斬新なデザインのビルの建築と共に淡々と綴られる。おもしろいことはおもしろいけど、物語を楽しみたい人には向いていないかな。「パレード」、「悪人」のほうが楽しめた。

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    2012年03月24日
  • 長崎乱楽坂

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    関係ないけど、記憶に残っていないってことは、読んでないのと一緒なのかなぁ。。

    吉田修一は大好きなのに、これは覚えてない。

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    2011年12月26日
  • 春、バーニーズで

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    最後の話は、瞳の元夫??
    会社休んで日光に行く話が良かった。妻の対応がまた素敵。
    写真は微妙^^;?

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    2011年12月04日
  • パレード

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    『悪人』では出会い系サイトを『パレード』はルームシェアを題材にしている。現代を代表するサブカルチャーは若者の寂しさがキーワードなのだ。どちらも上辺だけつくろう事で、なんとか体裁をたもっている。ものすごく不安定な土台の上に立っている。ものごとには裏と表は必ず存在するのだが、彼らは美しい表しか見ようとしない。意識的に裏があることを忘れる努力をする。それは自分が傷つかずに生きるすべなのだ。彼らは若くして悟ってしまった、物知り顔の老人のようだ。

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    2026年05月13日
  • 7月24日通り

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    ハッピーエンドを期待して読み進めていたのだけど、
    結末にはちょっともやもやするような…。
    でも「間違ったことをしてみたい」とする気持ちは私もわかります。
    それが恋愛なんですかね。

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    2011年09月14日