• 推しが武道館いってくれたら死ぬ(7)【電子限定特典ペーパー付き】

    生誕祭と浴衣

    この巻では、あーやと優佳の生誕祭が見られます。キャラクターの個性が際立つエピソードはみていて面白いです。それぞれのオタクの人にスポットを当てた話も読んでみたくなりました。
    また、メンバーの浴衣姿を見ることも出来ます。可愛いですよ。

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  • 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2)【電子限定特典ペーパー付き】

    絵が可愛い

    絵が本当に可愛いです。表紙の絵よりも白黒の方がより繊細でキラキラして見えます。小さなカットでもアイドルの子達の表情や仕草がちゃんと描き込まれていて愛くるしいです。
    一方で、おじさんのキャラクターがちゃんとおじさんらしく描かれているのもいいと思います。眺めているだけでも楽しい漫画です。

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  • 月刊!スピリッツ 2021年1月号(2020年11月27日発売号)

    雑誌ならではの楽しみ

    水谷緑先生の『こころのナース夜野さん』の単行本を持っており、こちらの作品を追いかけたくてはじめてスピリッツを買いましたが、他の連載作品もとても面白かったです。特にお仕事や研究を題材にした作品は、一話を作り上げるのにどれほどの取材をされたのだろうという読みごたえで、通読してみたくなりました。
    単行本派で普段はほとんど雑誌を買わないのですが、自分が知ろうとも思わなかった分野に、お話しの展開の面白さや情動を誘う作画で連れていってもらえるは、雑誌を読むからこそ味わえる楽しみなのかなと思いました。

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  • Daisy Jealousy

    キャラの魅力がくすんで見えた

    絵はきれいだし、お話やキャラの心理描写もあらすじを読んで期待した通りで面白かったです。
    ただ、メインキャラの二人が互いの仲を深めるきっかけを持ったりお互いへの気持ちを確認したりする場面で、度々無神経・意地悪だったり都合がよかったりする女性キャラが出てくるところがどうにも苦手でした。そういうシーンが挟まれる度に二人の人柄の魅力や、互いに向ける想いの強さがくすんで見えました。
    個人的には男性のライバルキャラや友人が出て競いあったり気持ちに気づかせてくれる展開の方がよかったです。好みに合いませんでした。

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  • 果ての星通信1

    設定が楽しい!

    地球のロシアに生まれ育った青年「マルコ」が、ある日突然銀河の星の管理者として働くことを強いられるお話し。
    登場する星やそこで暮らす宇宙人の設定がさりげないのに細かく練られていてとても面白いです。作者の方は、生物・言語・建築など幅広いものに興味を持たれていて面白いことをたくさんご存なのだろうなと思いました。それを物語を通して垣間見せてもらえるようか気がして嬉しいです。次はどんな星だろうなとわくわくします。
    ウェブ連載で読んだことがありましたが、単行本にはあとがきや局員の記録なども収録されており、とてもロマンチックかつ本当にこんなことがあるのではと思うような手触りで、とても素敵でした。
    手元...続きを読む

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  • ライフ2 ギバーテイカー(2)

    悪い人の顔

    悪い人達の仕草や表情を描くのが上手いなと思います。
    特にこの巻では、ルオトの勤めるパン屋の店主、津山のいかにもいい人ぶった態度の裏に隠されたおぞましい本性が明らかになります。性虐待者であることを知ってから振り替えると、それまでの会話のなかでもちょいちょい感じていた娘に対する態度の違和感が伏線であったことに気づかされます。
    ルオトに唆され復讐せんとする娘にすがる津山のの表情と態度が本当に本当に気持ち悪くて、主人公樹の信念を持った表情やその家族との暖かい様子を描きながら、一方でこんなおぞましい人も描けるだなんて、すごいと感じました。

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  • ライフ2 ギバーテイカー(1)

    表情に胸を揺さぶられる

    とても絵の上手い作家さんだと思います。
    少女漫画なような柔らかなタッチから劇画調のものまで、シーンに合わせて描き分けられていて雰囲気がビシバシ伝わってきます。
    特に表情の描き方が秀逸で、大袈裟でないのに毎回そのキャラクターの内面をいい面も悪い面もえぐり出すようで、予想を裏切られながらも「ああ、こういう人なんだ」といちいち納得させられます。
    話の展開もテンポよく、面白い作品です。

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  • 春を抱いていた ALIVE 6【電子限定かきおろしマンガ付】

    この人達に出会えてよかった

    あとがきに『「岩城と香藤の人生を描き切る」という目標が達成する』とお書きになっていますが、その通りの最終巻でした。
    キャラクター達の台詞の一つ一つが、それまでのそれぞれの人生を背負って立体的に浮かびあがり胸に迫ってくるような、珠玉の作品でした。漫画を通してこのキャラクター達に出会えたことを本当に幸せに思います。
    作者様に敬意と感謝を。この作品を描ききって下さりありがとうございました。

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