宇仁田ゆみのレビュー一覧
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祖父の葬儀で発覚した彼の幼い隠し子を引き取ることになった30代の独身男性の子育てに追われる日々を描いたハートフルストーリーの第二巻。
りんを引き取り、保育園の申し込みや職場の配置転換などで本格的にりんを育てていくという体制に入ったダイキチ。
ただふとした会話の中で母親のことについて聞いても何...続きを読む -
祖父の葬儀後、いろいろあって女の子を引き取った男性の淡々としながらも子育てでいそがしくなる日々を描いたハートフルストーリーの第一巻。
主人公の河地大吉(かわちだいきち)は母方の祖父の葬儀のため有給をとって来ていた。
祖父の家に入るとそこには知らない女の子が。
いとこの子供だと思った彼女の正...続きを読む -
SHIROBAKOを見ても思いましたが、アニメの制作って大変そうです。大きな事件などは起こりませんが、仕事上の悩み、制作現場の日常、人間関係などが興味深かったです。後輩アニメーターの鹿子さんのキャラクターもよかったし、先が気になります。
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30歳独身男子が会ったばかりの6歳の女の子を引き取るって有り得ない話だけど、ダイキチはきちんと世話しててえらい!
子育てに対して何かを犠牲にしてると思ってないところが信用できる。ダイキチ母は最低…
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謎だったリンの母親とダイキチは会うことに。おじいちゃんの書き残した通り人として親として成熟しきっていない、ちょっと変わった女性だった。未だ謎多いまま…
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水谷緑先生の『こころのナース夜野さん』の単行本を持っており、こちらの作品を追いかけたくてはじめてスピリッツを買いましたが、他の連載作品もとても面白かったです。特にお仕事や研究を題材にした作品は、一話を作り上げるのにどれほどの取材をされたのだろうという読みごたえで、通読してみたくなりました。
単行本...続きを読む -
高校合唱コンクールもの、多数の生徒たちを描き分ける群像劇はさすが。思わぬところで「君の名は。」もじりが出てくるのが可笑しい。エピローグにはコロナウイルス予防のオンライン授業が描かれている。Posted by ブクログ
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りんの思いが流石にコウキにばれて、
びっくりした、引いた、眠れなかったと言いつつも
でも、安原みたいのに取られるくらいなら
ダイキチのほうがいいと言うのがコウキらしい。
ラストについては納得行かない人がいるのもわかるが
個人的にはここまで丁寧に描いてきてくれていて
りんとダイキチが全くの他人だった...続きを読むPosted by ブクログ -
中学生になったふたり。
あかり先輩はあまり好きになれないし、
そもそも怖い先輩相手で嘘をついて訊いてきているとは言え
人のメールアドレスを勝手に教えるクラスメートは
自分の中ではかなり非常識だ。個人情報をなんだと思っているのだろう。
りんちゃんが携帯を捨てようとしてる時、
多分携帯だけじゃないいろ...続きを読むPosted by ブクログ -
りんちゃんもコウキも高校生。
最初はびっくりしましたが、ちゃんと読み進めていくと
芯は変わっていない。
コウキが、母ちゃんはてっきり大吉とって言うところが
ちょっと驚いた。
コウキは
俺に気を使って無理に再婚したり逆に諦めたりするな
どっちにしろばーさんになったら俺が面倒見てやる
と台詞でもはっき...続きを読むPosted by ブクログ -
春子さんのエピソードも中々好き。
大吉が干渉しすぎず冷たい訳でもなく、
大人な距離感で落ち着く。
大吉にパパ友ができるのも微笑ましい。
自分のことしか考えてなかった、この人たちはその時既に守る側だった
という事実もそうだが、それに気づけて
そう考える大吉がとても好きだ。
地続きの場所にこういう人た...続きを読むPosted by ブクログ -
記念樹の話がとても素敵。
お葬式の日に初めてあって急に擬似親子関係になった
大吉とりんだけれど、
出会ったあの日よりもっと前から同じ流れの中にいた
というのが血の繋がりというか、家族の温かさを感じる。
りんちゃんはとてもしっかりしていて、
ビニール袋を指が乾燥していてさっと開けられない大吉に
「へ...続きを読むPosted by ブクログ -
大吉やコーキの前では本来のりんちゃんの姿なのだろうが
子供ながらにおじいちゃんがいなくなり自分が疎まれていることを
感じただろうお葬式の日のことを思い出せば
態度が頑なになってもおかしくないだろう。
最初は少し心配だったけれど、自分で口に出せないまでも
大吉の実家がりんちゃんの中で
また来たいと思え...続きを読むPosted by ブクログ -
映画を見たので原作が気になって読み返し。
大吉は勢いとは言え、
多くの人が難しく感じ避けるような、
それでも本当はそう言うことが正しいと思っていることを
しっかり口に出し実行できる、とても尊敬すべき人だ。
無口でもりんどうを摘みおじいちゃんにあげようとするりんはとても可愛らしくいたいけだ。
会社...続きを読むPosted by ブクログ -
『マニマニ』のキャラクタも登場の『アンチカガミコント』を含む短編集。
相変わらず、元気で一生懸命な宇仁田作品のキャラクタ。
楽しい、可愛い作品のタイトル。
ご満悦。
『エバグリン』の女子の”勢い”なんて、まさしく宇仁田作品!でツボ。Posted by ブクログ