宇仁田ゆみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
あらすじ
りんとダイキチが出会ってから1週間後を描いた「ちいさなハート」,コウキのおでこの傷跡ができたときのエピソード「にくめないワケ」,りんとダイキチ,コウキとコウキママの夏休みを描いた「ふたつのかぞく」,りんの母親・正子とその夫の馴れ初めを描いた「メガネドロップ」,コウキがグレていた中学時代を描いた「うっかりラビリンス」,りんとダイキチのその後を描いた「それから」の計6つの短編を収録した番外編であり最終巻。
感想
りんが子供のころの第一部のエピソードを読むと,第一部で終わるか,または,ダイキチとコウキママが結ばれるという終わり方でもよかったのにと思ってしまう。もっとも,りんとダイキチが結 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「早いとこいいヤツ見つけてくんねーかな?なんかやりづらいから」
「その言葉そのまま返す!!」
そんなコウキとりんの関係も落ち着いた頃…突然、ダイキチがギックリ腰に!
ダイキチの面倒を見たり、コウキママの育児期のギックリ腰体験を聞いたりするうちに、りんは『親子とは?』『“お母さん”とは?』と考え始める。
そして、ついにダイキチに内緒で戸籍を取り寄せるのだが…。
6巻までのごたごたが終わって、
りんの気持ちに整理がついてきて、
ついでに母親とのいろいろも解決して、
そしたら大吉の大切さを実感してきた感じで。
なんか大吉のこといろいろ意識してきた感があって、
これはこれで面白い。