一色まことのレビュー一覧
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誉子さんの怪我もついに司馬先生にもばれてしまう。
けど、カイに逢いたい気持ちが強すぎて、途中棄権はしない。と断言。
誉子さんもそうだけど、そこまで一時逢えた人に心を寄せるのはすごいことですよね。気持ちはすごいわかるんだけど、時々すごく空しく、寂しく感じます。誉子はそんな空虚な気持ちにはずっとならずにただただ追い求めてきたのかな?
そして、司馬先生の思惑でついにコンクールでカイのピアノを聴くことが出来た。
ピアノ描写いいですよね、芸術って聞いたり見たりすると、その情景が想像できるといいますが、自分も本当に効いてみたくなります。
そして、終了後、ついに二人は近くの森のような場所でであることができた -
Posted by ブクログ
カイと冴ちゃんのお話。
色々あって、付き合うことになってるようだけど、色々な噂や真実や嘘や言われて、ほぼ破局状態に。
でも、カイの行動と気持ちで二人は一緒に暮らすことになった・・・。それで、次の話からは誉子さんの話。
やっぱ登場してきたね。でも、冴ちゃんはカイがすきなのか、マリヤが好きなのかちゃんと描写はないけど、カイの姿でも惹かれてるって書いてあったからそうなんだろうなぁ。
そして、カイを想い、逢いたいという気持ちだけで、全ての大会にほぼ参加し、左手の痛みも隠したまま出場している誉子さん。カイもバイトやめて1年後の演奏会に出場する予定。そのときに二人は出会えるのだろうか。 -
Posted by ブクログ
ピアノのスランプから脱出はできたものの、カイの本気ピアノを聴いて、カイと自分との差を感じてしまうが、それでも逃げないと心に誓う。雨宮も昔からピアノ一筋だっただけに、ずっと嫉妬なんか持ち続けているんでしょうね。
でも、そのおかげでお父さんのピアノも素直に聞くことができて、ピアニストとしても、人間としても成長できたのではないかなーと思います。
そして、唐突に久々に登場の誉子とこちらも唐突に登場の新キャラ冴ちゃん。
展開的には冴ちゃんなんだろうけど、誉子もここだけで終わりじゃなさそう。ずっと想ってた気持ちもあるんだろうし、再会したときどうなるんでしょうね? -
Posted by ブクログ
淡々とそれぞれが課題を超えていって、いよいよカイの番に。
でも、今回の巻でわたしが声をあげるほど衝撃的だったのは、阿字野先生の家!!!
なんか、お城みたいな洋館で、壁一面がワードローブ。
大金持ち??
なんで、小学校の音楽教師をしてたんだろう。
小学校の音楽教師の給料では、あの家を維持できないだろう。ということは、別に、なにもしなくても充分食べていけるだけの遺産があったということですよねぇ。あの仕事を気に入っているようにも見えなかったし。
坊ちゃん??
ねぇさんに、
「この人、なんで小学校の先生をしていたんだろう」
と言ったら、
「えっ、小学校の先生なんて、していたっけ?」
と