宇仁田ゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本編の最終巻(10巻は番外編)。
ほのぼの路線が途中から恋愛路線にずれていったのは予想外だったが、「そういうもんか」と思って読むと面白かった。
若干の裏切られた感はあるものの、作品としては良いのではないか。
しかしながら、オチが予想通り過ぎて(実は血縁者じゃありませんでした!という点)、それが残念。
読み落としただけかもしれないが、結局りんの父親は誰なのか? ダイキチとりんが付き合うことについて、まわりはどういう反応をしたのか? そのあたりが10巻でも明かされないままに進行していったのが腑に落ちない。
映画・ドラマも機会があればチェックしたい。 -
Posted by ブクログ
あらすじ
りんとダイキチが出会ってから1週間後を描いた「ちいさなハート」,コウキのおでこの傷跡ができたときのエピソード「にくめないワケ」,りんとダイキチ,コウキとコウキママの夏休みを描いた「ふたつのかぞく」,りんの母親・正子とその夫の馴れ初めを描いた「メガネドロップ」,コウキがグレていた中学時代を描いた「うっかりラビリンス」,りんとダイキチのその後を描いた「それから」の計6つの短編を収録した番外編であり最終巻。
感想
りんが子供のころの第一部のエピソードを読むと,第一部で終わるか,または,ダイキチとコウキママが結ばれるという終わり方でもよかったのにと思ってしまう。もっとも,りんとダイキチが結