一色まことのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレショパンコンクールの話が続いてくるなかで、
ショパンに対する誤解が溶けてきた。
ショパンの曲を聞きながら、読んでいると、話の中に、だんだん引き込まれていく。
音楽は、いろいろな人の思いが詰まっているのだろうが、
CDだけを聞いていると、ピンとこないことがいろいろあることに気がついた。
クラッシック自体、食わず嫌いだったが、
コンサートで聞いてみて、演奏者の人間の思いが伝わってきた途端に、
聞けるようになった。
ピアノの森をそれから読むようになったので、
ピアノを弾く人の思いが、伝わってくる。
パンウェイをはじめ、登場するコンテスト参加者の思いを、
丁寧に描いている -
Posted by ブクログ
見所が山のように詰まった5巻。
便所姫のエピソードは弾き始めるまで本当に大丈夫なのか!?とハラハラして見守ってしまった。たくさん出てくるモーツァルトの亡霊、マネから脱却できないカイ、ただ1人(?)の観客、とにかく全てのエピソードが緊張と感動の繰り返しを生んでいる。カイの演奏は会場で聴いているかのようにピアノの音が聞こえてくる気がした。
そして何より「規格サイズじゃない」この一言につきる。楽器を弾く人だけでなく、全てのチャレンジをする人に勇気を与える言葉ではないだろうか。
「あれを評価したらカンペキを目指してきた他の子に示しがつかない」という審査員のおばちゃんの言う理屈も理解できる。努力し