宇仁田ゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレもったいないぐらい一気に読んでしまった。これはすごい! 第一巻というかアニメ一期というか映画版というか、そのいずれかに触れたならばここまで読まなければ意味が無いとすら思える。それぐらい、本当はこの作者が何を意図してこのような設定・展開にしたかったのかが終盤で強烈に明らかにされていて、それが何だか、かっこいい!
血の繋がりすらない二人が、死に物狂いで築き上げた擬似親子の物語。一見この展開は唐突なようでその実、伏線はずっと前から貼られていたし、この作品の本質は子から父へ、父から娘へ、娘からまた次の子へ、と縁と縁とが繋がってゆく物語だったのだと思う。二人のこの先が幸せなのかは、わからないけれど、で -
Posted by ブクログ
ネタバレりんと出会ってからアセったりびびったり楽ではないけれど…
特別でもない…のかな?
6歳児との生活は何かと大変! でも、犠牲とかとちょっと違うような…
そんな気持ちになりつつあるダイキチ31歳の春――
一人のときには味わわなかったどたばたした毎日。
けれどそれを特別だと思わなくなってきてる。
そういうのが子供を育てるってことだと思う。
自分には子供はいないけど、
姪が出来て明らかに意識が変わりました。
姪のためなら自分の損とか考えず、普通に我慢するようになりました。
ほのぼのどたばた子育てライフ。
大変だと思うけれどやっぱりうらやましい。 -
購入済み
登場人物が魅力的
登場人物が皆いい。特にイケメンおっさんのダイキチ。
4巻では主人公の一人であるりんは6歳ですが、5巻からいきなり高校生編です。
ラストの9巻では、高校卒業までにある決断をすることになるのですが、過程をすっ飛ばしていきなり卒業と駆け足気味だったのが残念。
ストーリーは何回も読み返したくなるようないい話。絵もきれいで男性にも女性にもうける感じだと思います。
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Posted by ブクログ
作者が本当に書きたかったのは…、こっちかな? いや、違うかも。なんてね。
では仕切り直し。
作者のそもそもの着想は、こっちだったんじゃないかなーという印象を持ちました。そこまでのお話の整理を、りん6歳から書いてたら4巻分使っちゃったみたいな。
さすがに無理がある解釈かな。でも、そのくらい、キャラクターとストーリーの生き生き感が変わった気がするのです。高校1年生という子どもと大人をとても中途半端に持ち合わせている感じの絶妙な表現とか。
#作者のお子さんってこの年代なんじゃ…(追記)違ったみたい…
でも、コーキが自分のクラスにいたら嫌ってたかもなーとは思ってしまった(^^;;;。
あと