一色まことのレビュー一覧

  • ピアノの森(24)

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    いよいよ演奏が始まったカイのピアノ。
    始まってすぐにアクシデントがあるものの、ブレないピアノと演奏でオケすらもピアノに引っ張ってもらう形に。
    その演奏は、様々に形を変えて、演奏するもの、聴くもの、感じるもの全てが言葉では表現できないほど「気持いい」ものへとなっていく。世界に響く、カイだけのピアノで。

    途中の大空に舞ったあたりで鳥肌がいっぱいでした笑
    レイちゃんが泣くところ、終わってから指揮者とハグするところ、阿字野と抱きしめあうシーンでは本当に感動しました。
    便所姫もここまで追いかけてくるのが可愛らしいですね。冴ちゃんがんばれ。
    次巻ではレフの演奏です。審査員のポーランド贔屓はもとより、それ

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    2014年07月13日
  • ピアノの森(23)

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    阿字野先生と出会い、言葉をもらえたことで、全てのこと、生きていることにも感謝を覚えたパン。
    その演奏は、今までのような冷たいものではなく愛に溢れた温かい演奏となりました。
    音楽も表情と同じで素直なんですね。嬉しいことがあれば音が弾むし、悲しいことがあれば音も沈む。だからこそ、奏者の考えや気持ちが出るんでしょうけど。
    完璧の演奏をこなし、拍手が止まない中、同じく阿字野先生から全てを教わり、全てを忘れて、全てを出すように言われたカイ。
    カイは自分の演奏でなにを思い、演奏するんでしょうか。
    非常に楽しみです。

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    2014年07月13日
  • ピアノの森(22)

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    やっと、ゴシップ記事のやつらが捕まりましたね。
    どの世界にもいますが、確かに面白いと思うこともあるんでしょうが、書いてる本人自信が楽しいのか気になりますが。
    さて、そのことでパンはなんとかなりましたが、やはりついて回る、『モリノハタ』。カイにはどんだけ頑張っても認められても、人を幸せにしてもその出生がついて回るんでしょうか。
    悲しいことですよね。

    終盤はそれぞれがそれぞれのために、ピアノを弾き、想いを乗せています。
    音楽はいいですね。
    パンも吹っ切れて今まで以上の演奏が聴けそうです!

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    2014年07月12日
  • ピアノの森(21)

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    カイのために。
    ひた向きにピアノに向かう阿字野先生に感動です。言葉ではああ言ってますが、本当はカイと一緒にピアノも弾いて教えたいでしょうし、弾けない自分がもどかしく感じてしまうこともあるでしょう。
    でも、カイがいるから、カイが自分を慕ってくれるから阿字野もまた、頑張れるのでしょうか。
    そして、仲直りした修平とカイ。二人の連弾もすごそうですね。
    色が違うだけに、化学反応が起きそうです。

    自分や周りに素直になれたぶん、他人のピアノも素直に受け入れられるようになった修平です。今回のことからまた新たに成長できるんでしょうね。

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    2014年07月12日
  • ピアノの森(20)

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    本音だけど使う言葉を間違えて伝えてしまった雨宮と、やっと話せて、子供のころから親友で大好きだった雨宮からきつい言葉をもらったカイ。
    そして、同時に自分の間違いに気づき、息子に謝りたい、色々伝えたいと感じた父親。パンのおかげで二人の関係は戻ったように感じますが、カイと雨宮はどうなるのかな。
    そして、勝利のためへと最終日に延期にさせ、それまでオケと合同で演奏できる環境に幽閉されているパン。
    でも、この言葉って初日のレフなんとかも体調不良って言ってたけどわざとなのかな?
    彼はずる賢そうなので。

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    2014年07月11日
  • ピアノの森(19)

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    カイの二次予選が始まりました。前の奏者がポーランドの新星だったことから、かなりのプレッシャーがあったと思います、審査員も知り合いもそうだと思っていましたが、演奏が始まるとすぐカイの空気になってましたね。
    カイの演奏はそれにしても、どれだけの人を惹きつけるんでしょう。パンやソフィアなど他にも大勢興味をもたれる奏者はいますが、カイほど心に突き刺さる奏者はいなさそうですね。

    そして、後半になって、まさかの雨宮は脱落。
    自分なりの、自分でできるピアノを弾いて、納得はしてたはずなのに、カイを見た瞬間にそれすらも受け入れられない状態に。そして、父親も落ちたことへの怒りなど。すれ違いの感情が育っていきます

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    2014年07月11日
  • ピアノの森(18)

