宇仁田ゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1巻から8巻まではみなしごのりんちゃんと育ての親のダイキチの
逆境に耐えながらも元気に頑張る様を描いたヒューマンドラマだったけど
8巻ラストのりんの衝撃の告白により事態は急変。
どうやって収集つけるのかと思ったらそうかそうきたか・・・
そういうラストもありっちゃありだけど無理やり最終巻に詰め込んだ感じがして
ちょっと最後が早足過ぎたね。
登場人物たちの感情の変化にやや追いつけなかったし
ダイキチとコウキママの恋愛パートをブン投げた感じがしたし2巻分は欲しかったね。
このラストは賛否両論極端に分かれると思う。
ずっと丁寧なストーリーだったのに最後の難局を打破するのだけが
どうにもご都合主義な気がしてちょっと勿体無かったけど
それでも面白い事に変わりは無いのでなんだかんだでやはりおすすめ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ物語は主人公のダイキチ・30歳がじいさんの葬式に出る所から始まります。
じいさんの家に行くとそこには6歳の女の子がおり、実はその女の子は
79歳のじいさんが愛人の間に儲けた子である事が判明。
事情が事情なので親戚一同に冷たくあしらわれ、引き取り手も無く
心を閉ざしかけたその子にダイキチが手を差し伸べ二人暮らしを始める。
というのが導入部。
りん(女の子)はただ少しだけ周りの環境が特殊なだけで自身は何も悪くないのに
もう少しで不幸のどん底に落ちていたと思うと心が痛みます。
そんな境遇なので、とにかく幸せになってもらいたい!
というのが読者が抱く共通の心情だと思いたい。
1巻から4巻まではりんとダイキチの不慣れな生活編。
5巻からは一気に10年の時が過ぎ、
りんは16歳の高校生、ダイキチは40歳のおっさんへと成長。
りんが実の母親探しを始めたり、ダイキチの恋の成就を見守る青春(?)編。
10年間でダイキチは変化無しですがりんは芯の強い子に育ちました(笑
成長過程も勿論ですが、二人の日々の暮らしを見守る事が醍醐味だと思います。 -
ネタバレ 購入済み
りんが幸せになってよかった
ただただそう思う。
ダイキチも父親として葛藤があっただろうけどりんの幸せのために生きる覚悟を決めて、
でもそれは我慢とは違ってりんの幸せを願ってそうしたいからして、
りんも自分の気持ちに苦しんで諦めて傷ついたけれども、
最終的にりんが幸せになれて良かった。
いろんな家庭の事情を持つ人たちがこの作品には登場して、みんなそれぞれの悩みを抱えつつも前に進んでいく。
そういった姿に励まされもしたし、色んな愛の形を認めて、弱さも認めて、それでも下を向かずに進む気持ちにさせる、素晴らしい作品。