宇仁田ゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「うさぎドロップ」でおなじみの宇仁田ゆみさんの
子育てエッセイ漫画です。
私の本棚には、いつも宇仁田さんの漫画があって
繰り返し、何度も何度も読んでいます。
飽きないのです。
読むたびに新しい発見があったり、
読むたびに「あ、ここって、こういう意味なのかな」なんて、新しい糸口を見つけたり。
このエッセイ漫画はその最たるものです。
何度読んでも飽きないし、
何度読んでもほんわか、温かい気持ちになれます。
子育てエッセイ、というと
「子育てはやっぱりこうすべきなの!」「私はこう子育てしてるの、見てみて!」
なんて作者さんのエゴが見え隠れして、最近食傷気味だったのですが…
この作品は違いました -
購入済み
等身大の子どもたち
子どもの気持ちも大切に描いてる漫画なので、私は好きになりました。
最初の祖父の葬式の話から、大吉がりんと暮らし始めて、色んな家族とふれ合って、子育てや家族について考えて…。お話の流れは現実的で、オーソドックス。世間で言われる子育て事情にも触れています。
(他の方も評価が高い所みたいです)
でもそれ以上に好感が持てるのは、等身大の子どもたちをちゃんと描いてる漫画だということ。
高校時代の話も丁寧に描いてますが、元気盛りな一方で物事を真っ正直から受け止める事しか出来ない繊細な6~7歳児を表情豊かに描いてるのは読んでて凄く嬉しかったです。
大人目線で語られるだけの物語になってない。 -
購入済み
名作
1巻が無料で配信されていたのがきっかけで
全巻読みましたが、出会えてよかったと思わせてくれる
作品でした。(私は今35歳の独身男)
祖父が残した6歳の女の子を引き取った30歳の男の話。
子育てと仕事の両立から始まり、ほのぼのとした子育ての
話なのかと思いきや、終盤で「ええっ」と思わせてくれる
展開に・・・。子供を持つぐらいの世代の人なら男性でも
楽しめる作品です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレノイタミナでアニメ化された作品の番外編。
やっぱどの話を読んでも和みます。小さいころの話しから、りんが大学生になってからの話などなど。
自分はその中でも、コウキたちと水族館に行く話が気に入りました。お世話になってるからといってコウキのお母さんに入場券をもらってしまい、大吉が「チケットありますと言えばよかった」と後悔するところは素直にありがとうと言えない男子特有な感じでおもしろかったです。また、お母さんとベンチに座って今の状況を再確認した時に「これって家族みたい・・・」とか考えてるとことかも独身男性だったらよく考えてしまうことなのではないのでしょうか。
そういった、大吉の思考などがリアルでホント