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    パンの演奏も終わり、いよいよ雨宮の順番が回ってきました。
    アダムスキに言われた言葉を思い出し、今の自分を表現数rために、カイだけに聞かせるためにコンクールと言う枠から抜け出しても自分だけのピアノを演奏しきりました。
    雨宮自身も満足し、落ちる要素もないと思っているが、それとは裏腹に父親は心配ばかりしていく。
    なんというか、気持ちはわかるような気がしますが、自分と阿字野を比べて、息子とカイも比べちゃうんでしょうね。
    どっちが優秀なのかとか。知らない間にも息子を追い詰めて言ってることにいつ気づくのでしょう。そして、雨宮は無事に予選を突破できるのかな。

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    2014年07月11日
  • ピアノの森(17)

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    雨宮自身の苦悩とそれを知らないながらも、言葉で癒すアダムスキ。みんながみんな自分のピアノを信じ、それぞれがショパンを思う中、雨宮だけはカイへの勝利しか思ってなかったのかもしれませんね。
    それは、作中中盤のパパ側でも言われています。自分が無意識にでも意識していた阿字野への対抗心が息子にも伝わり、打倒、阿字野へと向かってしまっていると。

    雨宮も自分だけの音色で弾いてみたらどんな音を出すのか楽しみですね。そして、いよいよ二次予選が始まり、ソフィとパンが弾き終わりました。
    初めて聞く、阿字野と似たピアノに困惑はしつつも、根底にあるものはまったく違いますね。
    音楽は表現が人によって違うのでそれも面白さ

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    2014年07月09日
  • ピアノの森(16)

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    カイのピアノの演奏がメインです。ショパンの気持ちをそれぞれが汲み取り演奏し、それを審査員が評価する。
    演奏者も審査員もそれぞれですから、各個人がどのようにショパンを思うかは自由ですが、それを他人に求めることは違いますよね。自国のためという名目はわかりますが。
    ショパンは別にしても、カイの演奏はみんなに届いたみたいで会場はてんやわんやしていましたが。
    そして、一次予選の通過者発表。それぞれの思いを胸に発表が行われましたが、カイと雨宮は無難に。しかし、アダムスキがまさかの敗退となりました。作中の通りでしたらひどいものです。カイのピアノと阿字野先生との約束と、どこまで通用していくのか楽しみです。

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    2014年07月08日
  • ピアノの森(15)

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    今巻では、ショパンコンクールの最初の方からカイの友人となった、プレッシャーに弱く、体調も崩しガチ、森の木霊こと、レフ・シマノフスキの登場です。
    当初はいいやつかと思ってましたけど、本当に体調をあやつって最終日の、それもカイの前にわざと・・・?なんて思ってましたが、どうなんでしょう。
    ピアノの演奏は、ポーランド人の新星現る!みたいな感じでした。審査員に開催国が多く審査に影響するのは、まぁ、リアルでも一緒ですよね。
    でも、レフもすごいピアノ弾きの血筋を受け継いでいるみたいで、やっぱ血統というものはあるのかなーと思いました。
    そして、最後はカイの出番。弾きたかった子犬のワルツをはじめ、流れるように曲

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    2014年06月26日
  • ピアノの森(14)

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    着々とコンクールが進んで行くなかで、カイのピアノは自由でどこで弾いても愛されていますね。
    それだけ、音が自由で優しくて胸を打たれるんでしょう。同じ鍵盤の同じ音を放つ楽器でも、奏者によって違うのはよくわかりますものね。
    そして、今回は雨宮の出番です。
    本人が意識していないところで神経質になり、絶対に負けられないという思いが強すぎるのか、ピアノこそ完璧になれど、音に魂がない状態なんでしょうか。
    自己中心的で、一方的な。そんな印象をマンガでは受けました。

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    2014年06月26日
  • ピアノの森(13)

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    いよいよ、始まったショパンコンクール。
    今巻では、カイが何らかで手に異変があると臭わせています。
    本人と病院、冴えちゃんの言動と本。たまたまかもですがピアニストとして致命的な感じもします。ただの腱鞘炎なら誉子みたいに治るでしょうけど、そんな本じゃなかったし、カイ本人がピアノの声を無視したーって誉子に言ってましたしね。心配です。

    コンクールでは、それぞれのピアノに対する思いや感情を出してます。
    色々な選手がいるなか、展開がどう進むのか気になります。

    あ、あと。ゴシック記者。自由で需要もあるんだろうけど、嫌いです笑

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    2014年06月23日
  • ピアノの森(11)

