一色まことのレビュー一覧

  • ピアノの森(1)

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    全巻
    12巻ぐらいまでは最高に面白い。
    が、ショパン・コンクール篇が長すぎ。いらない。
    終わり方は結構好き。

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    2016年04月21日
  • 花田少年史(3)

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    星を4つにしたのは、最終巻(※番外編ではない)で再び交通事故に遭った一路が「自分に幽霊が見えたという事実・今まで出会った幽霊たちの存在」をすべて忘れてしまうのですが、周囲の「一路には幽霊が見える、ということを知っていた人たち」までそのことを忘れてしまったのだろーか・・・という疑問が残った点です。覚えてはいるがあえて触れないようにしたんでしょうか?かなり「???」と思ってしまいました。

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    2011年01月26日
  • 花田少年史(2)

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    車にはねられて以来、幽霊やら生霊やら、妖怪(?)まで見えるようになってしまった小学生・一路が主人公。昭和39~40年代初頭が舞台だと思われます(この漫画で初めて「オート三輪」を見ました)。おゲレツシーンや笑えるシーンも満載ですが、泣けます~(T_T)。
    特に気に入っているのは2、3巻。事故で瀕死の重傷を負った春彦は、死ぬ前にかつて同棲していた女性・加奈に一目逢いたいと一路に身体を借ります。一路の姿をした春彦が見たのは、加奈と別れた後に生まれた自分の娘。親のいいなりに事業を継ぎ、生きる気力も失っていた春彦でしたが・・・・・・。死者との関わりが圧倒的に多い漫画ですが、生者に生きる希望を与えた話だっ

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    2011年01月26日
  • ピアノの森(2)

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    こちらも、「宇宙兄弟」同様、モーニング。そして、未完結。母親がコールガール(?)、父親はおらず、地方の猥雑な繁華街で育ったピアノの天才児が、ピアノの才能とともに成長していくお話。

    本当は、未完結のものは当然文庫版もないし、何巻まで出るかわからないし、イコール出費の限度がわからないし、先が気になっても読めないし、コミックで買っていると間が空いてのめり込みにくくなるので、完結しているものを読みたい気分だったのですが、有名な作品だし、短い期間に2人にすすめられて買って、面白かったので、仕方ないです。面白いものは仕方ない。

    一気に19巻まで(途中3冊だけとばしましたが)読んだので、カイ君がおっきく

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    2011年01月09日
  • ピアノの森(1)

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    とにかくカイが羨ましい。

    それに、全く邪魔な感情なしにピアノを音楽を、純粋に好きになれるなんていいなぁ…。

    おごりのない、本当に弾きたいから弾いてるって、いいなぁ…


    カイのこれからが楽しみです。

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    2010年12月20日
  • ピアノの森(19)

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    よもやこの展開…!
    痛いところ突いてくるんだよなあ…
    ダイナミックにご都合かと思えば、指に棘の刺さったかのような繊細な、現実的な苦い展開を入れてくる。
    それがこの本が続いてる理由なのかも知れない。

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    2010年11月24日
  • ピアノの森(18)

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    タラララ~♪ラララ~♪
    《 子犬のワルツ 》等を聴きながら何度も読んでしまった。
    生まれながらの才能ってやっぱりあるんだろうなぁ・・・

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    2010年11月20日
  • ~ガキの頃から~ 一色まこと短編集

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    短編も、うまいよなぁ。
    昔のインタビューに、物語の全部を制御してかいているみたいな言葉があって、あぁ、本当に、その通りだなぁ。でも、それを感じさせないぐらい制御されているよなぁと感じたことがありました。

    「駒子」とか、「咲ちゃんにお手上げ」とかが、好きです。

    まぁ、「恋人のわっ!!」とかは、技巧派のこの人らしい物語ですが、理屈で作ったことがわかりすぎるので、失敗かな。
    ギャグというか、構造を見せるマンガだから、アレでいいんだけれど、一色 まことの作品として見ると、ちょっと厳しめの点数になっちゃいます。

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    2010年11月02日
  • 花田少年史(4)

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    多分…昭和30年代のお話し。
    私がワルガキぶりを発揮していたのが昭和40年代なかばだから
    この漫画の主人公「花田一路」の方が年上だな(笑)←勝手に決め付けておる

    いや~。それにしても…エライ悪ガキぶりじゃ(ガハハハハハ)
    私も相当だと自負しておるが、彼には負けると思った。

    そんな悪タレ小僧の一路が、ある日オート三輪に轢かれてしまう
    頭を強く打ち、後頭部を9針縫い、ツルっぱげになるものの、奇跡的に命をとり留める

    ところが事故の後遺症か、一路は幽霊が見えるようになってしまう
    見えるどころか、話まで出来ちゃうもんだから幽霊達が一路を頼って集まりだす
    「一路なら、
    思いが残り成仏できない我等を

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    2010年09月10日
  • ピアノの森(18)

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    雨宮父にイラつきを感じながらも、雨宮自身が自分の音を見つけることができたのは本当に良かったと思う。
    カイはもちろんだけど、雨宮も頑張ってほしい。ほんと。

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    2010年08月16日
  • ピアノの森(18)

