宇仁田ゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
りんがちっちゃいのはこの巻までなのか!
表紙だけ見てたとき、早くりんの大きくなったとこ読みたかったけど、今はまだちっちゃいままでずっと見てたい。
この作者、マジ天才!って言い回しやカットがたびたび出てくる。
マンガ家って、人の気持ち想像する天才なのかも。って思う。
ダイキチはほんと人生まじめにがんばってる。りんが現れたから、では多分なく。りんも、まわりのおとなもコドモもがんばってる。
「これからも俺は、みみっちいことでドキドキオロオロするんだろう それはあの人もこの人も同じだろうか」
「何にしてもだ これ・・・やっぱ犠牲とかとちょっと違うような・・・そんな気持ちになりつつある」
自分自身 -
Posted by ブクログ
勢いも手伝って、女の子を育てることになった30歳の未婚の男(仕事もある)、ダイキチ。彼が、小さな女の子「りん」と暮らすことによって体験するのは、まったくもって世の親が直面するものとおんなじモノ。
保育園の送迎があるから、残業の少ない部署に異動希望。
実の母親に、子育て能力(自覚)がない。
仕事しながら入学準備、授業参観、炊事、洗濯、宿題の点検・・・・・・
この辺に、妙な共感があったりするWMなのだな。しかも彼の場合、現状スタンダードではない「男性の育児」なんだもん。
ダイキチが、りんのことを考える思考も、生活も、シングルパパ(実子じゃないんだけど)のそれ。けれども、彼のすごいとこは、この生活を