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    誉子さんの怪我もついに司馬先生にもばれてしまう。
    けど、カイに逢いたい気持ちが強すぎて、途中棄権はしない。と断言。
    誉子さんもそうだけど、そこまで一時逢えた人に心を寄せるのはすごいことですよね。気持ちはすごいわかるんだけど、時々すごく空しく、寂しく感じます。誉子はそんな空虚な気持ちにはずっとならずにただただ追い求めてきたのかな?
    そして、司馬先生の思惑でついにコンクールでカイのピアノを聴くことが出来た。
    ピアノ描写いいですよね、芸術って聞いたり見たりすると、その情景が想像できるといいますが、自分も本当に効いてみたくなります。
    そして、終了後、ついに二人は近くの森のような場所でであることができた

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    2014年06月22日
  • ピアノの森(10)

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    カイと冴ちゃんのお話。
    色々あって、付き合うことになってるようだけど、色々な噂や真実や嘘や言われて、ほぼ破局状態に。
    でも、カイの行動と気持ちで二人は一緒に暮らすことになった・・・。それで、次の話からは誉子さんの話。
    やっぱ登場してきたね。でも、冴ちゃんはカイがすきなのか、マリヤが好きなのかちゃんと描写はないけど、カイの姿でも惹かれてるって書いてあったからそうなんだろうなぁ。
    そして、カイを想い、逢いたいという気持ちだけで、全ての大会にほぼ参加し、左手の痛みも隠したまま出場している誉子さん。カイもバイトやめて1年後の演奏会に出場する予定。そのときに二人は出会えるのだろうか。

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    2014年06月22日
  • ピアノの森(9)

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    ピアノのスランプから脱出はできたものの、カイの本気ピアノを聴いて、カイと自分との差を感じてしまうが、それでも逃げないと心に誓う。雨宮も昔からピアノ一筋だっただけに、ずっと嫉妬なんか持ち続けているんでしょうね。
    でも、そのおかげでお父さんのピアノも素直に聞くことができて、ピアニストとしても、人間としても成長できたのではないかなーと思います。
    そして、唐突に久々に登場の誉子とこちらも唐突に登場の新キャラ冴ちゃん。
    展開的には冴ちゃんなんだろうけど、誉子もここだけで終わりじゃなさそう。ずっと想ってた気持ちもあるんだろうし、再会したときどうなるんでしょうね?

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    2014年06月22日
  • ピアノの森(24)

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    カイのピアノが森を抜けだしてポーランドの平地を駆け抜けて世界に羽ばたいた

    繊細な感受性を持ちながら、酷な状況にもヘコたれることなく立ち向かう心の強さを備えてる
    カイという子が阿字野先生に出会ってピアノの才能を開花させた奇跡に感謝

    レイちゃんと阿字野をくっつけて幸せにし隊

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    2014年06月02日
  • ピアノの森(24)

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    この巻は、ショパンコンクール決勝におけるカイの演奏を、最初から最後まで実況中継している感じの巻。あらゆる美麗字句を駆使して「カイの演奏の凄さ」を表現しているけれど、あまりにもくどいので、読んでいてちょっと食傷気味に。それを差し引いても、読みごたえは十分なので、まあいいか。

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    2014年06月01日
  • ピアノの森(9)

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    これで、10巻の最新刊の「ピアノの森」につながりました。

    今、読み返して気がついたのですが、誉子のお話は、思いっきり「番外編」とかいてありますねぇ。
    実は、大きくなった海の物語に、誉子は、あんまり絡ませる気がなかったのかも。

    これからどんな風に展開していくのか?楽しみです。

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    2014年05月30日
  • ピアノの森(10)

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    ということで、いよいよ、「ピアノの森」の今までコミックになっていない部分が読めます。

    えーと、多分、カイの恋愛のお話が「アッパーズ」掲載分で、誉子の話は「モーニング」の新連載分。
    このあたりの切り替えは、ちょっとだけ唐突な感じがします。
    多分、雑誌が変わったということで、当初の予定とは変わったのではないかと思います。

    でも、ドキドキはかわらずです。

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    2014年04月16日
  • ピアノの森(2)

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    「ガラスの仮面」的なおもしろさもありますよねぇ。

    こうやって読むと、カイって、ものすごく才能があります。やっぱり、超えていく人は、才能と努力の両方が必要なようです。
    そして、雨宮の方は、努力の人。

    そう思わせておいて、というどんでん返しも、すごいのですが。

    この作品は、アニメにも、ドラマにもできない。マンガだけのおもしろさです。

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    2014年04月03日