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    内容説明
    森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!!『ピアノの森』、待望の最新第18巻!
    優勝候補パン・ウェイの演奏も終わり、ショパン・コンクール2次審査2日目へ突入。アダムスキの言葉を心に響かせ変わろうとしていた雨宮についに覚醒の時が──。
    「カイくん! 今僕はキミに聴かせるために、ピアノに魂を入れよう!」 コンクールが少年をコンテスタント(出場者

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    2010年08月15日
  • ピアノの森(18)

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    ショパンコンクール、二次予選。

    パン・ウェイの演奏が終わったところから始まります。
    うーん、結構パン・ウェイっていい奴なんじゃない?
    そして、雨宮父の微妙な葛藤も見え始めるこの巻。レフのことも含めて先がすごく気になります。
    梨本先生(?)が来てるのも気になるし・・・。カイの手の具合がどうなのかとか。

    あー、このコミックを読むと、すごくショパンが聞きたくなります。
    17-18巻の間はそんなに空いてないと思うので、どうかこのまま突っ切ってほしいです。

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    2010年08月14日
  • ピアノの森(18)

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    雨宮再生。
    カイのビアノに惹かれながら、自分の壁を越えられずにいた雨宮が、ようやく自分のピアノを好きだと思える演奏が出来た。……のに、今まで一番の支えであり拠り所であったお父さんの反応が気の毒すぎる。
    でもそれがまた、気持ちとして分かるところが何ともなぁ。
    彼を思ってくれている人たちが、みな喜んでくれただけに、この襲撃は静かに静かに雨宮を蝕んでいく気がします。

    今回はカイの演奏がなくて残念!
    ピアノの森を読んでいて、カイの、阿字野先生の演奏しているのを見て、音なんて当然聞こえないのに、音を立ててクラシックにのめりこんでいった自分としては、ちょっと寂しい巻でした。
    でもいろいろと波乱の予感…!

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    2010年08月07日
  • ピアノの森(18)

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    雨宮くんのお父さんは、なんだか切ないよなあ。
    そして、なんであのお母さんと夫婦になったのかなぞ。

    この作者さんの漫画は、いいことがあればあるほど、このあとに大きな落とし穴がありそうで怖くなります。そこがいいんだけど。

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    2010年07月28日
  • ピアノの森(18)

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    良かった。
    ピアノの森の中でも特に好きな巻だと思う。
    サイドストーリー中心なのだが、マンガを楽しむと言うより、コンクールを楽しまされた感じ。
    しかし、カイの演奏は今回は無いため、星5つは次巻に持ち越しです。

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    2010年07月27日
  • ピアノの森(18)

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    小学生のころから友達でありライバルだった二人。
    今雨宮くんのピアノがかわりましたね。カイの力でなかったのはちょっと残念だったけど、それが難しいのはよく分かっていました。
    あれだけまわりから注意されて、自分でもこのままでいいのかと疑問に思っていたはずなのに、なぜパパは音の変化よりもコンクールの結果が大事なんだろう・・ バカ!

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    2010年07月25日
  • ピアノの森(17)

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    音楽の才能をもつひとって本当にあこがれる・・・
    ピアノに対して、音楽に対しての気持ちがすごく伝わってくる作品。コンクールも佳境?に入ってきました!!
    先が気になる!

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    2010年06月27日
  • ピアノの森(17)

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    印象深いのはアダムスキの言葉。努力は誰でもしている、そしてそれを努力とも思わない人もいる。何のために?誰のために?誰かを喜ばせたい、自分も楽しくありたいと思えば、きっと努力も楽しくなるだろう。確かに何かに熱中している時はそれを努力とは思わない。勉強も、端から見ればイヤな勉強でも自分にとっては趣味と同じことになる。そういったことを思い出させてくれるエピソードだった。
    後半は2次審査の開始。パン・ウェイの闇が明かされる。パン・ウェイもまた闇を背負っている。それぞれの登場人物は境遇は違いながらそれぞれ悩みながら道を歩いているのだ。興味深い。

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    2010年05月16日
  • ピアノの森(15)

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    友人でもライバルでもあるレフのピアノ。かなりプレッシャーを感じやすいレフは本当に大丈夫なのか?と心配し、応援したくなる。

    そしていよいよカイのピアノ。この作品で常々思うのは演奏の表現が非常に優れているから音が聞こえてくるかのようだ。音楽を題材にした漫画は色々あるが、ここまで演奏の妙を表しているものは他になかなか見当たらない。カイの演奏する森のピアノは読者にもしっかり伝わってくる。背筋がゾクゾクした巻だ。

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    2010年05月16日
  • ピアノの森(14)

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    ショパンコンクール本番、雨宮のピアノの番だ。
    ここには最も読者が共感を寄せるであろう雨宮の苦悩が描かれている。カイというライバル、自分のピアノの評価、全てを吹き飛ばすほどの努力と苦労をしても心の闇は自らへのプレッシャーとなって消えない。
    特にライバルのアダムスキの告白との場面が印象的だ。普通なら「こんな天才でも苦労している側面があるのか」となるところだが、雨宮はそうではない。それほどの深い闇を心に持っているのだ。1枚岩の友情や努力の成就を描かないこの作品の良いところが出ている巻だ。

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    2010年05月16日